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○ 一つはホームページ、二つ目はメールを利用した通信の利用、三つ目は掲示板、チャットを利用したコミニュケーション手段です。
利用者はどの手段を使い、何をしたいかで選択肢は決まります。どれを選ぶにしろ今までの社会で通用してきた考え方はそのままでは使いにくいのですが、その辺を誤解、捉え違いで既存社会の考え方をそのまま導入している企業が多く見られます。更に既存社会の考え方とルール、方法を無理に導入しようとするホームページすら見受けられます。制作には注意が必要のようです。
そこで、ネットの性質を簡単に理解し、それを上手に利用することを考えた方が人気の出易いページを作れるのではないでしょうか。
○ ホームページの特徴と性質
1. どこからでも入れるという開放的な性質があります。(入口を決定しにくい)
ネットの特徴の一つに開放性があります。自由度、柔軟性が高いといっても良いかも知れません。
ホームページに例ととりますと、入り口としてトップページ(フロントページ)を作っても、利用者は何処からでも入ることができますし、好きなページにリンクを貼ったり、お気に入りへ入れておくことができます。(しばしばリンク制限を設けているサイトがありますが、あれは飽くまで希望としてお願いするもので、強制はできないと考えてもいいでしょうし、またそれをすればネットの性質に反しますので注意が欲しいですね。)アップする側の企図とは別にネットの基本的な性格はそうできているのです。
建物と比較すればより分かり易いと思いますが、例えばホテルを考えましょう。ホテルの入り口がトップページです。各個室が各々のページに該当しますが、ネットではこの個室にホテルのフロントを通らず、外部の人が自由に出入りできるというのがネットなのです。ホテルのフロントでは外部からの人をチェックする機能を備えおり、来訪者を整理、振り分ける機能を果たしていますが、ネットでは、この機能がなく、自由にどこからでも入ることができてしまうのです。裏口が沢山あるといってもいいでしょう。これでは宿泊料をとることはできませんね。
先ず第一の性質は開放性だということを覚えておいて下さい。
実際のホームページを見て頂ければ分かると思いますが、この性格からトップページ以外のページにも全体の簡単な案内を設けるということがあるのです。また、トップページから入った人はブラウザの戻るを使い、トップページに戻り、目次から別ページへ行くことができますが、他のページから入った利用者は慣れないとできにくいので、トップページへの案内を各ページの分かり易い箇所に用意しておく必要が出てきます。「戻る」や「トップページ」への案内をどう扱うかも一つの工夫です。例えば、目次のみを掲載したページを別ウインドウにして軽い状態で開くようにするとか。
また、ホームページはデザインの質が良くなればなるほど、高価なアニメを使用すればするほど、個人対組織の構図が鮮明になってくるような印象を受け、敷居が高くなり、相手の顔が全く見えない状態になる危険を孕んでいるので、扱いには注意が必要ですね。
現在のホームページの作り方は人の顔が見えないので、掲載されたコンテンツに飽きればそれまでで再度見に行く必要のない場になっています。
2. リンク
2つ目がリンクです。リンクは自作のページを繋げる重要な機能を持っているばかりか、他のホームページと自分のホームページを繋げる重要なコミニュケーション手段です。既成社会ではビルや個人の家は電話を通してのみ他と繋がっており、基本的な構造は囲い込むという考え方によって作られていましたが、ネットでは多くのサイトをリンクで繋げることで、どんどん輪を増やしていけるという特異な性質を持っています。
只、現状ではリンクに許可を求めたり、禁止するといった囲い込む考え方が、未だ根強く残っている上、単にリンクによって繋がっているだけで、果たしてコミニュケーションとしての機能が勝たせているのかとなると問題が残ると言えるでしょう。もうひと工夫が必要に思えますね。
○ 次にメールがあります。
メールは葉書(手紙)のような形態なので、理解し易いツールですね。システムも郵便局を省略したような、または自前で郵便ポストをもっているような感じで使えるので、多くの人が使っているツールなのは周知のことです。また、送付のスピードが葉書や電報に比べて早く、瞬時に伝達されるので、相手先がメーラーを開いていれば、直ぐやり取りできる上、電話と違い、即答を避けられるというメリットがあるので(逆にデメリットでもありますが)、上手く利用すればこんな便利なツールはありません。
メールは特定の人ばかりでなく、不特定多数の人に簡単にデータや文章を送ることができ、しかも費用が安いので、便利なルールです。
ですが、商用でメール広告を出す場合、最近の法規制で分かるように、不特定多数の人に本人の許可なくメールを送る迷惑メールとして規制されたので、今までのように簡単に使用する訳には行かなくなっています。
現在強化されているのは、くじメールなど懸賞の応募という形で本人許可と複数のメールアドレスを集める手段ですが、古くはヤフ−に登録した時、メール送付の許可チェックすると宣伝が送られてくるといった形式、メールマガジンなどでも登録した客に宣伝を添付したメールを送るなど、許可式で個人メールの収集を行っています。現在一番宣伝広告手段として有効と目されているのがこの方法のようです。(2002年12月現在)
但し、アンケート結果では、機械化された自動返信メールは必ずしも芳しい印象を与えていないので、使用の仕方は慎重に扱うことが大切かもしれません。
○ 三つめが掲示板、チャットです。
チャットはネット内で二人以上で会話できるシステムなので、もっとも早いコミニュケーション手段として利用者も多いと思います。次いで時間差が少し出ますが、チャットと同じように情報交換手段として便利なのが掲示板です。ホームページをジッと見たり、ホームページの文字を読むより人気が高いようですね。
掲示板はメールと同様、利用者や顧客の意見収集に役立ちますが、メールは秘匿性が保たれるのに対して、掲示板は公的な場に意見がさらされるので、クレームの書込みに利用される恐れがあることから設置する企業は少ないようです。
チャットや掲示板の基本は個人対個人の会話なので、人の顔が感じられ、思いや感情を伝え易く、無機質なホームページより遥かに温もりを感じるツールになっています。この辺はメールも似ていますが、掲示板はの複数の非参加者が共有して記事を見ることがでし、チャットやリアルタイムで複数使用できるので、新たなコミニュケーション手段として有効なツールになっています。
しかし、大手企業などでは、これらのツールを使用していませんし、中にはメールアドレスの記載のないサイトもありますので、企業・商用サイトの評価はこれらのツールの使用を含めて見直した方が実体がわかるようになりそうです。
さて、ホームページの項で書いたように、「ホームページはデザインの質が良くなればなるほど、高価なアニメを使用すればするほど、個人対組織の構図が鮮明になってくるような印象を受け、敷居が高くなり、相手の顔が全く見えない状態になる危険を孕んでいる」せいか、掲示板やチャットの方に人気が集まってしまうようです。「現在のホームページの作り方は人の顔が見えないので、掲載されたコンテンツに飽きればそれまでで再度見に行く必要のない場になっています」。それに比べ、掲示板やチャットは基本が個人対個人のコミニュケーションが中心なので、自分の専用サイトに掲示板を設置し、利用者と会話するサイトなどは人気を支える大きな力になっているのではないでしょうか。
しかし、この掲示板やチャットは諸刃の刃で、掲示板など不正書込みやトラブルが多い等問題も多く含まれていますので、運用には更に工夫が必要のようです。殊に企業等で使用する場合、担当者を用意する必要がありますし、発言に責任が発生するなど、個人としての顔が元々ない組織を長年維持してきた経緯があるで、更に解決を難しくしているようです。
ですが、企業と顧客のコミニュケーションを考える場合、最も重要な方法、手段だと言えますので、運用に向けて更に努力が必要のようです。
さて、これらのツールを利用して自分(自社や団体、会)に合った方法を構築して行くのです。複数を組み合わせたり、単独のツールを利用し、目的を展開してゆきます。 |