99/11/13

Celeron520 vs Celeron550

高性能で低価格そしてローセンスなネーミングでお気に入りアイテムとなったCPUクーラー「これで銅だ!!」を使ったオーバークロック実験その2です。

結果を掲載する前に、結局FSB103MHzの566MHz、2.2VではSuperPIでハングアップしてしまうので、550MHzでベンチマークを測定することにしました。2.3Vなら安定するかもしれませんが、3%程度のFSB向上ではあまり体感的な違いも無いでしょう。

SuperPI(104万桁)

115*4.5=520 550*5.5=550
4'12 4'18

Celeron300A@520がceleron366@550の結果を若干ですが上回りました。メインメモリのアクセススピードがFSBと等速なので、SuperPIなどの計算処理ではCPUの内部クロック以上にFSBが影響するということなのでしょうか?まあ、上回ったといっても差はほとんどないので、同等と見て良いでしょう。

HDBENCH 2.61

  ALL 浮動 整数 メモリ 矩形 テキスト スクロール DD READ WRITE
520MHz 41496 41976 33298 26971 12976 9358 93782 629 74 20520 19430
550MHz 39460 44712 35475 28445 12910 9995 73978 629 74 20357 17624

G400:1024×768(16bit)

HDBENCHではCPUの内部クロックが影響する項目、FSBが影響する項目がよりはっきりと分かります。浮動小数点演算や整数演算はCPUの内部演算が影響するため、550MHzの方が速いのですが、グラフィックの項目はほとんどの項目が520MHzが同等以上の結果となっています。これはAGPクロックがFSBと等速な為でしょう。ハードディスクの項目も520MHzの方が勝っていますが、これはPCIクロックが520MHzの方が高い為と考えられます。メモリの項目で550MHzの方が勝っているのは予想外でした。

3Dmark99MAX

  115*4.5=520 100*5.5=550
3DMark Result 4,303 4,302
Synthetic CPU 3D Speed 5,000 5,089
Rasterizer Score 2,196 2,181
Game 1 -Race 42.2 42.4
Game 2 -First Person 43.9 43.7
Fill Rate 204.4 204.0
Fill Rate With Multi-Texturing 204.5 204.0
2MB Texture Rendering Speed 396.1 392.4
4MB Texture Rendering Speed 308.0 305.1
8MB Texture Rendering Speed 205.8 203.8
16MB Texture Rendering Speed 107.6 100.6
32MB Texture Rendering Speed 64.1 57.9
Bump Mapping Emboss, 3-pass 100.3 100.4
Bump Mapping Emboss, 2-pass 123.8 123.9
Bump Mapping Emboss, 1-pass 204.5 205.2

G400:800×600(16bit)

3Dmark99MAXのベンチ結果を見る限り、520MHzと550MHzの結果はほとんど同じ結果と言えます。これは、AGPクロックを両方とも1/1に設定しているため、520MHzはAGPが115MHz、550MHzは100MHzとなり、CPUの動作クロックのアドバンテージがFSBクロックの差で帳消しにされたためと思われます。

WinBench99

  115*4.5=520 100*5.5=550
CPUmark 99 41.8 42.4
FPU WinMark 2760 2940
Business Graphics WinMark 99 203 209
High-End Graphics WinMark 99 600 622
Business Disk WinMark 99 3400 3440
High-End Disk WinMark 99 10800 10800

G400:1024*768(16bit)

WinBench99の結果はHigh-End Disk WinMark99が全く同じ結果となった以外は、どの項目もCPUの内部クロックの差が出た結果となりました。


Celeron300A@520MHzとCeleron366@550MHzのベンチ結果を比較してみると、WinBench99以外はほぼ同等の結果と言えます。550MHzはCPUの内部クロックは高いのですが、FSBクロックが低い分システム全体のパフォーマンスとしては同等となってしまったのだと思います。

私のシステムだけを考えてみるなら、550MHzはコア電圧を2.2Vまで高くして実現しているので、リスクはより大きいと言えます。また、Celeronそのものの値段も、300Aの方が安いので、300Aを520MHzまでオーバークロックするほうがよりリーズナブルと言えます。

まあ、このような考察は他のWEBページや雑誌などでも、既に述べられていることなのでいまさらという感じもしますが、実験によって実証したということで、書いてみました。


最近は、Pentium3カッパーマインがトレンドとなっています。FSB100の600EをFSB133で800MHz動作させるなんていうのが、面白そうです。といっても、このページではそこまでやる予算はありません。当分はCeleronのまま遊びます。

そろそろ90000HITが近くなってきました。90000HITのVisitorへのプレゼントもそろそろ考えないといけませんね。


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