やっぱり,”そのまんま東”は,速かった.岡山県民健康マラソン

平成9年3月16日,97第18回岡山県民健康マラソン

ちょっと仕事が忙しくて,出られるか微妙なところだったのですが,
とりあえず仕事のきりがついたので,出場できました.実のところ,
吉備路でフルを走ってからは週1回程度走るだけ,全然練習らしい
練習はしてませんでした.この頃,練習不足なあ,と思っていたので
長距離の練習だと思って走りました.
#ちなみに,参加料はタダ(はがき代はいるけど...)です.

実は,このレース,”そのまんま東”は出場してません.昨年までは
出場していたようですが,今年は,”ラッシャー板前”が招待選手
(ゼッケン1)として出場しました.”ラッシャー板前”は
”そのまんま東”をマラソンの師匠としているそうですが,タイムは
走る前の目標通り,2時間を切った1時間58分ちょっとで,それほど
速くはありません.昨年の”そのまんま東”は1時間39分だった
そうで,まあこれが今日の目標タイムだな,と思いました.

ちなみに,ハーフは2時間が制限で,”ラッシャー板前”はぎりぎりに
帰ってきたので,場内アナウンスがあり,ゴール後はもみくちゃに
されてました.近くの人が話しているのが聞こえたのですが,昨年の
”そのまんま東”のタイム1時間39分はこのレースでは割と速い方に
はいるので,スーと注目されないままゴールを駆け抜けて行ってしまった
そうです.さすがに,タレントといえどもフルを3時間ぐらいで走れる
レベルになると,ちょっと違うようです(^_^).

閑話休題

で,今回のラップは
〜 5km    22’50”? 22’50”?
〜 7km    32’00”
〜10km    45’40”  22’50”
〜中間点     47’20”
〜15km            29’45”?
〜20km            29’45”?
〜ゴール  1時間51’41”
このレース,結構,表示が曖昧で,18kmの次に残り4kmの標識が
あったり,して最後バテバテだっただけに結構怒りました.10kmの
標識はあったのですが5kmと15kmはなく,代わりに7kmと
14kmの標識がありました.本当に距離表示は合っていたのかな?

このタイムで男子エントリー662人中257位.
総合(女子を含めて)715人中266位.
ちなみに,優勝タイムは1時間16分で,ぼくのタイムでも女子なら
10位までに入ります.女子は50人ぐらいしか走ってないけど...

前半は峠越え(50mぐらい?)で結構とろとろ走った気がしたの
ですが,意外に速かったようです.中間点で47分20秒ですから,
後半はほとんど登りがないので,うまく行け場1時間40分が切れる
かもしれない,と思いました.

最初の作戦は,前半は峠越えなので,多少無理をしてもあとはフラット
だから前半をなんとかいいタイムでクリアーすれば,ゴールもそれなりの
タイムで行けるだろうと思っていました.

ところがその峠越えの時の無理がたたったのでしょう,中間点からは
もう足が動かなくなってしまったのです.ハーフぐらいだと,いつもは
15km過ぎから足が動かなくなるのですが,今回は10km過ぎで
動かなくなってしまいました.吉備路ではフルで30kmぐらい保って
いたのに,です.

で,色々考えたのですが,多分,ぼくの場合,無理をすると距離に
関わらず,必ず乳酸が溜まってしまい足が動かなくなってしまうのだと.
無理をせずに走れば,吉備路のように30kmまで保つし,無理をすれば
今回のように10kmでも足が動かなくなってしまうのでしょう.大体,
今までのレースを振り返ってみると,イーブンペースで走る事を心がけて
いたので,大きくペースの落ちる前までは,イーブンペースを保てていた
のですが,イーブンペースを保つためにペースダウンする直前は,かなり
無理をして走っていたのです.ですから,イーブンペースで直前まで
走れるのですが,ペースが落ち始めたときには既に乳酸で足が動かなく
なってしまっているので,急激にペースが落ちていたのだ,と考えると,
つじつまが合います.

つまり,ぼくの場合,レースでいいタイムを出そうと思ったら,無理を
しないで最後まで走ることのようです.無理をしてもタイムの保てるのは
まあ,3km.それは最後の3kmに取っておくのがベストなのでしょう.

セイコーのパルスグラフ(心拍数を計測・記録できる腕時計)のWWWの
ページに富山大学の山地先生の解説があるのですが,長時間できる運動量
は各自の最大酸素摂取量で決まるそうです.最大酸素摂取量ぎりぎりで
運動を続けると,一流ランナーでも5分から10分程度しか運動を続け
られないそうです.長時間走るには疲労物質(乳酸など)の蓄積を防ぎ
つつ最大酸素摂取量の何%で走れるか?が問題になってくるようです.
一流ランナーの場合80〜85%,一般のランナーでは40〜60%ぐらい
がその目安だそうです.

もっとも速く走るには乳酸が蓄積しないAT点(Anaerobic Threshold,
酸素の供給量と消費のバランスが崩れる点)の一歩手前で運動を続ける
ことのようです.そういえば,スタート直後,”ラッシャー板前”が
どんどん抜かされている群衆の中で,「マイペース,マイペース」と
大声で叫んでいたのが印象的でした.

これからの練習としては最大酸素摂取量を上げるのとAT点を上げる
という2点になるのでしょう.練習メニューとしてはAT点以下の
負荷を長時間続ける,LSDとAT点を何度も横切る5km〜10kmの
ハイスピード走のミックストレーニングがいいようです.自分にとって
どこら辺にAT点があるというのは今までのレースの経験から大体わかって
いますから.わかってない人はそれを知ることも重要な点だそうです.

あと,思うのですが,今回のようなオーバーロードの運動を長い時間
続けると,必ず次の日に筋肉痛が残ります.これもやっぱり関係がある
のでしょうか?

今回は,割と家から近いところであったので,早起きせずに済んだのですが,
それもマイナスに作用しました.普段は,会場まで行くのに2時間ぐらい
かかったりするので6時前には起きて飯を食っていたのですが,今回は
8時前まで飯を食ってました.
#おかげで?会場に行くとき迷子になるし,レース会場近くでは大渋滞で,
#レースには滑り込みセーフの状態でした.

飯を食ってから2時間ぐらいしか経っていない時に,レースを走って
いるとよく言う”横腹が痛く”なってきたのです.普段の練習も夕方だし,
走るのと食事の時間を意識しなかったのですが,走るんだったら4時間
ぐらい前までに食事を済ませて走る前には胃の中が空っぽの状態にして
おかないといけないようです.

ちなみに,今回は無給水で走りました.前から思っていたのですが,真夏で
ない限りハーフぐらいの距離なら給水無しでも走れるはずだと思っていました.
今回の場合,最初の峠越えで汗をかいた後は,それほどたくさん汗をかいて
いないかったし,後半のペースが遅かった点などあって,のどがかわいたとも
思いませんでした.

タイム自体はさておき,今回のレースは色々自分なりに新たな知見を得た点で
充実したレースでした.