ASPの部屋


公開日1999/12/21
サーバのセットアップ部分が出来たので公開する。
まだ本題(ASP)に入っていませんが自分の尻を叩く意味も込めての公開です。

更新日2000/2/8
とりあえずやってみよう−MS-ACCESSのデータベースを作成する、
とりあえずやってみよう−ODBCへの登録を追加しました。
やっとさわりに入りました、本題はもう少し後です。

更新日2000/2/9
『とりあえずやってみよう』を『とりあえずやってみよう(準備)』に変更、
とりあえずやってみよう(作成)−ASPを書いてみる−ASPを書く為のツールを追加。

更新日2000/2/14
とりあえずやってみよう(作成)−ASPを書いてみる−HTMLな部分を追加。

更新日2000/2/21
とりあえずやってみよう(作成)−ASPを書いてみる−ASPな部分を追加。

更新日2000/3/7
とりあえずやってみよう(作成)−ASPを公開するを追加。
上手く行っていれば、ここまでが一応一通りの流れです。
次回からは『url.asp』に機能を追加していこうと思ってます。



はじめに
NTサーバのセットアップ
事前に決めておくこと
事前に用意しておくもの
セットアップ(テキストモード)
セットアップ(グラフィックモード)
バージョンアップ
とりあえずやってみよう(準備)
MS-ACCESSのデータベースを作成する
ODBCへの登録
とりあえずやってみよう(作成)
ASPを書いてみる
ASPを公開する


--はじめに--
弊社にはNTサーバが有り、まあそれなりに使われていると思います。
しかし、もっと他に今の資源を使って何かできないかと考えました。
いろいろ調べた所、NTサーバとマイクロソフトアクセスを使って、
動的なWebページが作成できることを知りました。
具体的には、NTサーバに『IIS』と『ASP』をインストールして、
『ODBC』経由でデータベース(MSのACCESS)にアクセスするという事です。
クライアント側は普通のインターネットブラウザを使用できます。
難しい理屈は良く判りませんし、言葉も不正確かもしれませんが、
一つの事例としてこのページを見ていただき、
少しでも皆さんのお役に立てれば嬉しいと思います。
又、間違いやもっと良い方法があるぞと言う方が
いらっしゃいましたらご指摘いただけますと、もっと嬉しいです。
IIS(Internet Infomation Server)
Windows NT Server上で動作するMicrosoft製WindowsWebサーバ
ASP(Active Server Pages)
Windows上で動作するWindowsWebサーバ(IIS等)で利用できる
サーバサイド(サーバ側で動作する)スクリプト環境。
ODBC(Open Database Connectivity)
マイクロソフトが提唱する、データベースアクセスの為の
標準インタフェース。
↑TOP

--NTサーバのセットアップ--
現在稼動しているサーバをいじくりまわして何か有ると困るので、
練習用にWIN95のマシンをNTサーバにしてみます。バージョンは4.0です。
IBM Personal Computer 300GL、スペックはMMX166・メモリ32MB・HDD2.5GB。

事前に決めておくこと
1.ドメインコントローラorスタンドアロンサーバ
ドメインコントローラ
・アカウントを『ドメイン』(ネットワーク上のグループ)で共有する。
・ユーザ管理を一元化できる為、管理が楽である。
・サーバ増設時に現在のアカウントを利用できる。
(新しいサーバにアカウントを登録し直さなくて良い)
スタンドアロンサーバ
・ドメイン全体のアカウント管理が無い為、処理が高速。
インストール後の変更はできない。
ドメインコントローラを選択時、1台目はプライマリドメインコントローラを選択。
2.ネットワークプロトコル
TCP/IP・NWLink・NetBEUIから選択。
TCP/IPを選択したときはIPアドレスを決め、
あわせてサブネットマスク、ゲートウェイも調べておく。
使わないプロトコルは選択しないほうが良い。
3.コンピュータ名
半角15文字分以内可能(漢字可)だが、
半角英数字8文字以内で、頭文字を英数にしたほうが良い。
5.ライセンスモード
接続クライアント数or同時使用ユーザ数
接続クライアント数
接続可能クライアント数分のライセンスが必要
同時使用ユーザ数
サーバに一度に接続するクライアント分のライセンスが必要
インストール後の変更が可能。
6.ファイルシステム
NTFS(NT File System) or FAT(File Allocation Table)。
NTFSを使用するとフォルダ・ファイルに対して
ユーザ・グループ毎にアクセス権を設定できる。
Windows95とOSを共存させるなどのことがない限りは、
ファイルシステムはNTFSを選択すると良いようです。
ここまでで決めたことを表にしてみました。
サーバのタイプ ドメインコントローラ
ネットワークプロトコル TCP/IPのみを使用する
IPアドレスXXX.XXX.XXX.XXX
コンピュータ名 s-srv
ドメイン名 shiten
ライセンスモード 接続クライアント数
ファイルシステム NTFSを使用する
↑TOP

事前に用意しておくもの
・システム修復ディスク用ディスケット
インストール後も RDISK /Sコマンドで内容を更新する。
・ハードウェアの構成
インストール時、自動認識されたハードウェアの構成が正しいか
判断する為にハードウェアの構成を知っておく必要が有ります。
自動認識されない場合は、ドライバが必要になりますので
ハードウェア付属のドライバを用意しておきます。
↑TOP

セットアップ(テキストモード)
・セットアップディスケットをセットして電源を入れる。
付属のSETUPディスク1をFDDにセットして電源を入れます。
・セットアップCD-ROMをセットする。
起動してきたらセットアップCD-ROMをセットします。
・『セットアップへようこそ』の表示で改行キー。
・『大容量記憶装置の検出』の表示、追加なければ改行キー。
・『WindowsNTライセンス契約』の表示、最後まで読んでF8キー(同意)。
・次にキーボードの種類を選択します。選択肢は以下の3つです。
106日本語キーボード→半角/全角Key
101英語キーボード→スペースKey
その他のキーボード→'S'Key
選択後'Y'を押して次に進みます。
・現在のハードウェアとソフトウェアが表示されます。
変更ない場合は『上記の一覧は使用中のコンピュータと一致します』
を選択して改行キー。
・インストールするパーティションを選択します。
パソコンが元々、CドライブとDドライブに分かれていたので、
パーティションもCとDの二つが表示されました。
ここではパーティションはそのままでCを選択しました。
・ファイルシステムを選択します。選択肢は以下の4つです。
FATファイルシステムを使用してパーティションをフォーマット
NTFSファイルシステムを使用してパーティションをフォーマット
パーティションをNTFSに変換
現在のファイルシステムをそのまま使用(変更なし)
『NTFSファイルシステムを使用してパーティションをフォーマット』を選択。
・フォーマットの確認
本当にフォーマットしても良い場合は'F'Keyを押して先に進む。
・インストール先のフォルダを指定
デフォルトの\WINNTのままで改行キー。
・SETUPディスク1、CD-ROMを取り出して改行キーで再起動します。
↑TOP

セットアップ(グラフィックモード)
・CD-ROMをセット
グラフィックモードで起動するので、セットアップCD-ROMをセットします。
・名前と組織名を入力
使用者と組織を入力します。
・CDキーを入力します。
CDケースの背面に張ってあるCDキーを入力します。
・ライセンスモードを選択します。
最初に決めたライセンスモードを選択します。
ここでは接続クライアント数を選択します。
・コンピュータ名を入力します。
最初に決めたコンピュータ名を入力します。
ここでは『s-srv』と入力します。
・サーバの種類を選択します。
最初に決めたサーバの種類を選択します。
ドメインの1台目のドメインコントローラなので、
プライマリドメインコントローラを選択します。
・管理者アカウントのパスワードを入力します。
14文字以内で管理者用のパスワードを入力します。
・システム修復ディスクの作成。
システム修復ディスクを作成を選択。
・インストールするファイルの選択。
とりあえずデフォルトのままで進む。
・コンピュータをネットワークに参加させる方法。
ネットワークに接続にチェック。
・IISのインストールの選択。
IISをインストールするにチェックします。
ここでのバージョンは2.0です。
・ネットワークアダプタの選択。
使用するネットワークアダプタ・ドライバを選択します。
ハードに付属のドライバディスクが必要になります。
・ネットワークプロトコルの選択。
最初に決めた使用するネットワークプロトコルを選択します。
ここではTCP/IPのみを選択します。
・DHCPを使用するか?
DHCPを使用するか選択します。
ここではいいえを選択します。
・ネットワークサービスの選択。
とりあえずデフォルトのまま進みます。
・TCP/IPのプロパティの入力。
IPアドレス、サブネットマスク、ゲートウェイを入力。
・バインドの表示。
そのまま先に進みます。
・ドメイン名の入力。
ドメイン名を入力します。
ここでは『shiten』と入力します。
・ユーザパーティション領域の作成。
セットアップ終了して再起動後、
残りのパーティションを作成フォーマットします。
『スタート』→『プログラム』→『管理ツール』→
『ディスクアドミニストレータ』でパーティションを作成して
NTFSでフォーマットします。
これで一応NTサーバのセットアップは終了です。
ここまでの構成でWindowsNT4.0(SP1?)+IIS2.0になりました。
まだASPは公開できません。
↑TOP

バージョンアップ
・サービスパック3(SP3)のインストール
SP3をインストールします。
ここまでででWindowsNT4.0SP3+IIS3.0です。
まだASPは公開できません。
サービスパック3についてはこちらです。
・ASPのインストール
SP3よりASPをインストールします。
これででWindowsNT4.0SP3+IIS3.0+ASP1.0になりました。
これでやっとASPを公開できるようになりました。
インストールはここで終了してもOKです。
・OptionPackのインストール
せっかくの練習のサーバなのでIISを最新版の4.0にしてみます。
OptionPackよりIIS4.0をインストールします。
これでWindowsNT4.0SP3+IIS4.0+ASP2.0になりました。
オプションパックの入手先はこちらです。
・サービスパック5(SP5)のインストール
SP3はY2Kに対応していません、Y2K対応はSP4からですが、
『WindowsNTのSPの偶数番は糞』(by室長)というありがたい
お言葉に従いSP5をインストールすることにします。
これでWindowsNT4.0SP5+IIS4.0+ASP2.0になりました。
サービスパック5の入手先はこちらです。
↑TOP

--とりあえずやってみよう(準備)--
理屈は後回しにしてとりあえずやってみましょう。
ASPで表示する為のデータベースを用意して『ODBC』に登録します。
使用するアプリは『MS-ACCESS97』、お題は『リンク集』です。

MS-ACCESSのデータベースを作成する
・テーブルの作成
『url_table』という名前のテーブルを作成します。
・フィールドの作成
上記テーブルには『サイト名』『url』という名前の
フィールドをテキスト型で作成します。
・データを入力する
『サイト名』に『電算担当者の部屋』等サイト名を入力、
『url』に『www.geocities.co.jp/SiliconValley/2636/』等
urlを入力しておきます。(『http://』は除きます)
・保存する
何件か入力できたら『url.mdb』の名前でサーバ(s-srv)の
適当なフォルダに保存します。
↑TOP

ODBCへの登録
・コントロールパネルを開く
スタート→設定→コントロールパネルで
コントロールパネルを開きます。
・ODBCデータソースアドミニストレータ
ODBCのアイコンをダブルクリックします。
ODBCデータソースアドミニストレータの窓の
システムDSNタグをクリックします。
追加のボタンを押しデータソースの新規作成を開き
Microsoft Access Driver(*.mdb)を選択して
完了ボタンを押します。
・MS-ACCESSデータベースを指定する
ODBC Microsofr Access 97セットアップが開きます。
データソース名に『odbc_url』と入力します。
データベース欄に有る選択ボタンを押します。
保存してある『url.mdb』を選択してOKを押します。
再度OKボタンを押し、システムDSN欄に『odbc_url』
が追加されていれば設定完了です。
ここまでを表にします。
お題 リンク集
MS-ACCESSファイル名 url.mdb
MS-ACCESSテーブル名 url_table
MS-ACCESSフィールド名 サイト名
url
ODBCシステムデータソース名 odbc_url
↑TOP

--とりあえずやってみよう(作成)--
お待たせしました、やっと本題に入ります。
ここで作成した『MS-ACCESS97』のデータベースを
『IE』『NN』等インターネットブラウザで表示してみます。

ASPを書いてみる
・ASPを書く為のツール
ASPを書く為のツールと言っても基本的には
『HTML』と同じなのでHTMLエディタや
テキストエディタ等を使用すれば良いと思います。
私は
EmEditor free と言うテキストエディタを使ってます。
・HTMLな部分
HTMLは<>で囲まれたタグと呼ばれるコードと
</>で囲まれた終了タグと呼ばれるコードで記述します。
以下にリンク集を作る為の最低限のソースを記述します。 <html> <head> <title>リンク集</title> </head> <body> <h1>電算担当社リンク集</h1> <a href="index.html"> 電算担当者の部屋 </a> </body> <!-- Mirrored from www.geocities.co.jp/SiliconValley/2636/asp.html by HTTrack Website Copier/3.x [XR&CO'2014], Tue, 02 Oct 2018 14:10:56 GMT --> </html> このソースの『www.geocities.co.jp/SiliconValley/2636/』部分と
『電算担当者の部屋』の部分をデータベースから表示できれば良い訳です。
ちなみにこのソースをブラウザで表示すると
こうなります。
・ASPな部分
ASPを書く言語には『VBScript』と『JScript』が有りますが
ここでは『VBScript』のみを紹介する事とします。
ASPのスクリプトは<%と%>の間に記述します。
上記HTMLにASPな部分を追加すると以下のようになります。 <% Set conn=Server.CreateObject("ADODB.Connection") conn.open "odbc_url" %> <html> <head> <title>リンク集</title> </head> <body> <h1>電算担当社リンク集</h1> <% sql = "SELECT * FROM url_table" Set rs = Conn.Execute(sql) do while not rs.eof %> <a href=http://<%=/ rs("url") %>><%= rs("サイト名") %></a><br> <% rs.movenext loop conn.close %> </body> </html> Set conn=Server.CreateObject("ADODB.Connection")
conn.open "odbc_url"
この2行はADO接続の際の決まり文句です。
『conn』は変数なので好きな名前を使って下さい。
『odbc_url』はODBCデータソース名です。
この2行でODBCデータソースである『odbc_url』という
ADODB『conn』をオープンしています。
sql = "SELECT * FROM url_table"
『sql』という変数に『SQL文』を格納します。
内容は『url_table』というフォームから
全ての項目をセレクトするという意味です。
ここでいうフォームとはMS-ACCESSのテーブル
ですが、クエリーを指定する事も出来ます。
Set rs = Conn.Execute(sql)
『conn』というオブジェクトに対して
変数『sql』に格納された『SQL文』を実行します。
結果は『rs』という変数に格納されます。
do while not rs.eof
[命令文]
loop
do〜loop間の命令文をwhile以下の条件が
満たされている間実行します。
『rs』が『eof』(レコードが無くなる)の前に
否定の『not』が付いていますので、ここでは
『rs』のレコードがある間命令文を
実行する事になります。
= rs("url")
= rs("サイト名")
『=』は書出しの命令『Response.Write』の省略形です。
レコード『rs』の項目『url』,『サイト名』の
MS-ACCESSに登録した値をそれぞれ書き出します。
rs.movenext
『rs』の制御を次のレコードに移します。
conn.close
ADODB『conn』をクローズします。

このソースに『url.asp』と名前を付けて保管します。
↑TOP

ASPを公開する
・仮想ディレクトリを作る
ASPを公開するには仮想ディレクトリと呼ばれる
スクリプトを実行できるディレクトリが必要となります。

最初にエクスプローラで普通のフォルダを作成します。
場所は何処でも良いのですが、わかり易い様に
『\InetPub\wwwroot』の下に『f-url』という名前で作成します。

続いてタスクバーの『スタート』→『プログラム』→
『Windows NT 4.0 Option Pack』→
『Microsoft Internet Infomation Server』→
『インターネットサービスマネージャ』をクリックします。

最初に決めたコンピュータ名『s-srv』配下に
『既定のWebサイト』が有りますので、右クリックをして
『新規作成』→『仮想ディレクトリ』をクリックします。

『新しい仮想ディレクトリのウイザード』が開きますので
『この仮想ディレクトリにアクセスする為のエイリアス』欄に
『d-url』と入力して『次へ』ボタンをクリックします。
『発行する内容を含む...物理パスを入力して下さい』欄に
上で指定した『ディスク名:\InetPub\wwwroot\f-url』と
入力して『次へ』ボタンをクリックします。
『この仮想ディレクトリに...アクセス権を指定しますか?』の
『読み取りアクセスを許可する』と『スクリプトのアクセスを許可する』
にチェックマークを付けて『完了』ボタンをクリックします。
・ASPのアップロード
本当は『FTP』の設定をして、専用のソフトを使うと良いのですが
今回はソースが一つだけなのでエクスプローラで直接複写します。
上で作成した『url.asp』を『\InetPub\wwwroot\f-url』に複写します。
・ASPの表示
ブラウザを起動してURL欄に『s-srv/d-url/url.asp』と
入力して『Enter』キーを押します。
プロキシ経由(手動設定)で外部接続している時は
『ローカル(イントラネット)のアドレスにはプロキシを使用しない』
にチェックマークを付ける(IE4.01の場合)か、
『次ではじまるドメインにはプロキシサーバを使用しない』欄に
『s-srv』を追加(NN4.5の場合)して下さい。
上手く表示されない場合は再度設定を確認して下さい。
ここまでを表にします。
ASPソース url.asp
物理フォルダ \InetPub\wwwroot\f-url
仮想ディレクトリ d-url
入力url s-srv/d-url/url.asp
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