第2章 - 電卓を作ろう -

第3節 - 足し算とプラス演算子 -

フォームの修正

新しく名前をつけた plus_project を開いてください。

そして、フォームにボタンを1個とスピンエディットを1個追加して、次の図のようにしてください。

これで、Button2 を押したときに、足し算をさせることにしましょう。上の二つのスピンエディットに入っている数の合計を、下のスピンエディットに表示するようにしましょう。

命令を書く場所

命令を書く場所はどこでしょうか。Button1 を押したときの命令をどこに書いたか、考えてみましょう。今度は Button2 です。念のため、Button2 を押したときの命令を書く場所を見つける手順を示しておきます。

オブジェクトツリーのなかの Button2 をクリックしてください。

オブジェクトインスペクタの白い窓に、先ほど選んだ Button1 と表示されていることを確認してください。そして、イベントタブをクリックしてください。

これから書く命令は、ボタンを押したとき( Click したとき)に何をするかという命令です。なので、 OnClick と書かれた部分に注目します。この部分の右側の白いところをダブルクリックしてください。

すると、次の図のようにコードエディタが前面に出てきます。

命令を書くのは、コードエディタのカーソルが点滅しているところです。

足し算の命令−プラス演算子−

さて、「上の二つのスピンエディットの合計を計算して、下のスピンエディット表示せよ」という命令を書きましょう。一行だけです。どんな命令か、想像がつくでしょうか。下線を引いた部分を追加してください。命令はすべて半角文字で書いてください。

procedure TForm1.Button2Click(Sender: TObject);
begin
  SpinEdit3.Value:=SpinEdit1.Value+SpinEdit2.Value;
end;

「 SpinEdit3 の値に SpinEdit1 と SpinEdit2 の足し算の結果を代入せよ」という命令になります。「 := 」が「右を左に代入」という意味でした。「 + 」は、算数と同じく「足す」という意味です。これを、「プラス演算子」といいます。

実行結果の確認

さて、プログラムを実行して動作を確認してみましょう。上の二つのスピンエディットの値を変えてみましょう。

そして、Button2を押します。下のスピンエディットの値が、正しい足し算結果に変われば合格です。

これで完成ですので、ここで上書き保存しておきましょう。