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嘘つきは妹にしておく

オススメ度:1
★★☆


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嘘つきは妹にしておく

清水マリコ
MF文庫J(し-02-01)、2002年11月30日発行
ISBN 4-8401-0674-6 C0193

シナリオを失った本の妖精がヨシユキの前に現れて一緒にシナリオ探しをして欲しいと乞う。その「物語」は、登場する人物がそれぞれ色々な人に分散してしまっているんだそうで、ヨシユキはその妖精みどと一緒にシナリオの一部を持つ人たちと接していく。

男と女が一緒にウロウロしているってのはあまりに怪しいということで、二人は兄妹という関係に暫定的になるが…。というのがオチなのでこの先は書かないけれど。ストーリーはトントンと進むのでスイスイ読める本だと思う。文章もけっこう上手いんじゃないかな。

シナリオは演劇の脚本のような展開なんだけれど、物語の全容は読んでいるうちにわかるけれど、脚本全てが見られるわけじゃないので微妙に欲求不満。作者が主催する劇団で実際に演じた物語だそうで、作者のウェブサイトを覗けば話は分かるということ。物語は少し悲しい感じの話なんだろうけど、あまりそういう印象は受けなかったと思う。

(2003.08.09)
内容
ある日、主人公・ヨシユキのカバンの中に、見覚えのないものが入っていた。それは、ほとんどのページが真っ白な、おかしな本。「その本はね、あるお芝居の脚本なの」突然現れた女の子は、自らを「現実じゃないの。妖精かな」と言う。ヨシユキはその少女「みど」と共に、失われたページを持つ人々を捜すことに……。果たして、そこに描かれていた物語とは? そして、みどの正体とは? あなたの心に切なさと懐かしさを喚起するファンタジックストーリー。



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