■Setting

大まかなScriptを作成した後、負荷試験をどのような設定で実行するかを指定します。

負荷試験を行うに際し、最低限設定すべき項目は「Concurrent Connections」「Test Run Time」の2点です。それ以外の項目に関しては、必要に応じて設定を変更してください。


(1)Concurrent Connections
 

負荷の強さ(=負荷試験時に同時にはるセッション数)を指定します。「Stress Level」× 「Stress multiplier」が同時に張るコネクション数になります。

◎負荷レベルに関して
「Stress level(threads)」で指定できる最大数は100です。それ以上の負荷をかけたい場合は、「Stress multiplier」の値を増やすことで調整します。例えば同時コネクション数200の負荷をかけたい場合は「Stress level:100 / Stress multiplir:2」、「Stress level:50 / Stress multiplir:4」等で指定します。


(2)Test Run Time



負荷をかける期間を指定します。


(3) Request Delay (in millisecond)



Request送信をランダムな間隔で行いたい場合に指定します。数字の単位はミリ(1/1000)秒です。例えば「Min:0」と「Max:5000」で指定した場合、0秒から5秒間でのランダムな期間毎にリクエストを送信します。

なお、本機能を有効にしない場合のDelayは0です。


(4) Suspend



試験結果に含まれない、前後の”ならし運転”期間を指定します。



(5) Bandwidth



Microsoft Web Application Stress Tool では、クライアント-サーバ間のモデム処理速度回線速度をエミュレートする事が可能です。この項目を設定することで、低速の14.4モデムから高速のT1回線までの負荷試験を行う事ができます。
上記機能で低速モデムを指定し、容量の大きなファイル(1.2キロバイト以上)にリクエストを送信することで、Webサーバに対しての同時アクセスユーザ数を増加させることが可能になります。


(6) Redirects


多くのWEBコンテンツで利用されている「HTTP Redirect」に関する設定を行います。HTTP Redirectとは、あるURLにアクセスするとユーザが特に操作する事無く、自動的に別のURLに移動させる仕組みです。

WASTでは、初期設定で本機能が有効になっており15階層までのリダイレクトに対応するよう設定されています。


(7) Throughput


試験結果レポートに記録する項目を指定します。

◎Use users, passwords, and save cookies
本項目を有効にする事で、動的に使用しているユーザのCookieの値を記録する事が出来ます。 また、無効にする事でスループット(=クライアント側のリクエストを投げる能力)が向上する場合があります。

◎Save page statistics
本項目を有効にする事で、スクリプトで指定されている各ページの負荷結果を記録する事が出来ます。また、無効にする事でスループット(=クライアント側のリクエストを投げる能力)が向上する場合があります。


(8) Name resolution



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