Pentium2、CeleronのようなSlot1のCPUはCPUの電圧が固定になっています。Soket7のCPU(Pentium、K6、K6-2)等はマザーボードから電圧変更できるものがありましたが、Slot1では一部のマザーボード(Abit製のマザーボードではBIOSで変更可能)でしか変更することができません。そこで、CPUの端子を直接マスク、つまり絶縁することによって電圧をマニュアルで変更することが出来ます。
CPUの電圧を高くすると、クロックアップさせたときの安定度は高くなります。しかし、電圧を高くするということはCPUの温度が高くなるということなので、冷却にも重点を置かなければなりません。
この表はCPUの端子のマスク場所と電圧の関係を表にしたものです。表中の1のところがマスクをする端子です。
| 電圧 | A119 | A120 | A121 | B119 |
| 2.0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
| 2.2 | 1 | 0 | 1 | 1 |
| 2.4 | 0 | 1 | 1 | 1 |
| 2.6 | 0 | 0 | 1 | 1 |
| 2.8 | 1 | 1 | 1 | 0 |
| 3.0 | 1 | 0 | 1 | 0 |
| 3.2 | 0 | 1 | 1 | 0 |
| 3.4 | 0 | 0 | 1 | 0 |
CPUの電圧は上げればいいというものではありません。定格が2.0Vなので、できれば0.2V以上は上げないほうがよいと思います。あまり上げすぎるとCPUを壊すことになり兼ねません。
マスクの方法で一番簡単なのがセロハンテープを端子に貼り、その端子を絶縁することです。私はこの方法を取っています。ただし、セロハンテープを貼る場所はかなり小さい為、難しいかもしれません。
CPUを何度も抜き差しするときには、マニュキアがよいでしょう。マニュキアは普通爪につけるものですが、かなりの耐久性があるため、CPUのマスクにはもってこいです。もちろん絶縁するためなので、耐久性があるものなら、テープでもなんでもかまいません。