-Video-

・3D BLASTER Banshee PCI導入(11/1)

1、3D BLASTER Banshee PCI

 VideoカードはCreative社の3D BLASTER Banshee PCIを使用しています。このカードは最近発売されたところですが、なんと言っても価格性能比が高いのが特徴です。Videoカードとしての性能はTopクラス、また他のVoodooカードのように別途2Dカードを用意する必要がありません。

紹介はこれくらいにして、実際にBenchMarkで性能を見てみましょう。

 まずデフォルトの設定の場合です。
ALL Text Scroll DD Read Write Memory Drive
21248 36206 28733 30996 4443 42016 428 74 13491 13670 23525 C:10MB

次にBlasterControlという付属ツールでMemory latencyを2から3に変更しました。
ALL Text Scroll DD Read Write Memory Drive
24494 36215 28728 57712 3699 42027 428 74 13455 13689 23529 C:10MB
矩形の値が驚くほど上昇しました。

Hardware accelerationを100MHzから110MHzに変更。
ALL Text Scroll DD Read Write Memory Drive
25430 36190 28723 60018 4026 46755 475 74 13544 13708 23520 C:10MB
矩形、円、Text、Scroll共に値が上昇。

Video項目をBetter QualityからHigher performanceに変更。
ALL Text Scroll DD Read Write Memory Drive
25568 36193 28727 60491 4400 46756 475 74 13708 13799 23525 C:10MB
円の値上昇。

Synchronize screen update with refreshのチェックをはずす。
ALL Text Scroll DD Read Write Memory Drive
25323 36201 28733 58843 4402 46773 475 108 13455 13708 23532 C:10MB
DirectDrawの値上昇。 一方、矩形の値減少。
 

2、BlasterControlメモリクロック限界値変更方法

BlasterControlではメモリクロックの値を95から110MHzまでしか設定できませんが、レジストリの

\\HKEY_LOCAL_MACHINE\System\CurrentControlSet\Services\Class\Display\0000\DEFAULT\

のキーDefGrfClockDefMemClockの値を、"95 110 1 100"から"95 130 1 100"に変更すると、メモリクロック95から130MHzまで変更することができるようになります。
 

3、2MHz毎のベンチマーク結果

MemClock ALL Text Scroll DD Read Write Memory Drive
110MHz 25323 36201 28733 58843 4402 46773 475 108 13455 13708 23532 C:10MB
112MHz 25581 36195 28740 60066 4397 47573 482 110 13689 13508 23524 C:10MB
114MHz 26165 36205 28730 64624 4393 48313 493 112 13212 13350 23536 C:10MB
116MHz 25441 36209 28735 57836 4406 49499 503 115 13127 13212 23529 C:10MB
118MHz 25829 36199 28740 59194 4411 50451 513 118 13562 13562 23529 C:10MB
120MHz 26132 36201 28729 60866 4381 51202 522 121 13491 13670 23520 C:10MB
122MHz 25142 36213 28746 61953 4403 42034 428 96 13689 13670 23538 C:10MB
124MHz 23455 36203 28739 59904 4388 30838 428 96 13437 13708 23537 C:10MB
126MHz 24740 36210 28731 58814 4438 42011 428 96 13653 13634 23534 C:10MB
128MHz 25133 36196 28731 61950 4443 42026 428 96 13491 13799 23524 C:10MB
130MHz 24752 36200 28726 59217 4422 42010 428 96 13508 13508 23525 C:10MB
矩形は114MHzで、円は128MHzで最高値です。ただし、円は誤差の範囲でしかありません。
Text、Scroll、DirectDrawは120MHzの時が最高値でした。全体的に見てみると120MHzまでしか値の上昇はありません。つまり、120MHzの時に最大のパフォーマンスを発揮しますが、112MHzを超えると3DGameが正常に動作しなくなりました。

最大パフォーマンスを求めるなら120MHz、
安定動作をさせるなら112MHzが良いでしょう。
 

4、テスト環境(11/1)

★ ★ ★  HDBENCH Ver 2.610  ★ ★ ★
使用機種   Custom2(Celeron266->112*4=448)
Processor  Pentium II 447.9MHz [GenuineIntel family 6 model 5 step 1]
解像度     1024x768 65536色(16Bit)(リフレッシュレート75MHz)
Display    3D Blaster Banshee PCI(ドライバ:Ver.4.10.01.0100-12.105)
Memory     64,544Kbyte(CL=3)
OS         Windows 98 4.10 (Build: 1998)
Date       1998/10/31  23:50

SCSI = Initio INI-9XXXU/UW or inic-950 PCI SCSI Controller
SCSI = Initio INI-9XXXU/UW or inic-950 PCI SCSI Controller
HDC = Intel 82371AB/EB PCI Bus Master IDE Controller
HDC = プライマリ IDE コントローラ (デュアル FIFO)
HDC[?]=セカンダリ IDE コントローラ (デュアル FIFO)

A = GENERIC NEC  FLOPPY DISK
CD = SEAGATE ST34520W         Rev 1281(UltraWideSCSI 7200rpm)
E = NAKAMICH MJ-5.16S         Rev 1.06(5連装16倍速CD-ROM)
F = NAKAMICH MJ-5.16S         Rev 1.06
G = NAKAMICH MJ-5.16S         Rev 1.06
H = NAKAMICH MJ-5.16S         Rev 1.06
I = NAKAMICH MJ-5.16S         Rev 1.06


・3D BLASTER Banshee AGP導入(11/15)

1、3D BLASTER Banshee AGP

  3D BLASTER Bansheeは既にPCI版を持っていますが、どこかのHPでAGP版が速い!というのを見て、AGP版を衝動買いしてしまいました(笑)。もちろんPCI版で問題などないのですが、最近クロックアップ病?にかかったせいか、何か飽き足らないところでした。そこへこのカードの発売です。もともとAGPは嫌いだったのですが、それも忘れて飛びつきました。

  新しいビデオカードに変えるので、当然今まで挿していたPCI版ははずします。そして、いざAGP版を装着!しかし、BIOSの画面すら現れず初期不良?と思いましたが、もう一度PCI版に戻し起動させあることに気付きます。

クロックアップのし過ぎ?

  そうです。私のマシンはFSBを112MHzにクロックアップさせているので、AGPスロットへの供給クロック周波数が高くなりすぎているのではないかと疑ったのです。そこでFSBを100MHzへダウンさせ、再起動させました。

しかし、今度はWindows98の起動途中にフリーズ

ここまできて、やっぱりセレロンをFSB100MHzで動かしているのが原因と考えFSBを66MHzに戻しました。そうするといままで動かなかったのがうそのように正常動作しました。

でもこのままではCPUは66*4=266MHzのデフォルト値になってしまいます。このままでは引き下がれません
そこで、マザーボードを疑いマニュアルを徹底的に調査。そして、あやしそうなBIOSのメニューを変更してみましたが、現象は同じ。

次に雑誌、HPで調査。すると、AGPスロットに供給されるクロック周波数はCPUの種類によって自動判断されるとありました。そして、セレロンのような66MHz動作のCPUでは、AGPスロットの供給周波数がFSBに同期すると。
ということは66MHzのクロック周波数で動作しなければいけないAGPスロットに112MHzのクロック周波数をかけていたことになります。さらに調査するとセレロンを100MHz動作のCPUに見せかければいいということがわかりました。

セレロンを100MHz動作のCPUに見せかけるにはどうしたらいいか。それはセレロンのB21端子をグランドに落とせばいいのです。B21端子はマザーボードにCPUの種類を教えるための端子で、この端子に電圧がかかっていればCPUは100MHzのものを示すことになります。当然このようにするためにはCPUに半田付けをすることになります。

しかし、マザーボードのマニュアルと読み返してみるとCPUを強制的に100MHzにするジャンパがあるじゃないですか。このジャンパでB21をグランドに落としたのと同じになれば大成功です。

そして実験。結果は大成功!
さらにこのジャンパを設定したままクロックアップしてみると、見事FSB112MHzで起動成功しました。
 

2、ベンチマーク結果

ベンチマークを取る前に言っておきますが、Creative社から新しいBIOS&ドライバが出ました。これにより
 
BIOS 1.00.2 1.01.1
ドライバ 4.10.01.0100-12.105 4.10.01.0105-2.224
このようになりました。

まずデフォルト設定の場合です。ただし、Vsync=OFF、メモリレイテンシ=2です。
ALL Text Scroll DD Read Write Memory Drive
27126 36199 28725 61139 3461 59923 439 119 13598 13526 23534 C:10MB

Video項目をBetter QualityからHigher performanceに変更。MemClk=100MHz。
ALL Text Scroll DD Read Write Memory Drive
27173 36194 28725 61846 4400 58751 439 110 13508 13526 23534 C:10MB

全体的にPCI版より速くなっています。カードに使われているメモリがPCI版がSDRAMだったのに対しAGP版はSGRAMになったのが大きな原因でしょう。また、新しいドライバのBlasterControlでは、メモリクロックが125MHzまで設定可能となっています。これでレジストリ操作をする必要がなくなりました。
 

3、PCI版とAGP版との比較


それではPCI版とAGP版とを比較していきましょう。
まずカードから見てみます。
 
  PCI版 AGP版
bus slot PCI AGP
メモリタイプ SDRAM SGRAM
メモリサイズ 16Mbyte 16Mbyte
使用メモリの種類 0316169CT3D
10 01L2305
IBM 5352
827502430 PQ
EfiteMT -8Q
M32L1632512A
B64192-BC
メモリバス 128bit 128bit
クリスタル 14.31818Hi8 U14.31D8
RAMDAC 125MHz 125MHz
製造 MADE IN SINGAPORE MADE IN SINGAPORE
型番 3DBBP16 3DBBA16
Model Number CT6760 CT6750
S/N S 6760 8 3 0001029 S 6750 8 4 0000827
言語 日本語版 英語版
付属ゲーム Forsaken(Full) Incomming(Full)

大きな違いはメモリタイプがSDRAMからSGRAMになったことです。SGRAMはSDRAMより高価でしかも高速なメモリです。後は大した違いはありませんが、bus slotがPCIからAGPになり、クロック周波数が66MHzと倍になったことと合わせると、AGP版の方が速くなったのがわかります。

では実際にベンチマークにてその違いを確認してみましょう。

MemClk=100MHz Vsync=OFF メモリレイテンシ=2 HigherPaformance
  ALL Text Scroll DD Read Write Memory Drive
PCI版 24557 36207 28727 56597 4338 43028 437 101 13544 13580 23539 C:10MB
AGP版 27173 36194 28725 61846 4400 58751 439 110 13508 13526 23534 C:10MB
矩形、Text、DirectDrawですべてAGP版の勝ちです。

MemClk=110MHz Vsync=OFF メモリレイテンシ=2 HigherPaformance
  ALL Text Scroll DD Read Write Memory Drive
PCI版 25237 36199 28714 57333 4358 47668 485 113 13491 13653 23534 C:10MB
AGP版 27375 36187 28739 62391 4350 59710 487 124 13508 13634 23539 C:10MB
これも同様にAGP版の勝ちです。

MemClk=120MHz Vsync=OFF メモリレイテンシ=2 HigherPaformance
  ALL Text Scroll DD Read Write Memory Drive
PCI版 26275 36198 28730 61343 4328 52034 533 125 13508 13526 23546 C:10MB
AGP版 27902 36197 28734 66101 4357 60245 534 136 13508 13544 23543 C:10MB
PCI版で最大パフォーマンスを示したMemClk=120MHzではAGP版も最大パフォーマンスを示し、Textで60000オーバーを記録!

MemClk=125MHz Vsync=OFF メモリレイテンシ=2 HigherPaformance
  ALL Text Scroll DD Read Write Memory Drive
PCI版 24935 36203 28727 60296 3993 42935 437 101 13350 13544 23526 C:10MB
AGP版 27423 36211 28734 64113 4358 58447 439 111 13544 13544 23532 C:10MB
MemClk=120MHzを超えるとパフォーマンスが急激に下がったPCI版でしたが、AGP版も同じでした。しかし、円は健闘。

改めてAGP版の性能を見てみると、さすがにいい値をだします。ただし、相変わらず円はRivaTNT等に比べると低いですが。また、購入価格もAGP版はお手ごろなので、価格性能比はだんとつです。もし今すぐビデオカードがほしい!という人には絶対におすすめの一枚です。
 

4、テスト環境(11/15)

 ★ ★ ★  HDBENCH Ver 2.610  ★ ★ ★
使用機種   Custom2(Celeron266->112*4=448)
Processor  Pentium II 448.3MHz [GenuineIntel family 6 model 5 step 1]
解像度     1024x768 65536色(16Bit)(リフレッシュレート60MHz)
Display    3D Blaster Banshee PCI/AGP(ドライバ:Ver.4.10.01.0105-2.224)
Memory     64,528Kbyte(CL=3)
OS         Windows 98 4.10 (Build: 1998)
Date       1998/11/15  14:59

SCSI = Initio INI-9XXXU/UW or inic-950 PCI SCSI Controller
SCSI = Initio INI-9XXXU/UW or inic-950 PCI SCSI Controller
HDC = Intel 82371AB/EB PCI Bus Master IDE Controller
HDC = プライマリ IDE コントローラ (デュアル FIFO)
HDC[?]=セカンダリ IDE コントローラ (デュアル FIFO)

A = GENERIC NEC  FLOPPY DISK
CD = SEAGATE ST34520W         Rev 1281(UltraWideSCSI 7200rpm)
E = NAKAMICH MJ-5.16S         Rev 1.06(5連装16倍速CD-ROM)
F = NAKAMICH MJ-5.16S         Rev 1.06
G = NAKAMICH MJ-5.16S         Rev 1.06
H = NAKAMICH MJ-5.16S         Rev 1.06
I = NAKAMICH MJ-5.16S         Rev 1.06
 

・ドライバ更新(11/23)

11/21に3D BLASTER Banshee用の最新ドライバがダウンロード可能になりました。当然のように最新ドライバをダウンロードしました。
 
 
BIOS 1.01.1 1.01.2
ドライバ 4.10.01.0105-2.224 4.10.01.0106-4.232

さっそくこのBIOS&ドライバを導入したわけですが、どうも変です。ベンチマークソフトのFinalRealityを実行してみると、画面が数秒おきについたり消えたりします。以前にDirectXのバージョン5が入っているところにバージョン3が上書きされた(ソフトのバグ)ときにも同様の現象がでたので、もう一度DirectX(バージョン6)をインストールし直しました。

結論は状況変わらず

そこで、ドライバを疑い、もう一度以前のものに戻してみました。すると、うそのように正常に戻りました。今の最新ドライはではマウスカーソルの移動がおかしくなるバグが直ったものなのですが、このドライバではDirectXが正常に動作しないようです。速く次のドライバが出ることを期待します。
 

・ドライバ更新(1/31)

1/30に3D BLASTER Banshee用の最新ドライバが久しぶりにダウンロード可能になりました。前回の不具合対応がされていることを期待してダウンロードしました。
 
  旧(11/21) 新(1/25)
BIOS 1.01.2 1.01.2
ドライバ 4.10.01.0106-4.232 4.10.01.0108-6.232

このドライバではDirectX 6が正式にサポートされました。これによりBanshee Controlに新規項目が2項目追加されました。

一つ目は"Enable DirectX6 support"です。これにチェックをつけるとDirectX6のDirect3Dの
 i.   W-buffering.
 ii.  Multi-texturing.
 iii. Flexible Vertex Formats.
がサポートされます。

もう一つはマルチテクスチャー用のテクスチャーステージNOを1又は2に指定するものです。

さっそくベンチマークを取ってみました。すべて"Enable DirectX6 support"、"Txture stage 1"に設定してあります。

MemClk=100MHz Vsync=Off
  ALL Text Scroll DD Read Write Memory Drive
27173 36194 28725 61846 4400 58751 439 110 13508 13526 23534 C:10MB
26783 36206 28729 58398 4448 57942 412 99 14007 14124 23533 C:10MB

MemClk=110MHz Vsync=Off
  ALL Text Scroll DD Read Write Memory Drive
27375 36187 28739 62391 4350 59710 487 124 13508 13634 23539 C:10MB
26601 36215 28729 60740 4401 54138 457 111 14027 14104 23542 C:10MB

MemClk=120MHz Vsync=Off
  ALL Text Scroll DD Read Write Memory Drive
27902 36197 28734 66101 4357 60245 534 136 13508 13544 23543 C:10MB
26135 36200 28730 56400 4414 54823 503 126 13988 14027 23540 C:10MB

このように比較してみると新しいドライバは遅くなっています。ただ円だけは向上しています。

最新ドライバではDirectX6がサポートされたわけですが、早速前回のDirect3Dをサポートしたソフトを起動させると画面が点滅するという不具合が解消されたか調べてみました。

結果は解消されず

上記の不具合はOpenGLを使用したソフトでは起こらないため、Direct3Dでの不具合のようです。DirectX6.1がリリースされているようなので、こちらでもう一度テストしてみようと思います。
 

・HDBenchでTextの値が伸びない人へ朗報

HDBenchのTextの値が矩形の半分くらいしか出ない人は

<コントロールパネル>-<画面>-<効果>-<スクリーンフォントの緑を滑らかにする>

にチェックがついていないか確認してください。これにチェックがついているとTextの値が半減するようです。
 

・ドライバ更新(3/1)

3DfxからBanshee用のリファレンスドライバがダウンロード可能となったので、早速テストしてみました。
 
  ALL Text Scroll DD Read Write Memory Drive
Creative 36153 40783 32369 102297 6254 78890 524 130 14084 14027 26427 C:10MB
3Dfx 34131 40794 32359 92164 5473 73743 503 132 14045 13969 26430 C:10MB

Creative社製のドライバはバージョンアップするとDirect3Dで画面が点滅するという不具合があったのですが、このリファレンスドライバではそのような現象は起きなくなりました。さすが、3Dfx社のドライバです!速度的にはCreative社のより若干遅いですが、安定しているのでこのまま使おうと思います。



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