障碍者を考慮したページをつくる


私が、派遣で勤めている会社には、視覚障害をもった方がいます。その方は、キー入力した文字を読み上げるソフトを PC-9801 & MS-DOSという環境にセットアップして、電子メールをつらつらと書き上げていきます。それまでも、パソコンやワープロ、パソコン通信やインターネットの普及が、障碍者の大きな力になっていることは知っていましたが、実際に目の当たりにしたのは、このときです。

残念なのは、MacやWindowsに代表される GUI機能が、こういった視覚障害を持った方々に決して優しい機能ではないことです。DOSの場合、画面構成が文字コードメインのため、音声出力機能をアドオンすることによって、障碍者にもつかえる環境を簡単に構成できました。それが GUI環境の場合、画面を構成するものは、グラフィックになってしまうため、このような環境を構築するのが難しくなってしまったのです。それを考えるとIBMのAptivaが搭載した音声認識機能は、大変すばらしい機能だと思います。

障碍者にとって、外出するのは大変な労力を要します。しかし、いまやインターネットの普及によって障碍者でも自席に居ながら世界を体感できるようになりました。ただ、残念なのは、氾濫するWebページのほとんどが、デザイン重視のものであり、障碍者に優しい作りになっていないことです。
ですので、障碍者からのアクセスも考慮したウェブページを用意することは、大事です。そのためのガイドラインも用意されています。

WAI Accessibility Guidelines: Page Authoring
WAI(Web Accessibility Initiative)のページ。ウェブを障碍者にも簡単に使えるようにするために活動しているプロジェクト。すでに述べたように、だれにでも分け隔てなく、インターネットが使えるようにするという「ユニバーサルアクセス」は、技術面、政策面、文化面、いろいろな側面でインターネットのバックボーンになっている考え方である。WAIは、その考えから派生する活動のひとつであるといえる。
原本は、http://www.w3.org/WAI/です。

I-Checker
日本IBMの「バリアフリーの扉」にある、障碍者にやさしいウェブページになっているかどうか診断してくれる「I-Checker」のページ。診断したいページのURLを入れると、画像にALT属性をつけてあるかなどを診断してくれる。

あなたも障碍者に優しいウェブページ作りにチャレンジしてみてください。


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