そのまんま東 早大生になる

   お笑いタレントのそのまんま東(42)が、早大第二文学部の社会人入試に合格していたことが22日、分かった。昨年10月に児童福祉法違反の疑いで事情聴取されたり、元弟デシに暴行を働いたとして書類送検されたりとトラブル続きだったが、心機一転、来春から早大生として新たに出発する。

 不祥事に悩まされた東が選んだ再スタートの道が、働きながら学ぶ大学生だった。今年で4回目となった早大第二文学部の社会人入試に挑戦し、見事合格した。「プライベートなことなので、あまり公にはしたくない」と所属事務所が言うように、話題づくりや冷やかしではなく、本気で受験した。

 昨年10月、都内の風俗店の摘発に伴い、16歳の少女から性的なサービスを受けていたことが発覚。事情聴取を受け、今年3月までの約半年間、謹慎していた。その間、寺にこもって座禅を組み、ほとんど部屋からも出ない隠とん生活。自分を見つめ直した結果、一念発起して受験勉強に取り組んだ。

 試験は11月21日に1次試験、今月5日に2次試験が行われ、同15日、合格者が発表された。282人が受験し、79人が合格。東を含めて40代の受験者は22人で、うち合格者は6人だった。

 東は80年に専修大学経済学部経済学科を卒業しており、さらに来年2月に行われる編入試験に合格すると、3年生に編入が可能(学士入学)。目下、それに向けてさらに勉強を続けている。所属事務所では「本人は一生懸命。もちろん仕事もやりますが、学校に通える範囲でやりたいと話している」としており、仕事よりも学業を優先する。

 早大といえば、今年4月にアイドルの広末涼子(19)が教育学部に入学して話題になった。履修課目次第では同じ教室で机を並べる可能性もありそうだ。

【早稲田大学社会人入試】

 「社会に開かれた学部づくり」のコンセプトのもと、第二文学部で1996年度から実施。社会経験のある高卒以上の学歴か、同等以上の学力があると認められる者、及び大学卒業後3年以上を経過した者に受験資格がある。募集人員は80人程度で、99年度入試では282人受験し、79人が合格。競争率は約3・5倍だった。受験科目は1次試験が外国語と小論文、合格者に2次試験として面接が課せられる。

  ◆そのまんま東(そのまんま・ひがし)
 本名・東国原(ひがしこくばる)英夫。1957年9月16日、宮崎県生まれ。42歳。80年、専修大学経済学部卒業。フジテレビ系「笑ってる場合ですよ」の出演をきっかけに81年、ビートたけしの一番弟子に。たけし軍団を結成し人気を獲得。85年に喜美代夫人と結婚、89年に離婚。90年、女優・かとうかずこと結婚。98年、16歳の少女から性的サービスを受けたとしてタレント活動を謹慎。99年3月に復帰した。