写真VCDの作成には、ほとんどフリーウェア(無料ソフト)を使用します。
しかし、一番最後のVCDをCD-Rで焼く(作る)部分だけは、市販のソフトを使う必要がありそうです。
恐らくCD-Rを作れる環境がある方は、CD-Rを作るソフトもお持ちだと思います。
それは、もともとパソコンに付属していたり、CD-Rドライブ購入時に付いてきたソフトです。
それらのソフトでVCDを作成する機能がついているかどうかは、ご自分で確認してみてください。
それでは、まず最初に写真VCD作成の簡単な流れを説明しましょう。
まず、用意してもらう材料があります。
1.写真画像 > 写真VCDへ入れたい写真全て。JPEG画像かBMP形式のものを使います。
2.音楽データ > 写真VCDのBGMとして流したい音楽全て。MP3形式かWAVE形式のものを使います。
これらは、写真VCDを作成するための素材です。
写真VCDに入れたい写真、好きな音楽などをそろえましょう。
音楽データのmp3については、普通の音楽CDからフリーウェア(無料のソフト)を使って簡単に作成する事ができます。
その方法については、
←このページで詳しく説明されています。
一般的に写真画像はJPEG形式、音楽データはMP3形式でパソコンに保存してある場合が多いと思うので、これからの説明はこれらの素材を扱っていきます。
次に全体の流れを下図に示します。

四角いイメージは、1つのファイルを表します。黄色い矢印は矢印の元にあるファイルから、矢印の先にあるファイルを作成する事を示します。
この黄色い矢印の操作をするソフトに赤丸の数字1〜6をふってあります。
矢印の一番最後にある<VCD>が、ここで作成しようとするVCDそのものです。
矢印の一番最初にある「JPEG」という画像と、「mp3」という音楽が材料として用意したものです。
それでは、図の赤丸の番号順に解説していきましょう。
まず、最初にする事は、JPEG形式の画像をBMP形式の画像に変換する事です。
JPEG形式というのは写真ファイルとして良く使われる形式で、なるべくファイルサイズが小さくなるように圧縮してあります。
この形式からは、(ここで使うソフトでは) 映像ファイルを作成する事ができないので、BMP形式という圧縮されていない形式に変換します。
ついでに、写真ファイルの大きさも使い易いよう、小さくします。
なんだか難しそうですが、赤丸1で示されるソフトを使えば、たくさんのJPEG画像を一括してBMP形式の画像に変換できます。
また、元々BMP形式の画像を用意した場合は、この作業は必要ありません。
これも専用のソフトを使って簡単にできます。
ここで行う内容は、写真画像を、どのような順番で、どれくらいの時間表示させていくのかという事です。
ただし、今回紹介するソフトで長時間(数十分〜)の映像を作成するのは、とても根気のいる作業となります。
頑張ってください。
mp3形式の音楽ファイルは、圧縮されたものです。
このままでは編集(切り取りや繋ぎ合わせ)を行うことは、(ここで使うソフトでは)できません。
ですから、WAVE形式という非圧縮の音楽ファイルに変換します。
ここも、どのmp3ファイルをWAVEに変換するのか指定するぐらいで、簡単に複数のファイルを一括変換できるソフトを使うので、難しくはないです。
素材として用意した音楽ファイルが元々WAVE形式のものばかりなら、この作業はとばします。
素材として用意した複数の音楽を1つのWAVE形式音楽ファイルにまとめます。
ここでは、用意した曲の中のどの部分を使うか、また曲と曲の間にフェードイン・フェードアウトなどを使い、スムーズに別の曲へ変化させるための操作をします。
結構、BGMの音楽は大切なので、写真VCD製作者である、あなたのセンスが問われる部分でもあります。
また、BGM全体の長さは、先に作成しておいたAVI動画と同じ時間になるように注意しましょう。
ここまでで作成したAVI形式の動画とWAVE形式の音楽をミックスして、MPEG1という形式のファイルにまとめあげます。
この際には、あらかじめ作成した動画ファイルと、WAVEファイルを指定して、形式としてVCD用のタイプを指定します。
変換には少し時間がかかるでしょう。
ここまでで作成したMPEG1形式の動画ファイルをVCDとしてCD-Rに焼きます(作成します)。
今回、私のホームページでは、1枚のVCDに1つの動画ファイルのみ存在するように説明しますが、これ以前の1〜5番の作業を繰り返し複数の動画ファイルを作成し、1枚のVCDに焼きこんでも構いません。
市販のVCDでも、ライブ以外の音楽VCDは、1枚のVCDに複数の動画が入っていますね。
これと同じ事です。
このVCDを作成する作業のみ、フリーウェア(無料ソフト)ではできないようです。(私が知らないだけかもしれませんが…)
お使いのCD-Rライティングソフトが、VCDに作成しているかどうかは、各自で確認してみてください。
ちなみに私は、「nero BURNING ROM バージョン5」を使用しています。
先ほど、写真VCD作り方(概要)で説明した図の中に赤丸で囲った数字が1〜6まであったと思います。
これらは、それぞれの手順で使用するソフトを示します。
1〜5については、全てフリーウェア(無料ソフト)です。
6については、市販のものを使用しなければならないようですが、既にお持ちのソフトで代用可能かもしれません。
次の表にそれぞれのソフト名と解説を示します。(ソフト名をクリックすると、それぞれのダウンロードページへ行きます)
番号
ソフト名
説明
1
IrfanView32 画像の表示・編集用ソフト。一括編集がとても便利。 2
AVI Factory 複数のBMP画像からAVI形式の動画を作成するソフト。 3
MPx2WAV32G mp3形式の音楽をWAVE形式に変換するソフト。 4
音声ミキサー 複数のWAVEファイルを編集するソフト。 5
TMPGEnc 様々な種類の動画フォーマットに対応した、動画フォーマット変換ソフト。 6
nero BURNING ROM CD-Rライティングソフト。VCDの作成もOK(←バージョン5で確認)
それぞれのソフトを、それぞれのホームページからダウンロードしておきましょう。
なお、6番の「nero」については、市販ソフトのためダウロードして使用する事はできません。
CD-Rが作成できるのであれば、お使いのCDライティングソフトがあると思いますが、それらでVCDが作成できるか確認してみてください。
VCDが作成できるようでしたら、私のホームページで「nero」を使って説明してある部分は、お使いのソフトでの操作方法に従ってください。
お使いのCD-RライティングソフトでVCDの作成ができない場合には、私の使っている「nero」の購入をオススメします。
なお、「nero」購入の場合でも、購入しようとしているバージョンでVCDの作成をサポートしているかどうかは確認しておくべきでしょう。
将来的に発売されるバージョンでも、ずっとVCD作成がサポートされているかどうかは不明だからです。
中国に滞在されている方などは、英語版の「nero」を探してみると良いでしょう。
日本語のWindowsでも、問題なく動作すると思います。
私も中国で初めて写真VCDを作成した時には、中国で手に入れたneroを使用していました。
写真VCDを作成する途中で作成するファイルは非常に大きいものもあります。
最も大きいサイズとなるであろうモノは、AVI形式の動画ファイルで、数百MB〜数GBぐらいのサイズになってしまう事もあります。
ハードディスクの空き容量に注意しましょう。
全てのソフトをダウンロードしたり、購入し、インストールできたら、次のステップに進みましょう!
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