多重録音の基礎からキモ〜CubaseSXで遊ぼ!
エフェクトのかけ方(5)...VSTセンドエフェクト(1)
2003/11/5更新(前回10/30)___通算No.172

今度は分岐型、AUXセンドに行きませう。SXでは「VSTセンドエフェクト」と呼称してます。

センドエフェクトの用意 [1]最初は挿入型同様、欲しいエフェクタをラックにスタックするとこから始まるわけだけど、挿入型のように目的のチャンネルの「VSTチャンネル設定」画面を開いて、そこにあるセンド用のラックへ直接スタックすることは出来ませぬ
それは挿入型が「そのチャンネルのためだけに使う」ものに対し、分岐型は「全チャンネルで共同利用するもの」だからなんですね。

前回のOverdriveインサート設定を仮にch1だとすると、こいつはあくまでch1内での一連の信号の流れん中で働くわけです。だから試しにch2の「VSTチャンネル設定」画面を開いても1段めは「エフェクトなし」になってるでしょ。

対して分岐型の場合はスタックしたエフェクトはどのチャンネルからでもアクセス出来る概念なんで、センド用ラック1段めにReverb Aをスタックすると、ch1の「VSTチャンネル設定」画面を開いても、ch2でもグループチャンネルでも、要するにどこから見てもセンド用ラック1段めはReverb Aちゃんがデデンと鎮座してる、と。

センド用エフェクトラック [2]そんなわけで、センド用のエフェクトをラックにスタックするには、任意のチャンネルの「VSTチャンネル設定」からやるんではのうて、メニューのデバイス - VSTセンドエフェクトで「センド用ラック」画面を呼び出し、そこへスタックしてやる手順となり申す。

左絵の画面がその「センド用ラック」っすけど、要はコヤツ、みんなが共同で利用する汎用ラックと考えればよいでせう。

センド用エフェクトラック [3]その後は設定についても使い方にしても挿入型と同じでおます。センド用ラックの8つの段の中で、(どこでも好きな段の)「エフェクトなし」と表示されたところでマウスをプレス。センド用に用意されたエフェクタがカテゴリー別に分けられちょるけん、階層を進んで目的のエフェクタのとこでマウスを放せばオッケー、と。

ここではReverb Aをチョイス。

エフェクト設定画面 [4]「エフェクトなし」状態からナンかしらのエフェクタをスタックすると、ダイレクトにそのエフェクタのパラメータ設定画面が開くから、遠慮のういぢくりまくりませう。

いぢりの結果にマンゾクしたら、この画面はさようなら。

かくしてセンド用ラックの1段めにめでたくReverb Aがスタックされたわけだけど、センドエフェクトの場合、続いて「どのくらいの音量を送り込むか」の設定をしてあげないけません。

送り量、送り先の設定 [5]それが左絵のエフェクト名左にあるスライドバーね。こいつを右へ引っ張って水色面積を広くしてやれば、Reverbへ送られる信号量が多くなるから、結果として効果音、ここでは残響音ですね、それも増え申す。

この作業は上の[4]作業との兼合い。モニタしてみて効果がうるさいだの物足りないだのの調整が必要になった時、[4]でパラメータ再調整や左絵画面での送り量調整を見直す作業になるわけざんす。再度[4]の画面を出すには「e」ボタンをクリックしませう。

それとエフェクト音の送り先を(オーディオI/Fが対応してれば)マスター以外に設定してやることも出来まする。