2000/07/16

Let's Noteでマルチモニタ

少し前に、BBSでマルチモニタについて質問がありました。通常マルチモニタは2枚のグラフィックカードを使って行うのですが、カードの組み合わせによってはうまく動作しないことがあったり、PCIカードの種類が最近ではずいぶん少なくなったので選択肢が少ないこと、2枚のカードを使うのでコストがかかることからあまりこの方法はお勧めとは言えません。

もっとも簡単なのは、MatroxG400DHのようなデュアルヘッドのディスプレイカードを使ってマルチモニタを実現するという方法です。この方法なら、相性問題も考えなくてもいいし、カードも1枚だけなのでコストも安く、PCIスロットも消費しません。しかし、私が持っているG400はシングルヘッドなので、この方法は使えません。

私の環境でもっとも簡単にマルチモニタを実現しようとすると、Let's Noteのマルチモニタ機能を使うという方法になります。

Let's Noteでマルチモニタ

Let's Noteにポートリプリケータを接続し、そこに外部モニタを接続してLet's Noteを起動します。すると、なぜか外部モニタから起動しました。かまわず設定を続けます。画面のプロパティの詳細ボタンを押すと、下図のようなダイアログが表示され、デュアルディスプレイ設定のチェックボックスをONにして再起動します。

パソコンを再起動すると、両方のディスプレイにWindowsのデスクトップが表示されました。もう一度画面のプロパティを表示すると、下図のようになります。なぜか両方のディスプレイとも名称が「Hansol Mazellan 500P」と表示されています。これは15インチCRTモニタの名称です。これでは、どっちの設定を行っているのか分かりにくいのですが、動作には影響が無いようなのでそのまま解像度、色数の設定をします。

Let's Noteのマルチモニタで設定できる色数と解像度は以下のようになります。

内蔵モニタ 外部モニタ
1024*768(256色) 640*480(256色)
1024*768(256色) 800*600(256色)
1024*768(16bit) 640*480(16bit色)
1024*768(16bit) 800*600(256色)

この表はマニュアルからの転載ですが、実際は両方のモニタを1024*768の解像度に設定することが出来ました。内蔵モニタは16bitカラー、外部モニタは256色が可能でした。これなら、グラフィック系のソフトは無理でも、ワープロや表計算を2048*768という広大なデスクトップで使うことが可能です。

ところで、外部モニタをつないだ時に外部モニタから起動した問題ですが、これはBIOSに設定がありました。「メイン」−「ディスプレイ」という項目に「内蔵LCD」「外部ディスプレイ」「同時表示」というのがあって、どちらのディスプレイから起動するかを設定できます。同時表示を選択すれば、両方のディスプレイにBIOSを表示することも可能です。

ということで、Let's Noteのマルチモニタは成功です。だからといって、日常的にこういう使い方をしようとは思いません。ただの実験でした。


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