ガンバ大阪 |
3 |
0-2 0-0 1-0 |
2 | 名古屋グランパス |
| 16’小島宏美 (11) 26’松波正信 (24) 115’播戸竜二 (18) |
58’望月重良 (9) 89’望月重良 (9) | |||
1999 年Jリーグの最初のTV地上波中継です。開幕試合の放送がなかったので危うく見逃すところでした(^_^;)。
さて、呂比須ワグナー、山口素弘、楢崎正剛という日本代表 3 選手を補強し、優勝候補の一番手としてうわさされる名古屋グランパスは、開幕戦のアビスパ福岡戦も勝ちはしたものの調子は良くなく、今節のガンバ大阪戦でも前半終了時で 2 点のビハインド。中盤でパスがつながらず、ガンバのロングパスに苦しめられる展開。
ガンバ大阪の先制ゴールはキーパー岡中勇人のパントキックが名古屋グランパスゴール前まで、飛んできたのに対して、不用意に飛び出した楢崎正剛の目の前で、小島宏美がボレーでループシュート。ボールは楢崎の万歳した両手の上を越えてゴールへ、今季からオフェンシブハーフをやる稲本潤一の復帰とホーム万博競技場での開幕試合を祝うすばらしいシュートでした。
前半のガンバはこの得点シーンが象徴するように、ロングボールを早く前線に供給する形で自分たちのペースで試合を運びます。右ひざのケガ復帰した稲本潤一も次第に調子を上げて前線でボールにからみ、解説の加茂周氏、柱谷哲二氏の称賛を浴びます。でも、加茂周氏の本当のお目当てはサンフレッチェ広島からガンバに移籍した柳本啓成の様で、代表チームで彼が重要なときにケガでプレーできなくなったことを、今でも悔しく思っているのが伝わってくるようなコメントでした。さて、その柳本啓成は右アウトサイドで前半はチームの調子の良さも手伝って、いいプレーを見せます。前半の名古屋グランパスはガンバ大阪とは対照的に、パスがつながらず、全員ピクシー状態でイライラ。それでも、ストイコビッチからの正確な FK、CK が平野孝、望月重良のシュートを演出します。これには加茂周氏もスタンで観戦しているただのおっさんと化したように褒めまくります。しかし、前半は小島宏美が楢崎正剛に倒されて得た PK を松波がきっちり左すみに決めて 2-0 としたまま終了します。
アナウンサー「開幕戦グランパスは良くなかったみたいですが、今日はどうですか」
加茂周氏「引き続いてよくないですね」
後半はガンバ大阪が、ピオトル-柳本啓成-小島宏美とつないだ絶好の追加点のチャンスを、小島がふかした後は、名古屋グランパスの中盤でのパスがつながりはじめ、右サイドを突破した岡山哲也のマイナスのパスに走り込んだ望月重良がヘッドで合わせ追い上げると、後半終了間際に再び望月重良がゴールを奪い、優勝候補の意地を見せます。
そして、1999 年初の延長戦が始まると、攻める名古屋グランパスと守るガンバ大阪という構図で、シーズン 7 年目で導入された初の引き分け試合かもという予感漂う中、オフサイドをかいくぐって抜け出した小島宏美からのパスを受けた播戸竜二がゴールを決めて決勝 V ゴールとなりました。
万博にはけっこうお客さんも入っていたようだし、ホームでの勝利、ガンバ大阪の皆さん、おめでとうございます。ジュビロ磐田、鹿島アントラーズは第 2 節も勝ちました。名古屋グランパスは優勝争いから半歩後退といったところでしょうか? はやく、チームとして機能することができるように期待しています。