1999 年 Jリーグ 1st stage 第 11 節

ジュビロ磐田

2

0-1
1-0
0-0
1-0
1 鹿島アントラーズ
84’名波 浩
111’藤田俊哉
37’小笠原満男

1999 年 5 月 5 日 国立競技場

テヘランで行われたアジアクラブ選手権で優勝し、凱旋帰国したジュビロ磐田が国立競技場で鹿島アントラーズと対戦。決勝ゴールを奪った藤田俊哉が「自分の体じゃないようだった」と語ったように、疲れのあるジュビロに対し、アントラーズは中盤からの激しいチェックでペースをつかむ。

前半 14、23、31 分に平瀬智行、柳沢敦のツートップが決定期を迎えるがいずれも大神友明がブロック。チャンスをものにできないでいると、34 分ごろからジュビロも中盤でボールを廻せるようになり、リズムをつかむのかなと思っていると、阿部敏之の浮き球のパスに反応した小笠原満男がオフサイドラインの裏側に走り込んでヘディングシュート。アントラーズ 1 点リードで試合は後半に。

後半ジュビロは 55 分に早くも高原直泰にかえて清水範久を投入。さらに 65 分には福西崇史にかえて川口信男を投入し、攻撃陣を入れ換えるもなかなかアントラーズゴールを破れない。一方、アントラーズもコーナーキックのこぼれ球を柳沢、相馬直樹のクロスを鬼木達がシュートするも追加点が奪えない。33 分にも決まるかと思えた相馬のシュートはポストに弾かれる。

一進一退の後半戦がこのままノーゴールで終わるかと思えた 84 分名波浩のフリーキックがポストにあったってネットをゆすり同点。残り時間のアントラーズの猛攻をふせいで延長戦へ。

延長開始早々、フリーのビスマルクからのパスを起点に柳沢、鬼木が連続してシュートを放つも大神がブロック。一方ジュビロも藤田のクロスボールに中山雅史が今日最高のヘッドを放つも高桑大二朗のスーパーセーブに阻まれる。試合は次第に中盤を省略し、ゴール前での争いになる。最後は服部からの縦パスを中山がヘッドで落とし、藤田が押し込んでVゴールとなった。

Vゴールを決め、ピッチに倒れ込んだ藤田はこの試合、このゴール以外は全く良くなかった。いつもの飛び出しが見られず消え続けていた 10 番は最後に最高の仕事をした。