通常使用する上ではこのヒートシンクのままで問題ありませんが、クロックアップをすると当然のように発熱がすごくなります。そこで、マシン使用時の温度を測ってみました。
| FSB112MHz | 起動前 | 起動後 | 高負荷時 |
| 温度 | 21度 | 41度 | 53度 |
高負荷時では長時間マシンを使用するとマシンがフリーズしてしました。そこで8インチファンをCPUとチップセットに風が当たるように設置したところ、高負荷時に40度前後にまで発熱を押さえることが出来ました。
これでも問題ないのですが、さらに冷やしたいためチップセット用にファンを購入しました。購入したのはSANYO製のCHIP用クーラーMC-4405(自信なし)で厚さが1センチしかない薄型のファンです。
まず、初めからついているヒートシンクを取り外します。熱伝導シールで貼ってあるだけなので、強く力をいれれば外れます。外れたらそこへ購入したファンをこれも熱伝導シールで貼りつけます。
実際にどれだけ冷えるかを調べようとしましたが、ファンが薄すぎて温度を測ることが出来ませんでした。しかし、8インチファンをつけなくても安定したので、40度以下にななっているはずです。
しばらくは何の問題もなく動作していましたが、突然マシンがフリーズしました。そのときはベンチマークを取っていた最中だったので、クロックアップのし過ぎと思ってクロックを下げマシンを再起動しましたが、今度は起動すらしません。なにげなしにマシンにつけてある温度計を見てみるとなんと50度を超えているじゃありませんか!慌ててマシンの蓋を空け内部を見てみると、ものすごく全体が熱くなっています。今まで触っても熱くなかったCPUまで熱くなっていました。
原因はファンヒーターでした。
寒かったのでファンヒーターをつけていたのですが、その噴出し方向がマシンにちょうど当たる向きになったいたため、その温風がマシンに直接入っていたようです。マシンの前面につけていた8インチファンがマシン内部へ熱風をとりこみ、その熱風をCPUファンが吸い込み、熱くなるCPUをさらに熱くしていたみたいです。
慌ててファンヒーターを消し、窓を空けて団扇(うちわ)でマシンを冷やしたのは言うまでもありません。
いざ導入してみると、すごい!の一言。
CPUの温度を計測するためにMotherBoard Monitorというソフトを使っているのですが、そのソフトが示すCPUの温度が見る間に下がり、数分後には室温+10度以下まで下がりました。
1、CPUファン
2、チップセット用ファン(BXチップ用)
3、チップセット用ファン(ビデオカード用)
4、8インチファン
CPUファンはCeleron266MHzのリテールパッケージ版に付属のものをそのまま使用しています。特に改造も加えていません。このCPUファンは三洋製の為、冷却効率が良いようです。
PCIチップセットBX用のファンは、上記にもあるようにSANYO製の薄型ファンを使用しています。このファンがあるおかげで、クロックアップができていると言っても過言ではありません。マザーボードには元々ヒートシンクが装着されていましたが、冷却効率が悪いため取っ払いました。
また、ビデオカードにもチップセット用ファンと同じSANYO製のものを使用しています。ビデオカードはAGPスロットに挿してありますが、すぐ下にSCSIカードがあるためこの薄型ファンでないと付けることができませんでした。ビデオカードにも元々ヒートシンクが装着されていましたが、こちらは外さずに上からファンを熱伝導シールで貼りつけてあります。
上記3つのファンで冷却には足りていますが、もう少し冷却効率を上げようと8インチファンも購入しました。初めはマシンの内側に付けていたのですが、あまり冷却効率が良くないので場所を変えてみました。現在はマシンの外、CPUのちょうど後ろ辺りに付けてあります。
元々CPUの後ろあたりには、あまり穴が空いていないため、CPUの周りの熱が逃げていませんでした。ここへマシン内の空気を吸い出すようにファンを付けることにより、冷却効率を上げようと思ったのです。
結果はあまり変わりませんでした。
| 温度 | 測定方法 | 測定場所 | |
| 室温 | 18℃ | 室温計 | 壁掛 |
| CPU | 20℃ | Mother Board Moniterというソフト | CPUの裏 |
| CPU脇 | 20.9℃ | デジタル温度センサーモジュールMT-130 | CPUの脇 |
| ビデオカード | 32.9℃ | 名前は忘れたが5インチベイに付ける温度センサー | ビデオカードのヒートシンク |
このようにまとめて見るとビデオカードの温度が高いみたいです。また、高負荷時には40℃を超えました。このことから、ビデオカードはもっと冷却が必要です。
一方CPUは室温+5℃以下になっています。ただし、CPUの裏から測定している為実際はもう少し高い温度になっているはずです。ペルチェでも使用してCPU温度をもっと下げれば、504MHzで安定するかもしれません。また、安定させるにはCPUの電圧を上げるのが手っ取り早いのですが、CPU温度が更に高くなる為冷却を考え直さないと難しいかもしれません。既存のファンではやっぱり限界でしょう。
現在はヒートシンクの上からチックセット用ファンを熱伝導シートで貼りつけているのですが、やはりシールだけではだめみたいで、たまにファンが下に落ちてしまいます。以前ファンを取りつけるときに、ピアノ線を加工して留め金を作ってみたのですが、なにぶん小さな部分に付けるものなので、うまく固定できるものが作れませんでした。
そこでファンを固定する為に瞬間接着剤で隅を2箇所固定しました。しかし、接着剤の付きが悪いのかファンがヒートシンクから少し浮いた状態になってしまいました。当然冷却効率も悪くなりました。今は接着剤もはがし、ファンを両面テープで固定する方式に変更してありますが長く持たないでしょう(笑)。
さてこのファンをどこにつけるか、まずこれが問題になりました。なにせ今ファンの数はこれで合計5つ。ケースの排気を考えると前面からケース内部に吸気するよりもケース後部から吸気するほうが効率がいいと思いますが、CPUの丁度裏に当たるところにはすでに同じ8センチファンが付けてあります。ビデオカードの裏辺りが空いていて、ビデオカードを冷やすのにも適しているのですが、幅が狭くうまく取りつけられません。
そこでビデオカードの下でケースの内側に斜めにつけることにしました。丁度うまく角度的にビデオカードのチップに風が当たる向きです。これでVoodooチップの冷却も同時に狙おうということです。
結果は成功で、Voodooチップも5℃以上も冷却できるようになりました。