2000/02/05
なんちゃってVAIOの製作(3) |
| DVにこだわる意味
VAIOといったら、やはりiLINKでしょう。iLINKといったらDVカメラのノンリニア編集です。DVのノンリニア編集は私があこがれていた環境だったのですが、これまでのiLINKカード(というかDV RAPTOR)は値段が高すぎて手が出ませんでした。 これまでも、miro Video DC1という古いISAのビデオキャプチャカードや、RIVA 128/4VCなどを使ってビデオのノンリニア編集をやったことはあるのですが、イマイチでした。miro Video DC1はmotionJPEGのエンコードチップを搭載しており、キャプチャファイルのサイズが小さいのと、編集後のビデオ作品をテレビ出力できるのが魅力です。しかし、キャプチャサイズが320*240までしか対応していないので、編集結果をテレビに出力しても、大きな画面のテレビではとても見れたものではありませんでした。結局パソコンで見るだけとなってしまいます。一方、RIVA128/4VCは、動画の圧縮機能はないし、テレビ出力機能も無いので、おためしでキャプチャを楽しむ程度です。 その点、DVのキャプチャはデジタルのままパソコンに取込み、デジタルのまま編集を行い、デジタルのままDVテープに書き戻すので、画質の劣化がありません。プロにも負けない環境といえます。(もちろん負けないのは環境だけで、カメラワークや編集ではかないません。) 最近はこのようなすばらしい環境を低価格で実現できるようになってきました。これも、低価格のiLINKの登場と、CPUやハードディスクの高性能化、低価格化のおかげです。 iLINKカードのパッケージ内容&セットアップ パッケージを開けると、外側の派手さに比べるとあまりの地味さに拍子抜けします。iLINK端子を3ポート搭載した、小さ目のPCIカードと、薄いマニュアル3冊、CD1枚そしてiLINKケーブル1本だけです。パッケージの容積のほとんどは梱包材です。まあ、1万円以下のカードでビデオ編集ソフトまでついているのだから、こんなもんなんでしょう。
iLINKカードを導入するにあたっては、Windows98 Second Editionを導入するか、Windows 2000を導入する必要があります。私の場合は、Windows98 SEを再インストールしてiLINKカードを導入しました。ドライバはプラグ&プレイで、標準のドライバをインストールします。 添付のソフトは日本語版のUlead Video Studio 3.0SE DVで、DV編集に対応しています。ドライバなどの導入は、3冊のマニュアルのうちのDV編というマニュアルを見ながらその通りやりました。初めてのハードウエアで、理屈もわからないので、書いてあるとおりにやるだけです。 いよいよキャプチャだ!! 私が持っているのは、PanasonicのNV-DE3というDVカメラです。このカメラは液晶ファインダを持たずに、全て液晶画面を見ながら操作するのが特徴です。操作しやすい反面、バッテリの消耗が早いので、最近ではこの方式はあまり一般的では無いようです。
DVカメラとカードの接続には、カードに添付のケーブルを使います。小さい方のコネクタをDVカメラ側に、大きめの方のコネクタをカード側に接続します。テープの巻き戻しや早送り、再生などは全てソフトから操作できるようになります。(スペースの関係上、あまり詳しい操作は書きません!!) キャプチャ画像はMAXTORの7200回転HDD、91792D7に保存するようにします。出来るだけ速くて容量の大きいHDDを使うのがミソです。ところで、HDDの転送が動画転送速度に追いつかないときはどうなるんだろう?やっぱ、コマ落ちっすかね...。 編集だ!! 編集作業はDVだろうがアナログだろうがいっしょです。いくつかのシーンをキャプチャして、そのシーンとシーンのつなぎ目に特殊効果を施し、テロップを入れて完成させます。Video Studio 3.0SEはこれまで使っていたAdobe Premiere 1.1Eとはかなり操作方法が違うので、最初とまどいましたが、ある雑誌に写真付で操作方法が載っていたので、それを見ながら何とか編集できるレベルになりました。 DVテープに書き戻しだ!! 編集した動画は書き戻しする前にレンダリングする必要があります。レンダリングというのは、つまりテロップや画像のつなぎめの効果をまとめて一つのAVIファイルにする操作です。時間の長い作品では、レンダリングに非常に時間がかかります。まあ、気長に待ちましょう。レンダリングが終わったら、DVテープに書き戻すのですが、ここで問題が発生しました。DVテープへの書き戻しでは、ソフトでビデオファイルの再生とDVカメラのコントロールの両方を行うのですが、DVカメラが録画する準備をしている間に、ビデオファイルの最初の部分が最初されてしまい、最初からテープに書き戻せないのです。何か方法は無いかと、いろいろと試してみたのですが、結局一番最初からテープに書き戻す方法が見つかりませんでした。もう少し、あれこれ試してみますが、これはちょっとこまりものです。 多少難はあるけど使えるよ!!コレ マニュアルが不親切、DVテープへ最初の部分が書き戻せない、ソフトの操作がややこしい、といった問題はありますが、値段が1万円を切っていることを考えれば我慢できなくもありません。もーちょっと使い込んでみる価値はあります。 これまでダラダラと撮っていたビデオのなかから、いいとこ取りで作品にまとめられるというのは、なかなかグーですね。これからは、ビデオ作品を作ることを前提に撮影しなければ...、なんて思っています。 |