サイズは次の3つ分かれている。
スタンダード:胸囲...52cm / ミニチュア:胸囲...37cm以内 / カニチュア(カニンヘン):胸囲...30cm以内
体重9キロ・クラスをスタンダードと呼ぶ。
これを改良した4.8キロ以下のクラスをミニチュアと呼ぶ。(カニチュアについては下で説明あります)
毛質は、短毛(スムースヘアド)長毛(ロングヘアド)剛毛(ワイアヘアド)がある。
カラーは、一色・二色(単色にマーキングがはいったもの)・三色(特色で縞・まだら)となっている。
代表的なカラー
● レッド(こげ茶色)
● ブラック&タン(黒地に目の上、口元、四足などにこげ茶色のタンがある)
● チョコレートタン(体全体がチョコレート色で目の上、口元、四肢などに茶色が配色)
● ダップル(黒地に白またはグレー色の斑点がある)
(原産国) ドイツ
(体高) スタンダード、21〜27センチ、ミニチュア12センチ前後
(体重) スタンダード9キロ前後、ミニチュア4.5キロ
(値段) 12万円前後 (ショータイプはそれ以上20〜30以上...)
独特の体形を活かして活躍した猟犬 ダックスフンド
世界的に家庭犬として人気が高いダックスフンドだが、もともとはかなりタフな猟犬。ドイツ原産のこの犬種はアナグマ、ウサギ、イタチといった小型獣を鋭い嗅覚と不屈の精神で追い、見つける遠吠えて猟師に知らせる犬だ。追われて地中の巣穴へ逃げ込む小動物を逃がさないように、長胴短脚の体形を利用して穴に飛び込む。バセット・ハウンドとは共通する祖先を持ち、数百年の歴史があるこの犬種、ドイツでは猟犬と家庭犬を完全に分けて繁殖されている。
(名前の由来)
ドイツ語でダックスは穴熊、フンドは犬、アナグマの猟犬という意味。ドイツではテッケル、ダッケル、欧米ではソーセージ・ハウンドの愛称がある。
(性格)
辛抱強い性格で、活発で好奇心にあふれ愛情深く忠実。その上、賢くて、表情も豊かだ。機敏で縄張りや家族を守ろうとする意識が強い。ひょうきんな態度やしぐさをする。知的だが、服従心はそう強くないので訓練はやや入りにくい。
(飼育のポイント)
肥満させない。服従訓練と十分な運動が大切。
子犬の頃は栄養価の高いものを与え、成犬になったら過食に注意する。もともと食欲旺盛なので、求めるまま与えると必ず肥満になる。ダックスフントは、体型上、背中が椎間板ヘルニアになりやすく、肥満はその引き金になる。
(カニンヘンについて)
ドイツではダックスフンドの人気が高いが、日本とは異なってフィールド・トライアルが積極的に行われている。その経緯の中から生まれてきたのがカニチュア(カニンへンとも発音)。カニチュアは胴回りが30cm以下のダックスフンドのことで(生後15ヶ月以降に採寸、JKCではミニチュアのグループに属している。カニチュアとはドイツ語でウサギのこと。つまりウサギの猟をするためにちいさなボディが要求されたのである。
ただし、カニチュアと認められるのは、生後15ヶ月以降の採寸の後の事で、カニチュア同士の犬を交配することによって、あらかじめ小型のダックスを生ませることは認められていない。もちろん、これは健康な血統を守るためである。日本では生後15ヶ月以降に採寸するシステムはないので、現在のところ、どいつでカニチュアと認められた犬のみをカニチュアとしている場合が多いのが現状。ちなみにFCIに加盟していないアメリカ、イギリスにはカニチュアというサイズはない。
(病気)
椎間板ヘルニアに注意。黒色表皮肥厚症という皮膚病が稀にでる。
(体高)
スタンダード牡23-27cm, 牝21-24cm
(体重)
スタンダード牡7kg以上, 牝6.5kg以上, ミニチュア上限4.8kg
(グルーミング)
シャンプーは月2回ぐらいスムースヘアは手が掛からないが、ロングヘアは1日1回のブラッシングを。ワイヤーヘアはとくに生後3〜4カ月の手入れが重要で、まめなブラッシングで抜け毛を促せば、立派な硬い毛が生えてくる。
(運動)
特にハードな運動は必要ないが、毎日の散歩は欠かせない。2頭以上の複数飼いにし、ふだんからじゃれ合って遊ぶようにしておけば、肥満の防止に効果大。
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