芸のこやしにならない
「そのまんま東」の淫行


〈未成年だとは知らなかったとはいえ、そういう類のい
かがわしい店に軽率に出入りしたことはとても恥ずべき
行為だった〉
 いかがわしい店とは、児童福祉法違反で13日までに摘
発された渋谷のイメクラ『年中夢中』。同店で16歳の少
女と“わいせつ行為”をしたとして事情聴取を受けた、
そのまんま東(41)の反省の弁だ。
「イメクラの稼ぎでホストクラブに通っていたような少
女だが、いわゆる淫行にあたる年齢には違いない。女性
問題が発覚する度にギャグにして誤魔化してきた東も、
今度ばかりは無理」
 とは、芸能プロ関係者。たけし軍団から一人立ちし、
90年には女優のかとうかずこと結婚。レギュラー番組を
何本も抱える人気お笑いタレントにのし上がった東だが、
“痛恨の一発”で全てを失う危機を迎えた。無期限の謹
慎で芸能活動はできず、激怒した妻から三行半を突きつ
けられるのも確実だからだ──。
「松本人志、岡村隆史、ウド鈴木に水道橋博士。風俗通
いを目撃されたり、自ら公言している芸人たちは、東を
見て青ざめてるでしょうね」(同)
 遊びは芸のこやし、とはよくいうが、芸人にとって生
きにくい時代になったということか。
「いや、彼らのは芸人の遊びじゃないんですよ」
 演芸評論家でもある作家の吉川潮氏が言う。
「昔の噺家が廓に入り浸ったり、漫才師が銀座で豪遊し
たり。9割は欲望でも、そこには1割の粋なやり取りが
あった。そんな遊びだけが芸に艶を出すんです。大学生
やサラリーマンの行く安い風俗に行ったり、尻の青い小
娘を相手にしても芸のマイナスになるだけ」
 遊ぶほどに色気を増し、後ろ指などさされない。東に
も、ビートたけしという手本がいたのに…‥。