2000/03/29

今更のデュアロン -NT4.0編-

Coppermine購入で、デュアロンの話題が何処かに飛んでしまっていました。話を元に戻しましょう。と、言ってもやっぱりCoppermineが気になります。FREEWAYの赤いマザーボード、FW-6280BXDR/155でCoppermineは使えるのでしょうか?FREEWAYのホームページで調べてみると、このマザーでは1.65Vという電圧をサポート出来ないことから、Coppermineには対応出来ないということのようです。(がっくり)

1年ほど前に購入していた、WindowsNT4.0評価キットをインストールして、WindowsNTでのパフォーマンスをチェックしてみましょう。

WindowsNT評価キット

OSのインストールが済んだら、デュアルCPUで動作していることを確認するため、WCPUIDでチェックしてみます。それと、WindowsNTをインストールしたときのハードディスクドライバでは、ディスクの性能を発揮できないので、マザーボードなどについてくるドライバを別途インストールしておきます。

CPU1

CPU2

ちゃんとデュアルで動作していますね。CPUの動作クロックが0.01MHz違っているのはご愛嬌でしょうか?とりあえず、この環境でシングルとデュアルのベンチマークテストの結果を比較してみます。また、Pentium3(Katmai)+Celeronの変則デュアルも可能なので、こちらのベンチマーク結果も一緒に掲載しておきます。(HDBENCHのみ)

マザーボード FREEWAY FW-6280BXDR Rev.B
CPU1 Celeron300A (or Pentium3-450)
CPU2 Celeron300A
メモリ1 Winbond製8ns128MB
メモリ2 HITACHI製10ns32MB
グラフィックカード MATROX G400 16MB SH
1024×768 16bit

テスト環境


SuperPI(104万桁)

SuperPIではシングルプロセッサの時とデュアルプロセッサの時とでほとんど同じ結果となりました。

Celeron504MHzシングル Celeron504MHzデュアル
3分57秒 3分56秒

WinBench99

Winbench99ではデュアルプロセッサの効果が全く現れていません。ベンチマークテスト内でマルチスレッドの処理が無いのでしょう。

  Celeron504MHz
シングル
Celeron504MHz
デュアル
CPUmark99 43.1 43.2
FPU WinMark 2700 2700
Business Graphics 215 215
High-End Graphics 387 393
Business Disk 6330 6370
High-End Disk 15500 15400

HDBENCH Ver3.10

HDBENCHではWinBench99とは異なり、マルチプロセッサの効果が現れています。アプリによっては、デュアルマシンの効果があることを実証しています。

  Celeron504MHz
シングル
Celeron504MHz
デュアル
Pentium3/504
+Celeron504
ALL 17719 20956 20104
Integer  22990 45980 45980
Float  25976 51951 51951
Read  11975 18767 16262
Write  11916 17045 12041
Read&Write  14211 29976 22397
Rectangle  31200 17860 16048
Text  31000 25200 22259
Ellipse  7733 7360 7028
BitBlt  550 792 792
DirectDraw  70 70 70
Read  22236 21833 22211
Write  20479 21134 20791
FileCopy  14544 14215 14366

シングルプロセッサとデュアルプロセッサの違いが最も大きく出るベンチマークなので、Pentium3+Celeronの変則デュアルのベンチも取ってみました。こちらの結果はCeleronデュアルよりも劣るようです。ベンチマークテストがキャッシュスの容量よりもスピードに影響を受けやすい作りになっているのでしょう。この結果から推測すると、Coppermineのデュアルは更にパフォーマンスが良さそうです。


ベンチマークテストによってデュアルの効果が得られるものと得られないものがありました。これは実際のアプリにも言えることです。例えば、単にワープロソフトを使って文書を作成するような作業は、プロセッサをデュアル化するよりもキーボードを叩くスピードを速くしたほうがずっと処理速度が上がります。

デュアルプロセッサが効果を発揮する処理は、CDからMP3ファイルにエンコードしながらCDRを焼いて、ついでに3Dグラフィックのレンダリングもしながらインターネットを見るとか、ネットワークのデータベースサーバにして100クライアントの問い合わせを同時に処理するとか、中小企業のWEB&E-MAILサーバにするとか、要するに複数のプロセスを同時に実行するような使い方です。このような使い方をする個人が居るかどうかというと、これは疑問ですね。ちなみに私はしません。

じゃ、どうしてデュアルマシンを作ったかというと、これはもう一般教養のためというか軽くたしなむというか...、つまり必要性は無いがお遊びでやってみたということです。(あんまりポジティブじゃないな...)

これからWindows2000やLinuxをインストールしながらもう少しデュアルマシンの本質に迫ってみようと思います。


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