FIVA206

. . . CASSIOPEIA FIVA206 にFedora Core1 をインストール . . .



ふとしたきっかけで、1年ちょっと前だったかに
3台もモバイルノートPC とか言われる分類のマシンを入手した。
一番操作性の高い(変形B5 型)Libretto L3 は身内に嫁いだ(押し付けた?)ため
手元にはFIVA 206, FIVA 205 が1台ずつ残っている。
(これ以外に、TP535E と日立チャンドラ1が手元にあるのは内緒である)

2台も似たマシンがあると、同等ソフトがインストールされていれば
稼働率が下がるマシンが出てくるわけで、せっかく手元にあるんだからと
1台にFedora Core1 をインストールすることにした。
(手元にあるマシン全ての稼働率が高いというのも経済的には考えモノだが)

前置きが長くなるが、実はFedora Core2 test2 をインストールしようと
密かに企んだのだが、ISO イメージを焼いてもブートしないとか
そういうネタを見つけた為に中止しました。チキン野郎です...
いやアレだ。ネットワーク経由のインストールが出来ないっぽい。
ので、中止したのです。5/2 日現在、test3 出てるけど。



ハードウェア構成

CASSIOPEIA FIVA MPC-206
  • CPU : Transmeta CrusoeTM プロセッサー TM5600 600MHz
  • Mem : 64M onboard + 256M 追加 = 384M byte(メーカ未保証)
  • HDD : 20Gbyte DSJA220 -> 東芝 MK2023GAS 4,200rpm 20G 載せ替え
  • TFT : 8.4inch SVGA 800 x600 1,677万色
  • VGA : SMI Lynx EM+ VRAM 2M byte
  • PCMCIA : Type II x1
  • CF : TYPE II x1
  • LAN : RTL8139 onboard
  • USB : USB1.1 x1
手元にある純正オプション
  • USB FDD MPC-240FDD
  • PCMCIA CD-ROM MPC-142CDD

純正以外のCD-ROM ドライブとして、一般的なATAPI PCMCIA の
SC-24/PCM TEAC ドライブのOEM も持っています。
TEAC の該当ドライブではCardBus インターフェース が付いてくるようですが
SC-24/PCM はCardBus ではないため、少々古いノートでも使用可能です。

かつて話題となったCrusoe をCPU に採用しているA5 サイズのマシン。
PCMCIA ソケットとCF ソケットが1個ずつ実装されているのがミソです。
256M byte のメモリ増設はメーカ未保証であり、192M byte までとなっています。
筐体サイズの割には、有線LAN をオンボードで搭載しているために
何かと便利だったりします。
この当時、IEEE802.11b が普及しはじめた頃で、高嶺の花でした。

USB FDD MPC-240FDD はブート可能であり、Linux boot FD も起動可能です。
CD-ROM MPC-142CDD は曰くツキのCD-ROM です....


インストール手順
インストールはPandora の時と殆ど同じです。
結論から言うと、純正オプションのMPC-142CDD を使わない限りは
特別な指定も設定もせずにインストールは完了、サウンドも表示も
一応問題なく使う事ができます。

インストール用のCD-ROM は3枚になりますが、メディア交換が面倒なので
Pandora 上にmount してデータをコピーし、NFS で参照可能にしました。
このため、FIVA へのインストールにはブートFD + ドライバFD 計2枚の
フロッピーを作成しました。
もしもSC-24/PCM を使ってCD-ROM インストールする場合は別の
ドライバディスクが必要です。
  • drvnet.img : HTTP/FTP/NFS/SMB などネットワークインストールする場合
  • pcmciad.img : PCMCIA ATAPI/SCSI CD-ROM/DVD ドライブを使う場合

必要に応じてドライバディスクを使い分けます。
ただし、FIVA 純正オプションのMPC-142CDD はドライバディスクを作成し
インストーラの要求に応じてドライバFD を読み込ませるだけでは認識しません。
(インストール後にドライブを使おうとする場合も同じ)

純正のMPC-142CDD に関しては今回は触れません。(^^;
苦戦したが玉砕して気分が悪いドライブです。(笑)
ただし、このドライブは Panasonic のKXL-830ANのOEM ということなので
起動ディスクでブートし、boot: プロンプトが表示されたら、

boot: text ide2=0x190

これで認識されると思います。多分。


インストール後の設定

インストール後の設定もPandora の時と大きな違いはありません。

  • パッケージアップデート
  • ロケールの変更
  • サービスの設定変更
  • 必要に応じて、X Server 解像度設定
  •  
  • HDD のDMA パラメタ設定

X Server 解像度設定
FIVA の液晶は、800x600 しかありません。
従って、複数のクライアントを起動すると少々画面が小さく感じます。
そこで、/etc/X11/XF86Config を修正して1024x768 の仮想スクリーンを
指定することで、多少改善されます。
実際のファイル では、以下のように修正を行う。

Section "Screen"
    Identifier "Screen0"
    Device     "Videocard0"
    Monitor    "Monitor0"
    DefaultDepth     16
    SubSection "Display"
        Virtual   1024 768 # add
        Depth     16
        Modes    "800x600" "640x480" "1024x768" # modify(add 1024x768)
    EndSubSection
EndSection

これによって、800x600 の液晶を1024x768で使用することが可能になる。
表示されていない部分、800x600 より外側の部分はマウスカーソルを
移動させることで、その領域を利用する事が可能。


HDD のDMA パラメタ設定
実は、 おんぼらーっとしてくまっし Fedora Core 1 memo および、 LibrettoL1 Redhat8.0
参考にして、ほぼそのままパク(ry いえ、使わせて頂いています。
ただし、両方の内容から以下のようにしました。

/etc/sysconfig/harddisks をコピーし、/etc/sysconfig/harddiskhda を新規作成

  • USE_DMA=1 のコメント "#" を外した
  • EXTRA_PARAMS=-X66 とした(UDMA33 対応)


IEEE802.11b 無線LAN関係
手元のPrism チップを採用しているPCMCIA 無線LAN カードは
特別な設定をしなくても認識され、利用可能でした。
lsmod でドライバのロード状態は以下の通りです。

orinoco_cs     5556 1
orinoco         39756 0 [orinoco_cs]
hermes         8068 0 [orinoco_cs orinoco]
ds                8680 2 [orinoco_cs]
尚、デスクトップ用のPCI 接続カード、 LD-WL11/PCI2 も、同様に特別な設定や
カーネルの再構築を行わなくても利用できました。
ネットワーク設定 (/etc/sysconfig/network-scripts/ifcfg-eth1 等) の
編集は、必要です。


その他、課題

以下が正しく認識・動作していません。
  • バッテリーの状態取得(バッテリモニタ)
  • LongRun
  • サスペンド

時間があったら、そのうちやります。

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