FILE01
概要;保存ダイアログに, Finder上で選択したフォルダを表示させる
関連;GoToFolder, Selected

「デスクトップ上で開いているフォルダに書類を新規保存したい」とします.通常ですと保存先を問うダイアログボックス内でディスクやフォルダを切り替える煩わしい操作を行なって, 目的のフォルダに到達しなければなりません.この煩わしさをKeyQuencerで解消することができます.
必要な手順を示します.

	手順1.作業中のアプリケーションからFinderに移る.
	手順2.保存先のフォルダを選ぶ.
	手順3.作業中だったアプリケーションに戻る.
	手順4.メニューから「保存」を選ぶか, ショートカットキー cmd + "s"をおす.
	手順5 .手順2で指定したフォルダの内部を, 保存先を問うダイアログボックスに表示する.
	手順6 .保存する書類のタイプや名前を決めてダイアログボックスを閉じる.  
それでは, マクロにしてみましょう.
         --手順1.作業中のアプリケーションを記憶したうえで, Finderに移る.
		SwitchApp 'MACS' remember 
	--手順2.保存先のフォルダを選ぶ.
		Message "保存したいフォルダの内部をクリックして, returnを押して下さい"
		WaitKey return-- 保存先が決定されるのを待つ.
		key cmd up--先程クリックされたフォルダの上の階層を表示.
		       	         --なおこれはFinderショートカット.
		WaitUpdates--上の階層が表示されるのを待つ.
				 --こうすることで先程内部をクリックしたフォルダが
			 	 --Finderで選択状態になる.
	--手順3.作業中だったアプリケーションに戻る.
		SwitchApp restore 
	--手順4.保存のために, ショートカットキー cmd + "s"をおす.
		Key cmd "s"
	--手順5.指定したフォルダの内部を表示する.(ちょっとタイムラグがあります.)
		GoToFolder selected 
	--手順6
		--保存する書類の名前やタイプを決定して下さい.
	--この後は, 手順2で開いた上の階層を閉じるための処理です.
		WaitWindow dialog closed--ダイアログボックスが閉じられるのを待つ.
		SwitchApp 'MACS' remember--Finderに移る.
		WaitApp 'MACS'--Finderに移るのを待つ.
		Key cmd opt down--表示されていた上の階層を閉じる.
					--これもFinderショートカットです.
		WaitUpdates--上の階層が閉じるのを待つ.
		SwitchApp restore--作業中だったアプリケーションに戻る.  
となります.フォルダ選択のための処理とその事後処理とが入って来ていますのでやや複雑に なります.操作ガイドが表示されるようになっていますので実際に実行してみて下さい.

なお保存したいフォルダに既に少なくとも1つのファイルまたはフォルダが存在する場合は, 次のマクロも考えられます.

         --手順1.
		SwitchApp 'MACS' remember 
	--手順2.保存先のフォルダを選ぶ.
		Message "保存したいフォルダ内の, 書類をクリックして, returnを押して下さい"
		WaitKey return
		GetFileInfo selected save--クリックした書類のパスを記憶します.
	--手順3.
		SwitchApp restore 
	--手順4.
		Key cmd "s"
	--手順5.指定したフォルダの内部を表示する.
		GoToFolder $directory  --クリックした書類が含まれるフォルダの内部を表示
以上のようになります.ここでは 手順2で, 「保存したいフォルダの内部をクリック」の代わりに「保存したいフォルダ内にある, ファイルまたはフィルダをクリック」しています.このマクロの方が手順6の事後処理がない分だけシンプルですが, 空っぽのフォルダに対しては無効です.

(追記)このマクロと似たことを実現している機能拡張ユーティリティー Click, there it is! を発見しました.機能拡張と比べるとこのマクロは泥臭く見えますが, ファインダがフロントになる点と保存先を確実に指定できる点ではこのマクロにも分があります.ケースバイケースで両方使うのが良いでしょう.


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