HARD ROCK CAB
PS/Asmic
舞台はどっかの国の(あったら怖い)KEMOシティという所。そこは西暦2029年に設立された大企業「オ
ムニ社」が提唱した「クワランタイン計画」(市民を犯罪者から守るために街全体を壁で隔離するという無意味
極まりない計画)によって監獄都市(網走刑務所市、みたいな)と化しているらしい。それだけならまだ
よかったものの、今度はオムニ社の科学者が開発した「ヒドロゲン344」という犯罪者の「凶悪な発想」を抑
制する働きを持つという薬品を水道内にバラまいた……勝手にそんなことしていいのか?
※この世界ではオムニ社が法律らしいです。
ところが、その薬品が水中のバクテリアと反応して伝染性の強いウィルスに突然変異してしまった。
しかもそれにかかった市民はゾンビ化してしまうらしい、あなおそろしや。これは犯罪者がどうとか言う前にこのオム
ニ社の方がよっぽどの極悪会社だと思うのですが。っていうかそれぐらい実験しとけよ科学者さん。
おかげでKEMOシティはゾンビと犯罪者あふれるそれはそれは楽しい国になりましたとさ、めでたしめでたし。
終わるな
前説がめんどくさくなってきたので早速プレイ。プレーヤーはドレイク・エッジウォーターなるタクシードライバー
に身を変えてまだゾンビ化していない市民を乗せ、指定された場所へつれていき、KEMO社の関係者から街の外へでる
ためのパスワードを聞きだし、街の外へ脱出するという、一見単純そうなゲームだが、結構奥が深い。
画面が現れいざアクセルを踏み込むドレイク(私)。しかし私はこれが洋ゲーだったことをすっかり忘れていたので正面から
やってくるイエローキャブに正面衝突。だいぶ車が傷んでしまった、しかしあっちの車は爆発炎上。さらば見知らぬタク
シードライバーよ。
※現実世界で車と正面衝突したら絶対無事ではすみません。
改めて右側通行で再出発。すると前にはホバーバイクが。とろとろしているから追い越そうかと思っていると「シュッ」
という音が。「何?」と思っていると突然爆発音とともに車が浮き上がりました。どうやら地雷のようです。
これはタクシー営業なんかやってる場合じゃないです。このゲームなんか変です。とか何とかやってるうちに
早速どこからかお客さんが「タクシィー!」う〜ん、渋い声だねぇ。さて、どこにお客さんは…「ドカン!」
「あ゛あ゛ぁぁ〜!」
道のど真ん中に立ってるから勢い余って引いてしまいました。
最初の客は見事自分の手で始末してしまいました。いかんいかん、そんなことではいつまでたってもここから脱出できな
いぞ。気を取り直して客を捜す。するとひときわ大きな通りにでた。うっとおしい車を破壊しつつ先に進むと前方から何やら
白い物体が。鳥か?飛行機か?「ボガァァ〜〜ン!」ミサイルでやんの。しかも車とぶつかったときより痛い。このま
まだと木っ端みじんになってしまう。ここはいったん逃げよう(スタコラ)
今度こそ客をゲットしなくては、うろつきまわってるとやっと客を拾えた。二人目。マーケットへつれていってくれとのこと。
おやすいご用さ!とマーケットまで速攻でつく。その後お礼にお金と大量のゲ○をもらいました。最悪。
ちょっと変わった客もでてきたようで、「ピザを届けてくれ」だとか「CDを運んでくれ」とかで、そんなことはピザ屋でも黒猫
ヤトにでも頼めばいいのに、と思いつつもギャラがいいのでやってしまうドレイク(私)しかし、中には(当然)変な(狂った)
依頼もくる。それが「この辺を牛耳ってるボスを殺してくれ」だとか「オムニ社のビルを破壊してくれ」だとか。
俺は必殺仕事人か!?
……ところで「オムニ社のトイレ」を破壊していったいなんの得があるんだろうか?
そんなこんなでこのゲーム、当初の目的は「タクシー業を営みつつ、KEMOシティから脱出する」だったのだが、どこを
どう間違ったのか「いかに華麗に人(ゾンビ)を轢き殺すか」という全くマッドな作品になってしまいました。
このゲームでは街が荒廃しているためか、この世のものとは思えないイカれた連中が客として現れますが、
真にイカれた連中はおそらくこのゲームを作った開発者とそれを許可した上司ではないか、と私は思います。
あ、でもしょうがないよね。だってこれ、洋ゲーだし。