多重録音の基礎からキモ〜CubaseSXで遊ぼ!
エフェクトのかけ方(3)...挿入型と分岐型(2)
2003/10/24更新(前回10/18)___通算No.170

分岐型(フェーダの前で信号を取り出すプリフェーダ)
フェーダ前で取り出すということは、現在のフェーダ位置に関係無く分岐されるわけで(アタリマエ)、フェーダをどう動かそうが、効果音は効果音としてしっかり求められるケースで利用する、と。この考え方は、元々モニタ用のミックス作りが主目的でおました。エンジニアとミュージシャンが別人の場合はもちろん、録音用の各フェーダの設定とは別バランスでモニタしながらプレイしたいケースはよくあること(ついでに言えば定位設定もそう)。ただSXのミキサーはモニタ専用なんでそういう考え方は不要。ぢゃプリフェーダをナニに使うかってーと、特殊効果が欲しい時ざんす。例えばリバーブをプリフェーダでかける。フェーダを下げる。でもリバーブの方にはセンド送り量で設定した分だけ送られ続けるから、結果として原音ナシの残響だけの効果が出せる、いわゆる神の声遊びが出来たり。

分岐型(フェーダの後ろで取り出すポストフェーダ)
一般的にセンド(或いはAUX)でエフェクトかけると言えば、こっちのルーティングを指すことでおます。リバーブ、フランジャー、コーラス、ディレイなどフェーダで調整する原音の音量に対し、その量とシンクロした効果を付加したい時、言葉で書くとナニやらヤヤこしいけど、要するに自然に近い効果をつけるための方法。リバーブで言うと上の例とは逆に、原音がフェードアウトしてく中、残響だけがシンクロして小さくなって行かずに鳴り続けてたら多くの場合は困りますけんの(笑)。

エフェクトルーティングの基本3パターン
エフェクトルーティングは基本的にこの3パターン