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戯曲「米百俵」は明治初期の長岡藩が舞台。隣の藩から送られてきた米百俵を藩士に分けずに学校建設に使うと言う小林の元に藩士が撤回を求め集まる。後半は山本有三による小林虎三郎の研究や米百俵の実際を探る。 小林虎三郎は長岡藩の大参事(老中)。彼が学校を作ったこと、長岡藩に米が百俵送られたことは文献などから事実のようだが、実際にこの米百俵で学校を建てたのかは定かではないらしい。 著者の研究によると小林は時代の先見者で、教育こそが時代を作る人材を生むと見ていた。後半の小林研究は戦中の原稿も含まれるので、若干軍国主義的な発言もある。この本は米百俵の精神よりも、小林という人物に焦点を当てた本だ。 (2002.04.19) 内容 |