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異性と心が入れ替わる、ということは誰しも想像することではある。もし自分が女だったら、もし自分が男だったら。今の性別では体験できない何かが体験できるかもしれない。 ということはあまりこの物語とは関係ないようである。最初の方では王女と入れ替わったヒーローが浴場に向かうシーンがあるが、性別の違いというか、そういう関連はここだけという印象である。いわば、ここが低俗に萌えるシーンなのかもしれないが、個人的にどうでもよい。 精神が入れ替わった先の、全く別の世界では王国が何者かによって乗っ取られようとしていた。それを主人公拓也が入れ替わった王女リアンが救うというストーリー展開である。 リアンの侍女とリアンに入った拓也の間でちょっとした恋愛みたいな形に発展するというのがあって外見的にはレズに近い気がするが、一方でリアンはクリードという別家の嫡男と見合いしているので精神的には拓也とクリードのホモ関係でもある微妙さ。 そういう、表面的には一国を救うありきたりなストーリーに、精神的な交わりがあって、結果的にちょっと複雑で面白い展開だと思う。スイスイと読めるタッチでもあるが、後半で爆弾を作るための化学物質や鉱石が延々と出てくるのは読者を盛り下げるかもしれないと思った。 (2002.12.02) 内容 |