ベンチマークらしきこと(^^;
ミント★
とりあえず家のPCで、3種類のビデオカードで適当に動作させてみました。
一応、マシンの環境を書いておきます。
CPU: K6−2/400
MEMORY: 128M(CL2だけど3で動作) PC100
DISK: 10GB IBMOEM(関係ないですね)
なお、バスクロックは100MHzですが、AGPは66MHz、PCIは33MHz動作させています。 |
で、3種類のビデオカードとは…。
1.Permedia2(Creative Exxtreme) PCI 8MB
2.SiS6326(影蝶) AGP 4MB
3.Banshee(DIAMOND MonsterFusion) AGP 16MB
です。なお、AGPスロットが動作しなくて散々はまったので(どうも今となっては差し込みが甘かった模様ですが)、Bansheeではあまり頻繁に計測していません(^^;
#というか、AGPにSiSを入れたまま、そのまま放置されているという話もあります。何しろ、Permedia2はPCIですから(^^;
で、SiSと、Permedia2での比較。まずは、dos/v power reportのベンチマークをいただいたので、そのベンチマークから。なお、面倒なのでビデオしか計測していません。
Permedia2の場合です。
SiS6326の場合です。
思ったより差がついてないな、というのが印象です。というか、SiSのビデオチップ、ビデオでは比較的いい味出してるんですが、Direct3Dでは見た目かなり遅いんです。まあ、2倍弱の差がついてますので、差があるといえばあります。でも、気持ち的に3倍くらい違う場合があるような気がします・・・。
とりあえず、HDBENCHでもやってみることにしました。2Dしか計測できてませんが。前者がpermedia2、後者がSiSです。
げげ。Permedia2とSiSのビデオチップで、まさか矩形でpermedia2が負けているとは思わなかった。がび〜ん。スクロールが一緒くらいなのは、もしかすると、使ってるビデオRAMが一緒くらいのスペックのものですので(SGRAMとSDRAMの違いはありますが)、ほとんどビデオカードというよりもVRAMアクセス速度の差になっているのかもしれません。AGPの癖にSiSのDirectDrawが遅いのは謎です。DVDやMPEGの再生では、SiSのほうが早いんですが、これはAGPであるせいだと思っていました。しかし、これを見る限り、DirectDrawするだけだったらPCIであるPermedia2のほうが早いということになります。なお、SiSもPermedia2もそれぞれ再生支援機能が入っています。Permedia2の方が拡大画像がきれいだけど描画に時間がかかり、SiSの方が早い分拡大時の補完作業がおろそかな印象があります。まあ、絶対評価したわけではありませんが。
で、その次。FinalRealityです。次の結果では、紫(YourSystem)がSiS、緑(CompareTo)がPermedia2です。3D描画はこの結果値以上に、差があるように感じられました。
それにしても、SiS6326、描画が怪しいです。サポートしているファンクションは、Permedia2より多いらしく、Permedia2ではごまかされていた表示がちゃんとしているのですが、ジオメトリ変換精度が粗いらしく、特に遠くのテクスチャが乱れる傾向にありました。背景のはずの絵が、颱風で壊れた看板のようになったりすることもありました。もしかしたら、固定少数で頑張ろうとしているのかもしれません。Permedia2は、サポートしているファンクションが少ないので、特に半透明系の処理はごまかされがちですが、絵づくりという意味では、次のBansheeより細部まで描画していたり、ポリゴンテクスチャの「継ぎ目」が見えなかったりと、丁寧な絵造りをしていました。
なお、BusTransferRateに差があって、Permedia2とSiSのトータルスコアの差は思った以上に開いていません。これは、ビデオカードの違いからくるものなのか、AGPとPCIのバス転送速度の差が主に響いてるのか分かりませんが、SiSのチップ、とにかくバス転送速度は早いようです。
一応、Bansheeでの結果も掲載します。比較元のPermedia2のデータは古いものなので、性能が出てませんが、現在のPermedia2はSiSとの比較に出てきた値のほうです。このベンチマーク値を鵜呑みに信じてしまうと、2Dイメージではさほど早くなく、3Dイメージでは若干早く、SiSのビデオカードとは対照的にBusTransferRateで大損しています。実際の描画は、この値以上に、Permedia2の時と比較して、2D、3Dともに早かったです。FinalRealityの結果値が1.2倍になると、速度は一体何倍だということになるんでしょうね。線形な比率で表示されていないような気がします。
なお、比較した3枚のカードの中で、Bansheeが一番美しい表示をしました。サポートしているファンクションが一番多いので、当たり前といえば当たり前です。ただ、よく見てると、独自の描画系が祟っているのか、三角形の描画残しがあるシーンがありました。また、RivaTNTと同様、光のトンネルの「暗い状態の処理」ができていませんでした。というか、それが正しくできていたカードは、今のところPermedia2しかありません(^^;


で、3Dmark99Maxでも計測してみた結果が上です。左から順にSiS、Permedia2、Bansheeとなります。それにしても、リフレッシュレート、な〜んも考えなかった初期値のままなので、ばらばら(笑)。Permedia2だけは使い込まれているので、リフレッシュレートが高い値だったようです。
ざっくりと傾向をいうと、SiSはどれをとっても遅いです。ゲーム1の7.9コマというあたりがかなり強烈でした。これをみると、やはりPermedia2とSiSの間の3D性能差は2倍程度なのでしょうか?なんとなく納得がいかないような…。体感速度3倍くらいの気持ちだったんですが。Bansheeはとにかく早かったです。まあ、あれだけ発熱するので、はやくなくてどうするっていう気持ちも若干ありますが、ダントツです。
2M〜32Mtextureの値に注目するとおもしろい傾向がありました。Permedia2が分かりやすいです。VRAM8Mなので、textureは4M程度はメモリに乗り切ります。従って、そこまでの値はほとんど速度が変わっていません(2〜4M)。そのあとは、PCIネックなのか、とにかく遅くなります。で、それ以上に凄いことになるのが、Bansheeです。こちらはAGPの16Mメモリですから、8Mのテクスチャまではメモリに乗ります。従って、速度低下はあるものの、そこまではそんなに酷い速度低下にはなっていませんが、16Mからは最悪です。なんと、PCIのPermedia2より遅い。最近のビデオカードは特にメモリをたくさん積もうとしがちですが、もしかしたら、何らかの理由によって、AGPからのメモリリートが上手にできないための処置なのかもしれません。SiSが一番AGPのカードらしく、たかだか4MBしかVRAMがないのに、テクスチャが多くなっても遅くなりません。これは、AGP経由でメインメモリからのテクスチャ摂取機能が正しく働いているためだと思います。AGPってこうあるべきのような気がするのですが…。従って、テクスチャが小さいうちはBansheeがダントツ、テクスチャが巨大になるとSiSが一番早いという謎の構図が生まれます。なかなか、楽しいですね。
ところで、このベンチマークの値を見ていて気がついたのですが、トリプルフレームバッファなんてサポートしてたんですね(^^;Bansheeはともかく、Permedia2でもできるとは思ってもいませんでした。
なお、これは私のマシンではありませんが、Savage3Dの値を乗っけています。Savage4だといくところまで行くようですが、それでもSavage3DはBansheeほどではないにせよ、早いようです。あれ?トータルで全然早い…。SiSのビデオカード(同じもの)でも、なんでこのような性能差があるのでしょう?もしかして、AGPの性能差かな。私のマシンはPC100でありながら、AGPは66MHzに設定していますから、もしかしたらAGP100MHzだと早いのかもしれません。そんな設定には、しないけど(^^;とにかく、ビデオカードはマザーボードによってもこれほど差があるということなんでしょう。しかし、テクスチャがはやいのに、Game1やら2やらの描画は私のマシンのほうがかなり早い。まったくもって謎です。
ということで、何の根拠もなく、ビデオカードの比較をしてみました。細かい調整等をしていないため、あまり公平な計測比較とは言えません。まあ、適当にやってみただけなので、細かいことは気にしていません。従って、あまりこれでビデオカードの客観的な評価であるとは思わないでください(^^;まあ、今更、SiSやらPermedia2やらは買う人はいないと思いますが…。
それにしても、我ながら一世代どころか2世代前のビデオカードで今更比較するというのも物好きですね。最近のビデオカードは、ヒートシンクではなくてfanがついてたりするので、どうも好きになれません。Savage4のビデオカードが気になるところですが、今のところ手元には「Permedia2では遅くて遊べない」ようなソフトがないため、必要性を感じていないというのも事実です。
Permedia3が発売になっており、250ドル程度の値段で秋葉原でも並んでいるようですが、いかんせん高い。何万もビデオカードに出すのは、どうも気が引けてしまいます。3Dのアプリケーションがもっともっと普及して、CPUのように「遅くてはやってられん」という時代になると、必要性はもっと上がってくるかもしれませんが…。
なお、比較した3種類のビデオカードの中で、唯一、Permedia2だけが、3D画面やムービーを表示している画面をキャプチャすることができます。Permedia2が、スーパーインポーズでムービー等を表示しているのではなくて、実際に描画して表示しようとしているからです。これが、Permedia2の絵づくりの美しさを支えているのは確かなのですが、おかげでチップ性能の壁がより厚くなってしまっているように思えます。Permedia3では、VRAMへの帯域が増えたため、その問題は解決しているのでしょうか…。
こんな感じです。TNTやBanshee、SiSのカード等ではぐちょぐちょな映像がキャプチャされるか、もしくは、紫色の四角が取り込まれるようです。
ま、こんなところで(^^; 今回は失礼します。
ミント★(S.Kamio)
1999/7/26
mint@ohimesama.club.ne.jp