クオッドとマーベン

さあ、一週間しかないのに、色々と面白い事がテンコ盛りだったので、 本当にいっぱい書く事が在ります。これも、楽しかった出来事の 一つでした。これは、ここの大黒柱の親父さんのマーベンに クオッドと英語では呼ばれる四輪バイク乗りに連れて行って貰いました。 その前日にアイスフィッシングをした時に自分は、思いっきりクオッド を一人で乗らせて貰ったので、「二人乗り」で行くからなぁーと いわれた時は、何にも不満がありませんでした。しかも、その時に、 自分が安定性のあるそのクオッドで「こけた」ので、その方が 安全でいいや。とも思いました。

そもそも、クオッドというのは、四つのタイヤがあるバイクです。 (四つあっても、バイクというのは変ですが。。その辺は、気にしない。) かなり安定のある一人乗りのバイクです。しかも、この手のバイクでは、 一番排気量の多い350CCのバイクです。だから、地面がある限り どこへでも行けてしまいます。その証拠に道亡き道を行くという冒険には、 ぴったりの乗り物です。(まあ、それをこかしてしまった自分は、 かなり、ひどいドライバーですけどね。)

特に、このヒントンは、ロッキー山脈に囲まれているという事もあって、 自然は、あたりを見渡せば、どこにでもあります。だから、マーベンも 仕事がない日は、マーベンの友達とつるんで、あたりの森を毎週 探検しているらしいです。だから、色々行くと、ここも、あそこも 行ったよと教えてくれました。

さて、今回の目的は、「山やぎを見ようー」という企画です。なんでも、 その目的の小道には、たくさんの崖があって、そこに、いつも山やぎが 出没するらしいです。まあ、自分もこっち、オタワでは、そう見れる物で ないし、しかも野生と聞くと、見れるんだったら、見るのが一番なので、 見れれば、ラッキーかなぁーなんて、思いながら、その日の朝の9時くらい 出発しました。

メンバーと待ち合わせて、目的の場所まで、車で一時間向かいました。 肝心のクオッドですが、その車を止めた所から、また、二時間くらい 片道で行くみたいな所に「やぎ」がいるそうなんです。

でも、その走る場所が凄い。というのも、それだけ山の中だから、 道なんて物が存在する所は、走らない。いわゆる道亡き道を本当に 行きます。しかも、そのクオッドに二人乗りするんだから、もう、 自分は、きちんとしがみつかないと、落ちてしまいそうになるぐらいの ラフな所をなんのそので、そのクオッドでは、どんどん行きます。 まあ、そんなんで、本当に最後まで自分は、持ちこたえられるのか? と思いながらその起伏の激しい所に突入しました。

なんとか、起伏の激しいの超えると、その道先案内人の人が、 「何で、ついてきたの?}と運転手のマーベンに聞きました。 というのも、その道先案内人の乗っていたのは、スノーモービルという あのスキー場でよく見かける、キャタピラのついた乗り物に 乗っていたから、彼が行く所は、普通の道の所では、都合が 悪いので、少しでも雪のある道を通った結果、そのような起伏の激しい 所を通ったと言う事だったんです。しかも、今年は、エルニーニョ現象 で、温暖な冬で、いつもより、ぜんぜん暖かいので、 雪が少なかったわけです。だから、彼は、過酷な道を取らざる得なかった 訳ですね。でも、自分の乗っているクオッドは、タイヤがついているので、 普通の道のほうが走りやすい訳です。だから、道先案内人の彼は、 ついてこずに目的の出発点で待ち合わせするかと思っていたんですね。

まあ、そんな事言っても、冒険好きなマーベンは、そんな事は気にせずに 逆にその起伏を楽しんでいましたね。でも、自分は、しがみつくのが 大変で、周りの景色もみれませんでした。(笑)

そんな事もあって、やっと、その彼が待っていた所についたんですが、 何せ季節が冬だから、いくら、温暖な冬と言っても、北海道より、 緯度的に上に位置しているヒントンは、寒いです。だから、氷も ばりばり張ってます。張っていると言うより、氷ついています。 だから、川もすっかり、凍って立派な道に早変わり、それで、 その上をクオッドで行こうという事です。

前の日が大きな湖の上だったので、「そうかぁ」としか、考えなかったんだけど、 もっと良く考えると、夏になると、この場所は、川になって、今、いる所は、 クオッドでは、とても行けない所なんだなぁーと思うと、周りの 風景が珍しく思えました。

どんな景色だったかと言えば、凄い絶壁がいくつもあって、クレーンで わざと掘りだした感じでした。でも、それがは入れる場所はとても、無く、 どうやって、したのか、不思議でした。だから、運転手のマーベンに(運転中に) 、「これは、人工で作ったものなの?」って、聞くと「これは、自然に出来た物だよ」 と教えてくれました。その証拠に、スケールは、小さいのですが、グランドキャニオン で、見かけるような石の置物(自然に出来た)物がありました。もちろん、 写真に撮りました。でも、デジカメではなかったので、これをアップするのは、 いつになる事やら。

まあ、そんなこんなで、川の氷の上を走るので、なんとも平坦に行ってくれます。 でも、氷なので、滑る時は、凄く滑ります。だから、変に、飛ばしすぎると、 すーーーーっと、クオッド自体が、3メートルほど滑ってしまいますね。これには、 少し、自分も恐かった。というのも、ここで、変にブレーキをかければ、 余計に滑るし、だからと言って、変に、エンジンを吹かしても、タイヤは、 空回りするだけだから、とっさに、スピードを緩めるしか手が無いんですよね。 でもって、一回、その大きいスリップがあって、自分と、マーベンの乗ったクオッド が大きく滑って、止まりかけの所で、小さな障害物に当たって、ちょっと、ひっくり 返りそうに成りました。この時は、一瞬、「ひやっ」としました。

もっと、恐かったのは、マーベンともう一台、自分たちより先に行く、 クオッドがあって、このクオッドの運転手は、もうー、飛ばす、飛ばす。 一応、このクオッドは、5速の変速ギアなんですが、もう、体感スピードから して、もう、最高の5速で氷の川の上をばんばん行ってました。マーベンも 一緒に行った仲間の間から、「今日は、飛ばしすぎるなよ」と言われる ほどのスピード狂です。でも、自分が後ろにいるから、まあ、大丈夫かな? と思っていた矢先にこの、高速チェイスの始まりです。もう、自分も、 先を見てないと、へんに、凸凹を通れば、もう、がんがん跳ねます。 これを自分が確認をとっておかないと、もう、思いっきり、上下に自分が 揺れて痛いし、落ちそうになるから、もう、必死になりました。(笑) 初めは、マーベンも「大丈夫?」と聞いてくれいたのに、もう、そんな時は、 彼は、自分の世界に入っているのか、その運転に集中しているのか、 もう、何にもなしです。まあ、この鉄砲特攻隊ような走りが今まで、 探していた、山やぎを見る機会を与えてくれる事になったんで、良かったです。

もともと、この山やぎが、この道筋にいると言う事なので、出かけた物なんですが、 行けども、探せども「いつもいる所にも」その、山やぎの存在は、見られませんでした。 だだ、見れるのは、雪についた足跡だけでした。で、そうやって探している時は、 少し、ゆっくり行ってくれるので、探すのも比較的、楽でした。(笑) そうやって、探すのは、本当に訳が分からなく、「山やぎ」自体どんな物 なのか、見た事が無いので、探すのも大変で、「特徴は?」といえば、 「白い生き物と、ちいさな角があって、いつも、険しい絶壁にいる。」 と言う事ぐらいで、それ以上は、目立った特徴がないので、全く大変です。 しかも、そういった絶壁は、たくさんあるので、どこを見れば、 良いのかも、よく分からない状態でした。でも、そんな事をあきらめていた矢先に マーベンが指を差して、「ほら、あそこ」と言う所みれば、居ました。 本当に白い生き物で、小さな角があります。しかも、高ーい崖の所に、 居ます。一応写真は、撮りましたが、あんまりにも遠くにいたので、 現像した時に、きちんと見分けがつくか、心配です。(笑)しかも、その 角の確認は、「望遠鏡」で、確認したくらいですからね。

はあ、この道のりをまた、同じ時間をかけて、また、帰るのか?と思うと、 ぞっと少ししました。しかも、腕が少し疲れてきて、きちんと落ちないように 出来るかなぁーなんて、思っていましたが、何とか、車のある所まで、無事に 戻り、きちんと家に無事に着きました。それにしても、こんなモータースポーツは、 自然が好きな人なら、病み付きになると、止められないなぁだろうなぁと 思い自分も少し、いいなぁーと思った今回の貴重な「クオッド」体験でした。


このメニュー又は、ホームに戻る

Copy right by Shunsuke Morinishi (森西 俊介)1998

このホームページのホストは、です。無料ホームページ をどうぞ