ThinkPad240にWindows2000 Professionalをインストールする!

更新日 2000年5月12日

リカバリー環境がやっと整ったので、240にWindows2000 Professionalをインストールしました。機器構成は43J(ノーマル)にアイオーデータのSCSI PCカード、CBSC IIとメルコのふるーいCD-ROMドライブ(CDS-4E)です。リカバリーしたCドライブ1.9GBにアップグレードインストールしました。

何はともあれまずは情報収集。

情報がないばかりに無用の苦労をすることも多々あるのがOSのインストール。というわけでマイクロソフトや日本IBMのサイトはもちろん、SCSIカード関連でアイオーデータのサイトやニフティの会議室などの情報もチェックしました。

マイクロソフトのページで必要システムを確認すると、Pen133以上で32MB(推奨64MB)、850MBのHD空き容量(推奨トータル2GB以上のHD)となっています。240なら楽勝ですね。(メモリはぎりぎりか)

日本IBMのサイトではサポートページからWin2000関連のページにジャンプできます。まずREADY PCプログラムを見ると載っていませんねー、240。気を取り直してpdf形式の対応情報を見るとありますね、240。これによると240はACPIをサポートしている、BIOSはIRET54WWで動作確認した、アップグレードインストールではプリロードされたいくつかのユーティリティやアプリケーションが動作しなくなる、などだそうです。とりあえず2000で使えるということですね。インストールについても240は特に問題なさそうですね(と思っているだけ)。

アイオーデータのサイトでは製品別のサポートソフトのページにpdf形式で使用方法がアップされています。

これらの情報に目を通しておくのが転ばぬ先の杖になると思います。

いよいよインストール

まずCBSC IIのドライバディスクを用意します。Win2000対応ドライバはアイ・オー・データのWebサイトにありますので、ダウンロードして解凍しドライバディスクを作っておきます。

240を起動します。この時FDDを接続するのを忘れずに。起動したらCBSC IIを挿してCD-ROMを認識させます(繋いでから起動してももちろんよいです)。

Win2000CDのsetup.exeを立ち上げると「Windows2000にアップグレードしますか?」と聞かれるので「はい」を選択します。次の画面で「Windows2000にアップグレードする」を選択します。ライセンス契約に同意してプロダクトキーを入力します。互換性のWebサイトを参照しろといわれますが、すでに参照した(ことにします)ので次に進みます。アップグレードパックについてはよくわからないのでとりあえず次に進みます。NTFSにアップグレードするか聞かれますが後でもできるので、とりあえず今はいいえを選択して次へ。その後インストーラが自動的に情報ファイルを読み込んでアップグレードレポートを作成します。

すると「プラグアンドプレイの更新されたファイルの提供」で、ドライバを更新しないと使えなくなるデバイスの一覧が出てきます。ここにCBSC IIが載っていますので、アイオーデータの情報どおりにCBSC IIを選択して「ファイルの提供」をクリックします。16BitとCard Busの両方のモードが載っている場合はとりあえず今使っているモードを選択すればよいでしょう。するとドライバの場所を聞いてきますので事前に作成したドライバディスクをFDDに挿入し、Win2000フォルダを選んで「OK」をクリックするとCBSC IIがリストから消えます。
あとはESS SBエミュレーションですがとりあえずわからないのでそのまま先に進みます。アップグレードレポートが出ますので後々のことも考えて「名前をつけて保存」しておきます。すると「インストールの準備完了」画面になるので「次へ」をクリックします。ファイルのコピーが始まりますが途中で3回再起動するそうですのでFDDからCBSC IIのドライバディスクを抜いておきます。

最初の再起動後、プロンプト画面で下に「S=Specify Additional Device ENTER=....」という文章が出ている画面になるので「S」を押します。すると「Please insert the disk labeled......」という画面が出ますので、CBSC IIのドライバディスクをFDDに入れ、Enterを押します。するとCBSC IIのドライバをインストールする画面が出ますので今使っているモードを選択してEnterを押します。すると「Setup will load support for ......」と書いてある下にCBSC IIなんとかと出ている画面になりますので、Enterを押して次に進みます。ファイルのコピーが終わると再起動しますのでFDDからドライバディスクを抜いておきます。

再起動後いよいよWin2000のGUI画面になります(まだVGAですので画面が小さいです)。セットアップ中にCBSC IIのドライバにデジタル署名がないけどどうする?と聞かれますが、かまわず「はい」を選んで進めます。あとはインストールの行方を見守っていればよいでしょう。最後の再起動が終わればインストールは終了です。そのあとパスワードの作成画面になりますので新しいパスワードを設定し、次に進めば無事Windows2000が起動するはずです。ということで

無事インストール完了!

予想されたとは言え、やっぱり時間かかりますね。それで起こった問題ですがまず第一にマルチブートにしていたWin98SEが立ち上がらなくなっていました。おそらくCドライブでW2Kを上書きインストールした影響が出たものと思われます。よく見るとcommand.comやhimem.sysなどが消えておりました。システムコマンダーでパーティションを隠しておけばよかったのですがそのままインストールしたので別パーティションのファイルも消されてしまったようです。とりあえずデータファイルは残っているようなのでこれを退避させてから(一応バックアップはとっていますが)、復旧させるなり消してしまうなり考えたいと思います。

さて、Win2000ですが特にドライバ等更新することもなく、無事に音が鳴って、画面が出て、モデムで通信ができています。プリインストールソフトの中には動かなくなってしまったものもありますが、おおむね順調に動いています。

以下はリカバリ状態からアップグレードしたときのアップグレードレポート(全文)です。

 

アップグレード レポート
-----------------------
信頼性と品質は、Windows 2000 の主要な設計ゴールです。十分な情報がユー
ザーに提供されていない場合、デバイスとプログラムに関する互換性の問
題によりこれらのゴールが満たされない可能性があることを理解しました。
Windows 2000 での特定のデバイスとプログラムのテスト中に、Windows 2000
にアップグレードした後に発生する可能性がある互換性の問題を検出しま
した。このレポートには、これらの問題が記述されています。多くの場合、
ハードウェアまたはソフトウェア ベンダからの新しいソフトウェアの更
新によって、これらの問題を解決できます。このレポートの結果について心
配な場合は、これらの問題が修正されるまで Windows 2000 にアップグレー
ドしないでください。

Windows 2000 との製品の互換性についていの詳細な情報は、ハードウェ
アまたはソフトウェア製造元に問い合わせてください。また、追加情報を 
http://www.microsoft.com/japan/windows2000/appscatalog/ で参照できま
す。

内容:
        ハードウェア
        Windows 2000 と互換性のないソフトウェア
        一般情報

ハードウェア
------------
レポートのこのセクションにはハードウェアの互換性の問題が記述され
ています。

互換性のないハードウェア

次のハードウェアは、追加ファイルがないと Windows 2000 ではサポートさ
れない可能性があります。互換性のあるハードウェアの一覧については 
Microsoft Windows 2000 ハードウェア互換性リストのサイト 
http://www.asia.microsoft.com/japan/hcl/ を参照してください。(次のエ
ントリのいくつかは、ハードウェアとして登録されているソフトウェアの可
能性があります。)

    サウンド、ビデオ、およびゲームのコントローラ
      ESS SBエミュレーション

    プリンタ
      RingCentral Fax

アップグレードを続行できますが、追加ファイルが提供されるまでハードウ
ェアは動作しない可能性があります。

互換性のないハード ディスク コントローラ

    セットアップには、このコンピュータ上のハード ディスク コントロー
    ラ用のドライバがありません。このドライバを用意しなければセットア
    ップは失敗する可能性があります。セットアップを続行するには、正
    しい Windows 2000 互換ドライバ ディスクが必要です。Windows 95
    または Windows 98 用に設計されたドライバ ディスクは使用しないで
    ください。
    
    正しいドライバの入ったプロッピー ディスクが用意されてから続行する
    ことをお勧めします。ドライバなしで続行できない場合は、セットアッ
    プを取り消すことが必要になります。


Windows 2000 と互換性のないソフトウェア
---------------------------------------
このセクションは、Windows 2000 と互換性のないプログラムの情報を表示
します。アップグレードする前に、これらのプログラムの問題の重要性に
ついて評価してください。

Windows 2000 をサポートしないソフトウェア

コンピュータ上で Windows 2000 をサポートしないプログラムを検出しま
した。ソフトウェアのベンダに問い合わせて、更新情報または Windows 2000
互換のバージョンを取得してください。アップグレード前に、これらのプロ
グラムを更新しない場合、プログラムは動作しません。

    RingCentral Fax (デスクトップ)
    RingCentral Faxの起動 (スタート メニュー)
    トラックポイント (コントロール パネル)

Windows 2000 にアップグレードする前に、互換性のないプログラムをすべて
削除してください。アップグレード後、アンインストールが動作しないこ
とがあります。コントロール パネルの [アプリケーションの追加と削除] を
使用すると、ほとんどのプログラムを削除できます。[スタート] をクリック
して、[設定] にポイントします。次に、コントロール パネルをクリックし
て、[アプリケーションの追加と削除] をクリックしてください。

互換性のないプレ インストール プログラム

次のプログラムはコンピュータにプレ インストールされています。これらの
プログラムは Windows 2000 をサポートしていないため、アップグレード
後には動作しなくなります。コンピュータの製造元の Web サイトで、最新の
バージョンがあるかどうかを確認してください。

    IBMインターネット (スタート メニュー)

Windows 2000 をサポートしない可能性があるソフトウェア

次のアプリケーションは Windows 2000 と互換性があるか判定できません。
問題を避けるために、アップグレード中にそれらのアプリケーションを無
効にします。ソフトウェアのベンダに問い合わせて、アップグレード パッ
クを取得してください。

    ThinkPad 機能設定 (スタートアップ プログラム)

一般情報
--------
このセクションでは、アップグレードする前に知っておく必要がある重要な
情報を提供します。

検出されたバックアップ ファイル

    コンピュータ上に Windows 98 の一部のバックアップ ファイルと思われ
    るファイルが見つかりました。Windows 2000 へのアップグレード中にコ
    ンピュータから、ハード ディスクにあるすべてのバックアップと一緒に
    Windows 98 を削除します。詳細は Windows フォルダ内の Setupact.log
    ファイルにあります。バックアップ ファイルが含まれている可能性があ
    る 71 個のフォルダを一覧表示します。
    
    これらのファイルをフロッピー ディスク、ネットワーク サーバー、圧
    縮アーカイブ ファイルまたは別のバックアップ機構へコピーして、保護
    してください。

アップグレードレポート終わり

 

Win2000はWin98SEで使っていた頃のように不安定になることもなく(さすがBuilt on NT Technology)、快調に動いているのですが大きな問題(少なくとも私にとっては最も重要なこと)がひとつ出てきました。それは

FrontPageExpressがインストールできない!

ことです。今出ているIE5はWin2000にインストールできないようで付録のFrontPageExpressもインストールできないのです。FrontPageを買うのもあほらしいので、やむなく(というと怒られるかも)240に付いてきたホームページビルダーでこのページを書いています。今まで慣れ親しんだものに比べるとやはり使いづらいです。慣れるまで苦労しそう。

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