Fedora Core1/IEEE802.11b

. . . 無線LAN (IEEE802.11b) . . .

すいません、今更のネタなんです。(^^;
時代はIEEE802.11g に移っているわけで
ここで802.11b ネタかよ?
そんな声がチラホラ聞こえてきそうです。



Fedora Core1 標準

インストール・アップデートしたFedora Core1 のLinux カーネルでは
orinoco/orinoco_cs モジュールでPCMCIA/PCI の無線LAN が
利用できます。
手元のカードで試した限りでは、
これらは、Fedora Core1 の標準カーネル(というニュアンスでいいのか?)で
動作確認できました。
ただし、手元にあるUSB の BUFFALO WLI-USB-S11
ドライバが対応していないため利用できませんでした。
また、PCMCIA カードでもCorega PCC-11 は認識されませんでした。
(5/3.3V 両用ではなく3.3V 専用カードだからかも知れない)
PCC-11 は、コレガのサイトにもPDF のマニュアルしか公開されておらず
リンク張ることができません。(^^;
まず、WLI-USB-S11 を使えるようにすることを、ここでは目的にします。


linux-wlan

無線LAN ネタは、
802.11セキュリティ などに情報が集中しています。
ただ、ネタの中心は既にIEEE802.11g 関係に移行しているようです。
Fedora Core1 とUSB 無線LAN アダプタの組み合わせとしては
wlan-ng-0.2.1-pre19.tar.gz の導入による動作実績が検索で
ヒットします。
また、運がいいことに同じメーカーのWLI-USB-KB11 の動作実績が
あるようなので、ほぼ動くだろうということが予想できます。(^^)

まず、 The linux-wlan Company からwlan-ng をダウンロードしてコンパイル→インストールします。
ftp サイト を見ると 5/17現在、 linux-wlan-ng-0.2.1pre21.圧縮形式 なので
0.2.1pre21 が最新版のようです。


コンパイルとインストール
ダウンロードしたlinux-wlan-ng-0.2.1pre21.tar.gz(ここでは)を
tar zxvf で展開してソースツリーを取り出します。
展開したソースツリーで、
  • ./Configure
  • make all
  • make install
この3つを実行すればコンパイルとモジュールのインストールが完了です。
./Configure を実行すると、以下のような対話型の環境設定が始まります。

Build Prism2.x PCMCIA Card Services (_cs) driver? (y/n) [y]:
Build Prism2 PLX9052 based PCI (_plx) adapter driver? (y/n) [n]:
Build Prism2.5 native PCI (_pci) driver? (y/n) [n]:
Build Prism2.5 USB (_usb) driver? (y/n) [n]: y ここを "y" に
Linux source directory [/usr/src/linux]: /usr/src/linux-2.4

以下省略(通常はリターンキー押せばいいはずかと)
Linux source directory [/usr/src/linux]: の問いに対しては
ソースツリーをローカルに置いていなければ、/usr/src/linux-2.4 と
指定すればyum などでアップデートした場合でも最新カーネルソースの
ツリーにリンクが張られています。
(カーネルソースをインストールしていない場合は、インストールしてください)
複数のカーネルを使い分ける場合、各カーネルバージョン単位に
コンパイル、インストールが必要になります。
モジュールのインストール先がバージョン固定になるので。
(ソースツリーの指定がある点で、判断可能と思います)


設定
設定ファイルは
  • /etc/modules.conf : モジュールのエイリアス
  • /etc/wlan/wlan.conf : SSID と無線LAN 有効の指定
  • /etc/wlan/wlancfg-(SSID) : SSID に対するWEPの設定
  • /etc/sysconfig/network-scripts/ifcfg-wlan0 作成

WEP を設定していない場合は、/etc/wlan/wlancfg-(SSID) を
作成する必要は無いと思います。
(1)モジュールのエイリアス
/etc/modules.conf にモジュールのエイリアスを追加します。
alias wlan0 prism2_usb

(2)wlan.confの修正
SSID_wlan0= の項目に、"アクセスポイントに設定したSSID" を設定
ENABLE_wlan0=y

(3)/etc/wlan/wlancfg-(SSID)
WEP を設定している場合は、
wlancfg-DEFAULT をDEFAULT 部分をSSID に置き換えてコピー
例えばSSID がwlan なら、
cp wlancfg-DEFAULT wlan-cfg-wlan とする。

(4)ifcfg-wlan0
/etc/sysconfig/network-scripts 下には、既にifcfg-eth0 など
別の定義があるかもしれません。
それをコピーして修正しても可です。
最低限、以下の3項目を書けばいいはずです。

DEVICE=wlan0
ONBOOT=yes
BOOTPROTO=dhcp

固定アドレスにしたければ、IPADDR= にアドレスを指定。


動作確認
コンパイル・インストールと設定が完了したら
一度再起動してみて、ブートからの流れを見てみます。
ブートメッセージにwlan0 が起動されたことを確認して
ログイン後に、lsmod を実行してみます。
prism2_usb がロードされていればOKでs。
次に/sbin/ifconfig を実行します。
wlan0 を確認して、dhcp からIP アドレスが振られているか
また、/sbin/iwconfig で無線LAN の状態を確認してみます。
これらに問題がなければ、mozilla などでインターネットへの
接続が出来るかチェックしてみて完了。
ホットプラグに対応しているはずなので、アダプタの抜き差しで
ネットワークが有効、無効になるかも見るといいでしょう。


オマケ
orinoco_cs で認識されなかった、Corega PCC-11 が
prism2_cs で認識されて、使用可能になりました。
cardctl status でチェックすると、3.3V のカードで認識されています。
もしも3.3V 専用カードでPrism チップを採用していながらorinoco で
認識されない場合は、wlan-ng のドライバを組み込めば
解決するかも知れません。
(PCC-11 意外に該当するカードがないので、わからない)

<< Back