2000/03/25
133MHzの壁(5) -Coppermine編- |
| デュアロンマシンへのOSのインストールを予告していたのですが、Coppermineを購入してしまったので、そちらの話題を先に書きます。ホームページを運営しているのだから、少しは計画性を持って話を進めれば良いのでしょうが、血液型がB型のせいなのかそういうのはあまり得意ではありません。
今回購入したのはCoppermine搭載Pentium3-550MHzです。Slot1タイプなのでそのままP3B-Fで使うことが出来ます。近所の店で購入したので、秋葉原の最新価格表と同じという訳には行きませんが、2万円台なかばなのでそれほど高いという訳でもありません。FC-PGAにしなかった理由は、Socket370アダプタを別途購入しなければならない為、最終的にはかえってコスト高になってしまうこととデュアルCPUに対応していない為です。
256KB On-Die CacheはCoppermineである証 Pentium3-558MHzに満足していると書いたばかりなのにまた別のCPUを購入した理由は、iLINK経由でキャプチャ画像の再生がスムーズでないことから、CPUのパフォーマンスを上げれば改善されるのではないかという期待があったからです。この不具合の原因がCPUの問題という根拠は無いのですが、新しいCPUを購入するにあたって自分を納得させる理由にはなります。もちろん、558MHzからパフォーマンスアップするのですから、550MHzの定格で使うなんていうことはハナから考えていません。733MHz以上での使用が前提です。 買ってきたCPUのパッケージはKatmaiコアの時とほとんど変っていません。L2キャッシュの容量の表示が512KBから256KB オンダイになったぐらいです。なかから出てきたCPUもKatmaiの450MHzとほとんど一緒ですが、良く見てみるとCPUクーラーに違いがみられます。今回購入したCoppermin550MHzのヒートシンクの方が若干大きいことと、FANに書いているメーカー名がSANYOからNIDECに変更されている点です。
上がKatmai450、下がCoppermine550 BIOSアップデート マザーボードはメインマシンで使っているASUSのP3B-Fを使います。グラフィックカードはATIのALL-IN-WONDER128-16MB、メモリはHYUNDAI製6ns64MB+Mosel製8ns64MBです。マザーにCPUをセットして電源投入しましたが、全く動作しません。どうやらBIOSが対応していないようです。購入時のマザーのBIOSのバージョンは1003aというものです。WEBサイトを見ると、1004というのが最新版でした。早速ダウンロードしてBIOSアップデートを行いました。もちろん、BIOSアップデートするときはCPUをKatmaiに戻しています。
BIOSアップデート中!! 規定クロックでの動作 BIOSをアップデートした後、CPUを再びCoppermineに差し替えて電源を投入します。今度は問題無く起動できました。クロックをFSBを100MHzにしてWindowsを起動し、SuperPI104万桁を測定してみました。 FSB133での動作 次にFSB133にセットして起動してみます。このときのCPU内部クロックは733MHzになります。このクロックでもWindowsは正常に起動出来るのですが、SuperPI104万桁の計算を行っている途中でハングアップしてしまいました。このときメモリが2-2-2の最速設定になっていたので、3-3-3に設定変更して、再度トライしてみました。今度はハングアップせずに最後まで計算しました。計算にかかった時間は2分55秒と初めて3分を切りました。 FSB140での動作 この設定ではCPUの内部クロックが770MHzに達しますが、SuperPIを最後まで計算することが出来ました。計算にかかった時間は2分46秒でした。 FSB150での動作 このクロックになると、WindowsどころかBIOSも拝むことが出来ません。もしかしたら、グラフィックカードがついて来ていないのかもしれません。こちらは後日、G400で再トライしてみようと思います。 今回のCoppermine550MHzの実験で、Katmai450MHzが600MHzで動作しなかったのは、やはりCPUコアの限界であったことが証明されました。メモリやチップセットなどはFSB133でも問題無く動いています。ただ、FSB133ではBXチップがかなり熱くなっているのが気になります。夏になる前に、FAN付きのチップクーラーを付けるなどして冷却の強化を行っていたほうが良いかもしれません。 今回は、このCoppermineで770MHzまでのクロックアップが成功しましたが、実際の限界はもっと高いところにあるようです。ただ、FSB150MHzとなると、メモリやAGPなどが付いて来れない為に、安定して動作できないのかもしれません。VIA Apollo Pro133搭載のマザーボードを使えば、もっと動作限界を伸ばすことができるかもしれません。 去年の春にCeleronで500MHzを越えてから、ほぼ1年間あまり進歩がありませんでした。しかし、今回のCoppermineで一気に200MHz以上のオーバークロックとなり、非常に満足です。あとはDVのキャプチャが改善されれば良いのですが... ということで、133MHzの壁プロジェクトはこれにて終了致します。結局、CPUを交換してしまうという、ズルイ結末になってしまって申し訳ありませんでした。ベンチマーク等についてはまた後ほど掲載したいと思います。 |