99/11/17

多機能370アダプタ、Power Leap PL-PII

「これで銅だ!!」を使ったオーバークロック実験の時に使ったSocket370アダプタ、Power Leap PL-PIIについて少し説明します。

少し前の話になりますが、いつも良く行くショップで...

店員さん:「Power Leapのゲタ、ぜんぜん売れないから在庫処分しようと思っているんですけど、いちさん99円なら買いますか?」

いち:「在庫、全部買って、どっかで売りさばいてきます。これ全部下さい。」

と言ったものの、手元に200円しか持っていなかったので、2枚だけ購入しました。370アダプタはとりあえず足りていたのですが、いろいろな機能がありそうなのでとりあえずゲットしておきました。

このPL-PIIには以下のような特徴があります。

デュアル CPU対応

CeleronはデュアルCPUには対応していませんが、PPGA-Celeronにデュアル対応370アダプタを組み合わせると簡単にデュアルCPUでの動作が可能になります。

コア電圧変更機能

CPUをオーバークロックで動作させるときは、コア電圧を定格より少し高めに設定すると限界が上がることがあります。BH6のようにBIOSでコア電圧をコントロールできるマザーボードもありますが、こういったことの出来ないマザーでCeleronをオーバークロックするときは、電圧設定可能な370アダプタを使うと便利です。

電圧設定(一部)

FSB66MHz、100MHz切替機能

AGPクロックは規定では66MHz動作となっておりますが、実際はFSBの設定により動作クロックが変化します。インテルの規格ではFSBは66MHzと100MHzしか有り得ないので、66MHzなら1/1の倍率、FSB100MHzなら2/3の倍率で動作させれば良いのですが、他のFSBを使うときはグラフィックカードのAGPクロック耐性を考えなければなりません。最近のグラフィックカードはAGP100MHzを超えても安定して動作するものが多いようです。このようなカードを使うときは、FSBが100MHzであっても、370アダプタを66MHz側に設定しておけばAGPが100MHzで動作し、グラフィックのスピードをより高速にすることが出来ます。

温度センサによるCPUスピードダウン

この機能はマニュアルに書いてあるだけで、どのような方法でクロックダウンするのかわかりません。Celeronは通常倍率が固定なので、FSBを変化させるしかないのですが、370アダプタからクロックをコントロールできるとも考えられませんので、謎の機能ということになります。ただ、上の写真からも分かるように、ソケットの真ん中に温度センサらしきものがあるのと、ソケットの左側にレギュレータのようなものがついているので、何か仕掛けがあるのでしょうか?

マニュアルによれば、CPU温度が70℃に達すると55%動作クロックをダウンし、76℃に達すると85%ダウンするということです。

その他

箱は370アダプタとしてはかなり大きめなのですが、箱をあけるとCeleron用リテンションとねじなどが入っています。マニュアルもこの手のアダプタとしては写真や図入りで親切なものです。まさに至れり尽せりといった感じです。


上の3つの機能は割と一般的ですが、最後の機能はかなり怪しげです。この怪しさが敬遠されて売れ残ってしまったのかもしれませんが、99円はあまりにもお買い得です。もちろん、動作も正常です。 お買い得品があれば即ゲット、他の店より高いものがあれば値切ってゲット、というのが最近のモットーです。

そー言えば、CPUクーラーの「これで銅だ」が地元のショップに置いてありました。3800円の値段がついていたので、思いっきり値切ってもう1個ゲットしました。


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