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PCカスタマイズ日記


このページは、あきらがPCをカスタマイズする様子を記した不定期日記です。
注 : ここに書いてある事をマネするのは自由ですが、PCが破損等しても あきら は一切責任を負いません。

Mission 1 [ 2000/10/23 ] 「再起動したくなるPCを手に入れろ!」
Mission 2 [ 2001/01/31 ] 「逝ってしまったマザーボードを救え!」
Mission 3 [ 2001/08/09 ] 「ノートパソコンにザオリクを!」



  Mission 1  「再起動したくなるPCを手に入れろ!」 [ 2000/10/23 ]


第一回目は、パソコンを 再起動したくなるようなパソコン にカスタマイズする様子をご紹介しましょう。

今回カスタマイズするのは、ずばりBIOS(バイオス)です。
多くのデスクトップ型DOS/VパソコンはBIOS起動時に電力規格を示すEnergyStar(エナジースター)
のロゴマークが表示されるかと思います。 このエナジースターマークはPC内部のBIOS-ROMにグラフィックイメージとして保存されており、起動毎に表示されているわけですが、そのBIOS-ROM内部のロゴマーク・グラフィックは変更できるのです!

多少PCに詳しい方なら、マザーボードのBIOS-ROMのファームウェアをバージョンアップしたことがあるのではないでしょうか?実はこのBIOSバージョンアップ用のROMファイルの中に、ロゴマーク・グラフィックは書き込まれています。つまり、このROMファイルのグラフィック部分を書き換えてバージョンアップすることで、好きな絵を起動時に表示することができるのわけです。

BIOSはパソコンの最も基本的な制御を行うためのものであり、パソコンの起動に不可欠なものなのでコードの改造などもってのほかなのですが、そこは便利なツールがあるのでそれを使うことにします。
今回入手したツールはAWARD-BIOS用なので、残念ながら他のBIOSでは使うことはできません。

−作業手順−
1.差し替え用の絵を白黒2値のビットマップで用意する。
2.ツールを使って、ビットマップをEPAファイルに変換する。
  (この時点で絵に多少色を付けられます)
3.書き換え用のBIOS-ROMイメージファイルを用意する。
   (マザーボードメーカーのHPでダウンロードするか、今使っているBIOSをファイルに保存する)
4.ツールを使って、できたEPAファイルをROMファイルに埋め込む。
5.できたROMファイルをBIOSチップに書き込む。

ACTIONさんのアレを参考にさせていただきましたー。
『謎の2値ビットマップ』
某サークルが作られているものを参考に後悔の無いよう気合いでドット打ち
BMP to EPA ツール
『BMPをEPAに変換するツール』
2値BMPが白黒逆転して、白い部
分におおまかに色が付けられる。
AWARD FLASH ユーティリティー
『お馴染みのAwardFlash』
BIOSの書き換えに使う。
稼動中のBIOSの保存もできる。
serionプロセッサーの全体図 serionプロセッサーの拡大図
『実際に書き換えたBIOSの起動画面』
「萌え萌えだぜ〜」
書き換えは成功して、ちゃんとOSも起動しました。

何度も再起動して感動に浸る・・・


ただ、BIOSPCの起動に必要なものであるため、ROMイメージの改造が上手くいっていなかったり・ROMへの書き込みに失敗したりするとパソコンは起動しなくなります・・・ROMを書き込むためにはDOSが起動していることが必要条件なので失敗したら通常は直せません。マザーボードをBIOS修復サービス等で修理するか、別の物に交換することになります。


ちなみにこのカスタマイズは1度成功したのですが、絵を別のものに変えてやってみたしたところ起動するけどOSロード直前に勝手に再起動するマザーになってしまい、1万円ほど放出する結果となりました・・・(バカだね〜)。
どうやら絵の大きさが重要で、グラフィックイメージ用のエリアをオーバーしてしまうとダメになるようです。
というわけでこのカスタマイズはお勧めしません(笑)。
使っていないマザーボード等がある方は捨てるつもりで遊びでやってみると面白いかもしれません。
なお、Socket7マザー同じことをやったところ何も起こりませんでした(壊れもしないし・絵も変わらなかった)。
Slot1マザー以降のBIOS-ROMが2メガビットROMを積んだものだと上手くいくみたいです。
やってみたいという人柱な方がいらっしゃいましたらメールでもくれれば、必要なツールの入手先などお教えします。

このマザーボードは帰らぬ人に・・・
↑これがOS起動直前に再起動するBIOS起動画面↑
酷いッスよ、エコねーさん(泣)。
エコねーさんのおかげで2週間ほど鍵打の開発ができなかったよ・・・


次回は、ちょっとした投資(約3000円)でBIOS破損から簡単に復旧する方法でも紹介するかな〜
要は今回のカスタマイズを確実に成功させる方法というわけです。

Next Mission 「逝ってしまったマザーボードを救え!


  Mission 2  「逝ってしまったマザーボードを救え!」 [ 2001/01/31 ]


えーと、第一回目からだいぶ間が空いてしまいました。
その間、『PCカスタム日記見たんですが・・・ツールの入手場所を・・・』 というメールを数人の人柱な方から戴きました。そこで、『教える代わりに成功失敗報告・成功時は証拠写真送ってー』という返事をしたところ、全員から成功報告が来ました。みなさん共通して『エコスター・マーク』(前回の最後の写真)欲しい〜、ということを言っておられたので、メールをくれた人柱な人達は案外似た者同士なのかもしれません。あきら、オマエモナー(笑)


第二回目は、 破損してしまったマザーボードBIOSを復旧する 様子をご紹介しましょう。

今回カスタマイズするのも、BIOSです。
さて、『BIOSが破損』 というのはいったいどういう状態を指すのでしょう?
結局は『OSの起動プロセスに入らない』に集約するとは思いますが、いくつかのケースがあると思われます。

 1、BIOSの書き込み中断・ファームウェアの不正改造等によるプログラム的破損。
 2、静電気・ショート(短絡)等によるBIOS−ROMチップの物理的破損。

前者は、ROMライターがあれば比較的簡単に修復が可能ですが、後者のROMチップの破損は物理的に壊れているのでどうしようもないです。というわけで今回は後者の状態から復旧するROMチップ自体の交換する方法を紹介します。


まず、以下のものを準備。
 1、交換用のROMチップ (約1200円)
 2、ROM焼きだいじょうぶ! (約3200円)
 3、ファーム書き込み用の正常起動するマザーボード (ROMライターとして使用)

「交換用ROMチップ」
秋葉原の「若松通商(ミツワビル2F(ラオックスザコンピュータ館となり))」等で入手可能。
いわゆる白ROMと呼ばれる、プログラムの書き込まれていないBIOS用のROM−ICです。
『パソコンのBIOS用のフラッシュROMありますか?』とお店の人に聞けば通じるようです。
今回はマザーボードに載っていたのと同じ容量の2Mビット版を用意。

↓ 32Pin DIP−IC Flash ROM ↓
これはATMEL社製。
これが、いわゆる白ROM。

秋葉原の「秋月電子」で『パソコンのBIOS用ROMって売ってますか?』と店のおじさんに聞いたところ、「わかってねーな、こいつ」って顔して『今は置いてないよー』と応対してくれました(泣)。
ROM容量が合致するならばもう必要のないマザーボードから引っこ抜いてくるのも手でしょう。


「ROM焼きだいじょうぶ!」
直球なネーミングですが秋葉原の「T−ZONE(DIY)」等で入手可能。
BIOS−ROMを内部に1つ+外部にROMソケットを装備していて、スイッチでROMを切り替えられる。
OS起動後に切り替えることで、外部ROMソケットに装着した別のROMチップにファームを書き込むという芸当が可能になる。

BIOS書き換えの必須アイテム・・・か?
「ROM焼きだいじょうぶ!」パッケージ

スイッチの上の「ROM SELECT」の文字が見える?
BIOS-ROMチップ(AWARDAMI)+ROM焼きだいじょうぶ!

−作業手順−
1.「正常なマザーボード」に「ROM焼きだいじょうぶ!」を取り付けて、単独起動できるようにする。
  (ROM焼きだいじょうぶ!の内部ROMで起動可能にする)
2.「ROM焼きだいじょうぶ!」外部ソケットに交換用ROMチップを取り付ける。
3.「ROM焼きだいじょうぶ!」でDOSを起動して、「交換用ROM」に切り替えてファームを書き込む。
  (起動しているBIOSと同じメーカーの書き込みツールで書き込む)
4.ファームを書き込んだ「交換用ROM」を「逝ってしまったマザーボード」に取り付ける。

道具さえ揃えてしまえば、簡単です。
ポイントは「ROMチップ入手」「他社メーカー間のBIOS書き込み」ぐらいでしょうか?
「他社メーカー間のBIOS書き込み」は、書き込み先のBIOSメーカーに関わらず、書き込み元のメーカー製ツールで書き込めば成功するそうです。(AMI <-> AWARD の相互書き込み実験成功
情報アリ)

というわけで「逝ってしまったマザーボード」を持っていらっしゃる方は、この方法で救ってあげてください。


次回は、だいぶ前からパソコンの電源ファンが暖まるまで異常な作動音をするのに対策を講じるつもりなんで、その様子のレポートでも紹介するかな〜。まだ実際にやってないんで、上手くいくかはわからないけど。

Next Mission PCを静かにしたいの〜、いやマジで!(仮)



  Mission 3  「ノートパソコンにザオリクを!」 [ 2001/08/09 ]


ゴメン、更新遅すぎ・・・ 予告してから5ヶ月経っちゃってますね〜。

記事書く準備はしてあったんですけど、すっかり書くのを忘れてました。
さて、今回は「バッテリーが死にかけている死んでいるノートパソコンを復活させる方法」をご紹介します。

ノートパソコンに限った話ではありませんが、内蔵型バッテリーで駆動する製品は、『バッテリーの寿命が製品の寿命』と言っても過言ではないと思います。ということは、バッテリーを交換すれば寿命を延ばすことができるとも言えます。しかしノートパソコンの純正バッテリーは約2万円強と非常に高価でなかなか手が出ません。もっと格安でこの問題を解決する方法は無いのでしょうか・・・?

バッテリーが死んだらお終いなの?
ノートパソコン+バッテリーパック

そもそもこの問題をややこしくしている原因の一つに、最近のノートパソコンはバッテリーにリチウムイオン充電池を使用していることが挙げられます。このリチウムイオン充電池は一般向けに市販されていないのです。っていうか売ってる店があったら教えてください、マジで。(w
『何故だー、(安く)売ってくれー(泣)』と思うのですが、これには色々理由があるようです。

 1、電圧が3.6Vと高くて、ちょっと危険。(アルカリ電池の2.5倍ですね)
 2、過充電しちゃダメ。
 3、深放電しちゃダメ。

そうです、めっちゃデリケートキケンなんですよ、コイツ。
特に、過充電・深放電っていうのが曲者で、下手に扱うと『燃え上がったり・爆発したり』するんですねー。+極−極を逆方向に充電したりしてもヤバイらしいです。要はガスが発生して引火するぞーってことみたいです。

となると、充電するための装置も特殊なわけです。
ニッカドやニッケル水素電池のように充電器に入れてほっておけば良いタイプの充電池とはわけが違います。
以下に実際のバッテリーパックの回路を簡単に示しましょう。

大体こんな感じです。
バッテリーパックの内部回路

内部は複雑すぎて全然わからないのですが、どうやら充電は1セルごとに行い・放電の際も1セルごとの残量を測っているようです。
結局は謎の回路が、充電時は過充電にならないよう、放電時には深放電にならないように、1セルごとを常に監視しています。そして、3本のセルで1つのこのバッテリーは、1本のセルが電池切れ状態になると、深放電を防ぐために全体が放電を止めてしまう仕掛けなのです。

つまり、実際の駆動可能時間一番弱ってるセルの残量ということになります。

このブラックボックス状態の監視回路系を自分でどうこうするのはちょっと大変そうですが、同等の新品バッテリーセルがあれば、弱った1本のセルを外して新品に交換してしまえば、それで万事OKなのでは?というのは誰にでも思いつくことです。
誰もがそれをやるかは別の話ですけどね。

そこで秋葉原で投げ売られてるジャンク品のバッテリーパックの
中からリチウムイオンバッテリーのモノを探して買ってきました。

未使用のバッテリーパック (CQPassにて1000円で購入)
中には6本のセルが入っていた。 外見と内部のセル
どこかの会社で省スペースパソコンとして買われ、最近になって処分
されて用済みになったノートパソコンの予備バッテリーだそうです。

買ってきたバッテリーは、ノートパソコンのバッテリーセルと同じサイズの規格品セルで、容量が少し違うだけのようです。
あとは分解して半田ゴテを使って弱ったセルを交換するだけです。しかし弱ったセルがどれなのか調べるのも面倒ですし、3本のセルのバランスが一番重要なはずなので、ここは3本とも同じモノに交換する方が良いでしょう。

同サイズのセルなので、ピッタリ入った。
純正品(上) + 実際に交換した改造品(下)

そして充電してみる・・・

ラッキー!ザオリク成功〜
ちゃんと動きました!
大成功です。
早速フル充電して、駆動時間を測ってみました。

  改造前 改造後
動作時間 約20分 約80分
セル ソニー製
1300mAh 3本
パナソニック製
1200mAh 3本
注:液晶バックライトを最弱+mp3をエンドレス再生した状態で測定

フル充電しておけば1時間は確実に動くので、電車に乗った時のちょっとした時間などに安心して作業が出来るようになりました〜。

純正品が1300mAhのバッテリーでメーカー公称値は1.5〜3.5時間駆動なので、今回交換で使用した1200mAhのセルで80分というのは若干短い気もしますが、まぁ1000円の投資でこれだけ動けば良しとしていいんじゃないでしょうか?

※ 改造後から記事公開するまでの5ヶ月にわたって、改造バッテリーでノートパソコンを運用し続けていますが、全くトラブルは無いです。




次回は、4000円で買えるWindowsCE機 「ポケットポストペット」 の WinCE化について書こうかなと思ってます。

Next Mission 「格安でラブリーボディーのCEマシンをゲットせよ!」

 




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