第一章 printf


どんなプログラミング言語でも、それを学ぶためには自分で実際にプログラムを書いてみないと学べません。
そこでまず、画面に文字を表示させるプログラムから勉強します。
画面に文字を表示させるプログラムは、どんな言語でも一番最初に学ぶものです。
それでは、画面に文字(hello)を表示させるプログラムを見てみましょう。

<画面に文字を表示させるプログラム>
#include<stdio.h>
main()
{
     printf("hello\n");
}
<実行結果>
hello

初めてプログラムを見る人にとって、これだけでも不思議なことがいろいろあると思います。

         #include<stdio.h>  って何?
         main()   って書かなきゃいけないの?
         \n   って実行結果にはないよ?

などなど、いろいろ疑問に思うことがあると思います。
このような、初めてプログラムを勉強する人が疑問に思いそうなことを、
簡単に、わかりやすく説明してゆくつもりです。

それでは早速<画面に文字を表示させるプログラム>の説明をしてゆきたいと思います。

まず、説明する順番の都合上 #include<stdio.h> の説明を後回しにして説明します。
#include<stdio.h> をはずすと、プログラムは次のようなグループで分けられます

<1>       <2>
main()
{
                       
}


printf("hello\n");


<1>の部分
main 関数といい、この場合()は関係ないように思うかもしれませんが、これは必要なものです。   
この main 関数は特別な関数で、
c言語のプログラムには必ず一つのmain 関数を作らなければなりません。

main() の次に書く { } の中に書かれた処理を実行します。
  main()
  {
   /* 実行したい処理を書く */
  }

<2>の部分
printf 関数といい、基本的には printf(" "); と書き、" " で囲まれた部分を画面に表示します。     

printf 関数だけでなく、“関数”と呼ばれるものは ( ) 内に引数と呼ばれるものが入ります。
読み方は「いんすう」ではなく「ひきすう」です。

関数は引数を受け取ることで、その値を使っていろいろな処理をしてくれます。

つまり、printf 関数は "hello\n" を引数として受け取り、hello と画面に表示しているのです。
また、今回の main 関数のように、引数を必要としない関数もあります。

ここで、画面には表示されない \n ですが、これは改行の記号です。

一番うしろについている ; も忘れないでください。
これは printf 関数だけでなく、c言語プログラムにおける文の終了を表します。


後回しにしてた #include<stdio.h> について
#include はプリプロセッサと呼ばれるものの一種で、ファイルの取り込みなどをおこないます。
#include<ファイル名> または #include"ファイル名" と書きます。

ここで、stdio.h というファイルには printf 関数などいろいろな関数が入っていて、
#include<stdio.h> とすることで、stdio.h というファイル内に存在する関数が使えるようになります。
つまり、これを最初に書かないと、printf 関数が使えないのです。

< > と " " の違いですが、
< > はコンパイラにより指定された場所から、
" " はコンパイルしたプログラム(ソースファイル)がある場所から、
それぞれファイルを検索します。

なので、ほとんど場合 < > の方が処理速度が速くなります。

ここで、コンパイルとはプログラムを機械にわかる言語に翻訳することをいい、
コンパイラとは、翻訳してくれるソフトのことをいいます。

つまり、人間で例えると、英語を日本語に訳したりすることをコンパイルといい、
通訳する人のことをコンパイラというような感じです。

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