FIVA MPC-206

. . . CASSIOPEIA FIVA MPC-206 にFedora Core4 をインストール . . .
2005/08/19 updated




正直、このマシンスペックで常用は厳しいです。
Disk I/Oネックなのか、描画ネックなのか両方なのか
CPU処理速度の不足だけではない基本スペック不足を感じます。
元々、体感性能がIntel Pen3系CPUの6割未満という印象であるうえ
アプリケーション起動から表示完了までが苛々する印象....

基本的にFedora Core3と手順は同じ。

純正CD-ROM MPC-142CDDでインストーラを起動、ネットワークインストール

用意するものは、
  • CASSIOPEA FIVA206用の純正CD-ROM MPC-142CDD
  • Fedora Core4インストール用CDの1枚目
  • Fedora Core4のインストールツリーが展開されているネットワークサーバ

Ring Server理研ftpサーバからisoイメージをダウンロードします。
ダウンロードしてisoイメージをhttp, NFS, SAMBAで参照可能なサーバ上に展開し
インストール用のツリーを作成します。
Fedora Core4のisoイメージ、FC4-i386-disc1.isoをCD-Rに焼きます。

(1)MPC-142CDDに1枚目のCDをセットして本体起動
(2)インストーラ起動時にboot:linux askmethodと指定する
(3)インストール用ツリーをisoイメージを展開したネットワークサーバに指定する

これによってブートだけをCD-ROMから行い、インストールに必要なデータは
ネットワークサーバから取得してインストールすることが可能。
つまり、
boot:linux askmethod ここが肝


起動時にrhgbを実行すると激しく遅い

カーネルブート時にrhgbを
使用すると
電源オンからログイン完了までに7、8分かかる。
電源オンから使用可能になるまで激しく不愉快である。
時折、マシンを床に叩き付けたくなる衝動にかられる..
くらいに不愉快である。
/etc/grub.conf のパラメタからrhgbを削除すれば
テキスト表示でブートが実行される。
遅いマシンで無用な重い処理をさせても仕方がない。
電源オン時のシステムブートが遅いと感じる場合は、
  • /etc/grub.conf の記述を確認
  • ブートするカーネルの指定からrhgbを削除
これで100%確実にブート時の処理に関して、体感速度が倍以上に感じるほど 改善できる。


表示領域を広くする

FIVA206の液晶は800x600 SVGAサイズです。
仮想デスクトップで切り替えても表示サイズが不足気味なので
実表示サイズよりroot windowsを広げてやる方がいいかも知れません。
/etc/X11/xorg.conf を修正します。

Section "Screen"
Identifier "Screen0"
Device     "Videocard0"
Monitor    "Monitor0"
DefaultDepth     16 ← 16にする
SubSection "Display"
Viewport   0 0
Depth     16    ← 24から16に変更
Virtual      1024 768  ← 追加
Modes    "1024x768" "800x600" "640x480" ← 1024x768を追加
EndSubSection
SubSection "Display"
Viewport   0 0
Depth     24
Modes    "800x600" "640x480"
 EndSubSection
EndSection


IPv6の無効化

使用しているADSLルータがIPv6に対応していない。
従って、DNS参照時にADSLルータを見に行くとアドレス解決が激しく遅い。
/etc/modprobe.conf に以下の2行を追加する。

alias net-pf-10 off
alias ipv6 off


yumの参照を国内のミラーにするには

@ITのTIPSから、 国内のミラーサイトでFedora Extrasを使うには
ここを参考にしてミラーサーバーを参照するよう設定変更する。
インストール時に「すべて」などを指定し、かつミラーサーバーを参照せず
パッケージ更新を行うと地獄を見る。
このミラーを参照をする設定は非常に重要である。


madwifi(Multiband Atheros Driver for WiFi)のインストール

LD-WL54AG/CBを使うためにmadwifiのドライバが必要になるため
以下のようにしてソースを取得する。

cvs -z3 -d:pserver:anonymous@cvs.sourceforge.net:/cvsroot/madwifi co madwifi

madwifiディレクトリがカレントディレクトリ下に出切るので
makeおよびrootでmake installすれば利用中のカーネルに合わせて
ドライバがインストールされる。
→ /lib/modules/カーネルバージョン/net 下

システムを再起動するとAthros Comunications, Inc. AR5212が
自動認識され、コンフィギュレーションするか問い合わせてくる。
ここでコンフィギュレーションすれば使用可能となる。
/etc/sysconfig/network-scripts/ifcfg-ath0 が作成されているか
また、設定内容を確認すること。


その他

Fedora Core4はextraというパッケージ群も用意されており
Sylpheedはextraに分類されて標準から外されています。
Mozilla Thunderbirdを利用することが今や標準となりつつあるようですが
Sylpheedを使うにはextraのパッケージ群からインストールしなければなりません。

Fedora Core4(Fedora Core3も)に収録されているxmmsではmp3を再生できません。
xmmsに限らず収録されているマルチメディアプレイヤーは著作権問題の絡みから
mp3の再生が出来ないようです。
このため、mp3ファイルを再生して音楽を聴くためにはxmmsを本家から
ダウンロードしてインストールする必要があります。

動画再生を行うためには、xineやmplayerをインストールする必要があります。
最近の傾向ではmplayerが流行のようですが、どうも導入手順が煩雑 (^^;
そこで、以前から使っているxineをインストールしました。
  • Sylpheedをインストールするにはyum install sylpheed
  • xmmsでmp3を再生するには
    • xmms-mp3 をダウンロードしてインストール
    • または、 本家から XMMS 1.2.10のソースをダウンロードして
      • rpmbuildでパッケージ作成
      •          
      • 既にxmmsが導入されているならrpm -e で削除
      • rpm -ivhでインストール
  • Macromediaの Flush Player x86 Linux をダウンロードしてインストール
  • xineは     本家から以下をダウンロード
    • xine-lib-1.1.0.tar.gz,xine-ui-0.99.4.tar.gz
    • rpmbuildでパッケージを作成
    • rpm -ivhでインストール




動画再生は相当苦しいものを感じますが、ギリギリ再生できるようです。
移動時に携帯するツールとしては、我慢の範囲というところでしょうか。
いや、時折我慢の限界を超えているのは事実です。(爆)

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