パソコンの置き換え

  
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 パソコンを導入して3−4年もすると,ソフトウェアのアップグレードや新ソフトの導入,データの処理に絶えられなくなり,パフォーマンス的な寿命が来てしいます.ハード的にはまだ動くのですが,業務内容によっては,処理能力が足りないので,新品に置き換えることになります.このとき出てくる古いパソコンは,結構頭を悩ますタネになります.

 まず,そのパソコンの交換を行った部署において,交換した古いパソコンはどうするのか,と聞かれます.幸いにして,私の会社では,全てのパソコンはシステム部で購入と管理を行うことになっています.3−4年程度の古さであれば,もっと古いパソコンを使っている部署もあるので,社内全体を見て古いパソコンの予備にするということを伝えます.

 以前は各部署でパソコンの購入をおこなっていたので,その所有権を主張されて,この古いパソコンをシステム部に引き取らせてもらえずに,その部署の2台目パソコンや共有パソコンとして置くこともありました.その時は,パソコンが十分に配布されていない部署もあったので,そちらに使わせてあげて欲しいということで説得したこともありました.パソコンの所有権がシステム部にないと,社内全体での計画をうまく行うのが難しいです.そのため,その後は,パソコンはシステム部で購入というルールを,上の方を説得して作らせてもらいました.

 こうして,3−4年前のパソコンの置き換えを計画的に行うと,結構な台数が出てきます.すると,もっと古いパソコンを使っている部署のパソコンを置き換える計画が浮上します.この古いパソコンを使っている部署では,OSやソフトウェアもしばらくアップグレードできずにいたので,社内でのOSやソフトウェアのバージョンの共通化にとっては,十分な価値があります.その部署の人たちも,多少でもパソコンのパフォーマンスが上がればうれしいものです.

 こうして,計画を実行すると,今度は,もっと古いパソコンが出てきます.これがもっと厄介になります.しかも,これらパソコンは,今までそこで使えていたので,その古いパソコンを使っていた部署の人たちは,その後も何かの目的で使おうと陳情してきます.しまいには,自宅用に使わせてくれと言い出す始末です.この人たちは,それまでも古いパソコンを使ってきていることもあり,物を大事に使いたがるので,これを説得するのには,相当な労力を要します.

 これも以前は,このパソコンを全くサポートしないという約束で使わせてあげていました.しかし,最近では,このサポートがない状況がどんなに大変か,みなさんが分かってきているので,説得するにも少しは楽にはなっていますが.

 私も個人的に,使えるものを捨てるのがもったいないと思うタイプなので,なんとかこの古いパソコンの使い道は無いものかと考えています.しかし,古いパソコンほど,より故障しやすく,そして,OSやソフトも古いものしか使えなかったり,インストールに時間がかかったりと,よりサポートを必要とします.社員に譲渡ということも考えられますが,サポートとソフトウェアなしの古いパソコンをどれだけの人が欲しがるか.欲しがる人はいても,すぐ捨てられてしまいそうです.その時,廃棄の仕方が正しくできずに,しかも,パソコンのシリアル番号から会社の名前がわかったり,HDDからデータが流出したりしたらたいへんです.

 そこで,いまのところは,この古いパソコンの良い再利用の方法が見つからないので,もったいないと思いながらも,自分たちで廃棄を行っています.

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Last Update:03/04/25 , Wasabi