見積り作成方法3

ファンクション・ポイント法

ファンクション・ポイント法とは、プログラムが持つ機能をポイント数に換算し、 その合計からプログラムサイズを見積もる方法です。

ポイント数換算方法は3つのステップで成り立っています。 まず最初に、標準的なほとんどのプログラムは 5大機能(標準機能) を持ちこの機能毎に機能使用数を下記表(表001-0001)に当てはめ、ポイント数を算出します。 ポイント数の換算方法では、数と複雑度を考慮して計算します。

次に、上記以外の機能、難易度から 調整ポイント (表001-0002参照)と呼ばれるポイント数を換算しその合計を算出します。

上記2つのポイント数が算出できたら下記方程式を使ってプログラム全体のファンクション・ポイントを計算します。


全体のファンクション・ポイント = (5大機能ポイント数合計)*{ 0.65 +(調整ポイント数合計 * 0.01)}


全体のファンクション・ポイントが算出できたら、年間統計資料等に記載されている表(参考例:表001-0003)を参考に工数を見つけます。
(参考例:表001-0003)




5大機能ファンクション・ポイント換算表 (表:001-0001)

機    能
簡    単
中    間
複    雑
合    計
   外部入力数  (    ) x 3 = (    )  (    ) x 4 = (    )  (    ) x 6 = (    )
 (    )
   外部出力数  (    ) x 4 = (    )  (    ) x 5 = (    )  (    ) x 7 = (    )
 (    )
   ファイル数  (    ) x 7 = (    )  (    ) x 10 = (    )  (    ) x 15 = (    )
 (    )
   照会数  (    ) x 3 = (    )  (    ) x 4 = (    )  (    ) x 6 = (    )
 (    )
   インターフェイス数  (    ) x 5 = (    )  (    ) x 7 = (    )  (    ) x 10 = (    )
 (    )

合   計   

 (    )

この表でポイント数に換算時使用している定数は標準的な定数で、開発、マンパワー関係の統計資料などを参考に変更すると良いでしょう。 年々新しいツール、言語が発表され実際に開発に携わる時間が短縮されていますので定数もそれに合わせて変更します。




調整ポイント抽出表 (表:001-0002)

機   能(項目)
ポイント数(1〜5)
 トランザクション発生度  
 データエントリー使用度  
 会話型データエントリー使用度  
 処理ロジック  
 オンライン使用度  
 オンラインDBの更新度  
 分散処理度  
 性能重要度  
 プログラムの再利用度  
 ハードウェアの制約  
 変換・導入の容易度  
 操作の容易度  
 変更・使用容易度  
 複数業務使用度  

調整ポイントは1〜5ポイントで作成します。
この表の項目は一般業務プログラム開発の一部の項目ですが、大まかな項目はこの表で十分です。 それぞれの開発対象のプログラムに合った項目に変更して使用すると良いでしょう。




DBDA ファンクション・ポイント定数表画面

DBDA画面

ユーザー設定の定数でポイント数を計算し見積り作成時の参考資料としてExcelに抽出する時のテーブルです。