パソコンの管理者体制

 
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 私は,社内のパソコンの管理に関しては,ユーザに感謝していることがあります.これは,社内でパソコン管理のための組織が確立されていることです.もちろん,この組織を確立してくれた先輩方と,それを今日まで維持してくれている,管理職の皆さんにも感謝しております.

 この組織とは,各部署の10〜20人のユーザに対して1人づつくらい,それらユーザが利用するパソコンの管理者がいることです.我々社内のシステム部門は,このパソコン管理者を通じて,ユーザ個人個人に情報を行き渡らせることもできます.逆に,ユーザはリクエストやトラブル時には,このパソコン管理者に話をして一次対応をしてもらい,必要なら情報システム部に連絡することもできます.

 最近は経費削減の関係からパソコン関係の業務で大きな変更は少ないのですが,過去には,パソコンの入れ換え,オフィスソフトウェアの導入やアップグレードなど,全社的なプロジェクトの時に,彼らパソコン管理者は非常に頼りになりました.社内で認められた業務なので,このようなプロジャクトの時には,彼らに一緒に参加してもらい,部署内の調整をしてもらえるからです.もちろん彼らには,あまり負担をかけるわけには行きませんので,お願いできる範囲も限られてはいますが.

 また,個人ユーザが情報システム部門に相談したいときがあります.たとえば,MOやCD-Rのドライブが欲しい,特別なソフトウェアを入れて欲しい,出張のためノートパソコンが借りたい,パソコンがちょっとしたトラブルを起こした,など.このようなときにも,パソコン管理者は,まず部署内で調整を行い,その後に我々情報システム部門に連絡してきれくれます.

 部署によっては,パソコンの使い方は,さまざまなので,一概にこの体制が良い場合ばかりではありません.たとえば,ある部署は,工場内にある数多くのパソコンの所有をしています.この時には,この部署のパソコン管理者にこれを全部見てくれと言うのは難しいので,システム部が面倒をみます.また,ある部署ではパワーユーザばかりで,リクエストが多く,いちいちパソコン管理者に部署内の調整をさせるのが申し訳ない場合もあります.この時も,ユーザから直接システム部に連絡できるような方法で対応しています.

 このように,10〜20人に1人のパソコン管理者は,通常の業務の他にこの業務もこなすわけで,結構大変ですが,社内の体制として正式に認められた業務なので,これまでには大きな不満はないようです.システム部でも,彼らへの教育や融通の面では配慮しています.また,10〜20人というのが,1人の人間が,全部のパソコンを把握できる数としてちょうど良いのかもしれません.

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Last Update:03/05/03 , Wasabi