マルチブートのさまざまな方法と手順を簡単に説明します。
これで大体の流れをつかんでください。

電源を入れてからのコンピュータの起動方法 同じ C ドライブに 2 つの OS をインストール
Win9x系を C に、 WinXP(2000) を D にインストール 1 つのハードでパーティションを分けてマルチブート
2 つのハードを使ってマルチブート

■ 電源を入れてからのコンピュータの起動方法

 コンピュータが電源を入れてからどのように起動しているかというと・・・・・


 電源 ON > BIOS 読み込み > ハードディスクの MBR 読み込み > OS 起動

 電源を ON にしてから BIOS の読み込みまではコンピュータがほとんど自動で行います。
 MBR の読み込みのところで他のマルチブートができるプログラムで書き換えてやるか、マルチブートソフトをインストールしてやると他のハードドライブ、パーティションから起動できるようになります。

 このような流れを頭に入れて以下の文章をお読みください。m(_ _)m

■ 同じ C ドライブに 2 つの OS をインストール

 一番簡単なマルチブートですが、ちょっと癖があります。

● Windows98(98SE/ME)WindowsXP(2000) のマルチブート

 まずは古い OS からインストールが基本です。
1. Windows98(SE/ME) をインストールします。(FAT32であること)

2. Windows98(SE/ME) を起動し、WindowsXP(2000) CD-ROM をセットします。

3. [ アップグレードしますか? ] で、[ いいえ ] をクリックします。

4. [ 新規インストール ] にチェックして [ 次へ ] をクリックします。

5. [ 特殊なオプションの設定 ][ 詳細設定 ] ボタンをクリックします。


6. [ Windows インストールの場所 ] でフォルダ名を設定して、
  [ セットアップ中にインストールパーティションを選ぶ ]
をチェックします。・・・・・C ドライブにする。

  ・・・・・ Windows98(SE/ME) がインストールされているフォルダ名ではなく、違うフォルダ名 ( WinXP/Win2000 など ) を付けてください。

7. 指示に従ってセットアップを進めます。

8. これで 起動時に WindowsXP(2000) と Windows98(SE/ME) の選択画面が表示されるようになります。


 WindowsXP(2000) の NT ローダーを使ったマルチブートになり、起動時に NT ローダーの選択画面で WinXP(2000) と Win98(SE/ME) を選択できるはずです。
注意!
同じ C ドライブにインストールされているので何か不具合が起こった場合、2 つとも OS が起動しない場合があります。
また、Prgram failes のフォルダが共有されるのでソフトは再度インストールしないと動きませんし、98 からアンインストールした場合、ソフトが動かないなど複雑になります。

Win9x系を C に、WinXP(2000) を D にインストール

 上記で Win98(SE/ME) と WindowsXP(2000) を同じ C ドライブにインストールする方法を紹介しましたが、不具合が起こった場合・Prgram failes のフォルダ共有問題、ソフトのアンインストール問題などがあります。

 そこで、上記で Win98(SE/ME) を C ドライブ、 WindowsXP(2000) を D ドライブにインストールします。

[ 同じ C ドライブに 2 つの OS をインストール ] と同じですが、6 番のところで
[ Windows インストールの場所 ] でフォルダ名を設定して、
[ セットアップ中にインストールパーティションを選ぶ ] をチェックして [ C 以外のパーティション ] にします。
注意!
やはり、WindowsXP(2000) の boot 情報と最低のシステムが C ドライブに書き込まれているので何か不具合が起こった場合、2 つとも OS が起動しない場合があります。

■ 1 つのハードでパーティションを分けてマルチブート


 [ 同じ C ドライブに2 つの OS をインストール ] [ Win98(SE/ME) を C ドライブ、 WindowsXP(2000) を D ドライブにインストール ] では不具合が起こったとき大変ですが、それを防ぐために各パーティションごとにOSをインストールします。


 これの利点は、パーティションを分けて各パーティションごとにインストールするので、他の OS に影響されにくいことです。
 その代わり OS をインストールするパーティションは基本パーティションでなければなりません。・・・これは Windows の仕様です。


 FDISK では基本パーティションが 1 つ、拡張パーティションが 3 つまで作成できますが、これでは 2 つ目の OS をインストールできません。


 そこで、基本パーティションを2つ以上作成、ブートさせるための専用のソフトが必要になります。
System Selector / BootIt / Partition・It / PartitionCommander / PartitionMagic ・・・・・

MBM / Fips ・・・・・など
1. まずは上記のソフトを使って 2 つ(それ以上でも OK) の基本パーティション C ドライブ、 D ドライブを作成します。

2. 既存の C ドライブをマスクして D ドライブをマスクして C ドライブとして起動させます。

  ・・・・・OS が入っている既存の C ドライブは見えない状態です。

3. OS のインストールを行います。

4. 再起動すると最後にインストールした OS しか起動しませんので MBM などのマルチブートソフトを使って各 OS を選択できるようにします。

 MBM とパーティションソフト ( PartitionMagic・・・・・など ) を使った説明

1. PartitionMagic などのパーティション作成ソフトなどを使って新しく入れたい基本パーティションを作成します。

2. 起動DISK、またはCDからブートさせて、DOSからMBMをインストールする。

3. 再起動後、MBM の画面で止まるので、既存の OS が入っているパーティションを F4 を押して拡張機能を表示させ、 F8 を押してマスクします。

4. 新しく OS を入れたいパーティションをスペースバーを押してデフォルトにします。
  ・・・・・*印が表示されます。( 次に起動したときデフォルトにしたパーティションが C ドライブとなっています。)

5. 再起動させて起動 DISK、または CD からブートさせて OS をインストールする。

6. このままでは最後に入れた OS しか起動しないので、もう一度起動 DISK か、CD からブートさせて DOS を立ち上げ、MBMをインストールする。

7. 再起動後、MBMの画面で止まるので、まず既存の OS が入っているパーティションを F8 を押してマスクを解除します。


8. これでマルチブートができるようになったのですが、OS 同士がぶつかる可能性もあるので、F7 を押してグループ設定を行います。
  ・・・・・これでお互いがマスクされ、OS 同士がぶつかることはありません。

9. F2 で分かりやすい名前を付けます。
  ・・・・・WindowsXP Japanese / Windoes98SE Korean・・・・・など。

MBM を使って Windows98 を C ドライブとして起動・・・・・WindowsXP は隠されていて Windows98 からは見えません。


MBM を使って WindowsXP を C ドライブとして起動・・・・・Windows98 は隠されていて WindowsXP からは見えません。
 * MBM の拡張機能を使ってお互いが見えないようにしています。

 詳しい手順は [ MultiBoot 編 ] を参照のこと。

2 つのハードを使ってマルチブート

 PQMagic などのソフトでパーティションを切り直すことなくマルチブートができるのでより安全で簡単にできる方法です。
 2台目からブートさせるソフトが必要です・・・・MBMなど。
1. まず既存のハードを取り外します。

2. 新しいハードを取り付けます。・・・・・マスターに設定すること。

3. DOS を立ち上げてハードをフォーマットする。
  ・・・・・( XP/2000 は CD からブートさせてインストール時にフォーマット可能です。)

4. DOS から、または CD でブートさせて OS をインストール。

5. 既存のハードを元に戻し、新しいハードをスレーブにして取り付ける。

6. 既存の OS、または DOS を立ち上げてマルチブートできるソフトをインストール、設定する。

 MBM を使うとハードを取り外さなくても、マスクをすることで 2 台目のハードにもインストールできます。

1. 新しいハードを繋ぎます。・・・・・スレーブに設定。

2. 既存の OS を立ち上げて新しいハードをフォーマットする。・・・・・( DOS から FDISK、FORMAT が必要な場合あり。)

3. 起動 DISK、または CD からブートさせて、DOS から MBM をインストールする。

4. 再起動後、MBM の画面で止まるので、既存の OS が入っているハードを F4 を押して拡張機能を表示させ、 F8 を押してマスクします。

5. 次に新しく OS を入れたいハードをスペースバーを押してデフォルトにします。
  ・・・・・*印が表示されます。( 次に起動したときデフォルトにしたパーティションが C ドライブとなっています。)

6. 再起動させて起動 DISK、または CD からブートさせて OS をインストールする
  ・・・・・( XP/2000 は CD からブートさせてインストール時にフォーマット可能です。)

7. このままでは最後に入れた OS しか起動しないので、もう一度起動 DISK か、CD からブートさせて DOS を立ち上げ、MBMをインストールする。

8. 再起動後、MBM の画面で止まるので、まず既存のハード を F8 を押してマスクを解除します。


9. これでマルチブートができるようになったのですが、OS 同士がぶつかる可能性もあるので、F7 を押してグループ設定を行います。
  ・・・・・これでお互いがマスクされ、OS 同士がぶつかることはありません。

10. F2 を押して分かりやすい名前を付けます。
  ・・・・・WindowsXP Japanese / Windoes98SE Korean・・・・・など。

MBM を使って 1 台目、2 台目からの OS の起動が可能になります。
 * MBM の拡張機能を使ってお互いが見えないようにしていますが、アクセスできるようにもできます。。

 詳しい手順は [ MultiBoot 編 ] を参照のこと。



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