やれやれ、APM復活
2001.2/21
○マザーを変えたらAPMで電源が切れなくなった
かなりみっともないというか情けない話ですが、ずいぶん前に会社のパソコンをグレードアップした際、
購入したマザー(AOpenのAX59PRO)を取り付けてから、APMによる電源断ができなくなっていました。
で、ボード個体の不具合なのかその製品のバグなのか、よくわからないまま、
忙しさと、当時主に客先の研究所で作業していたことにかまけて、「電源が切れないくらいいいか」と、
ほったらかしにしていました。ただ、現象として、LinuxでもFreeBSDでもうまくいかないため、
少なくともボード側の不具合だろう、と思われました。
その後、無事帰還して、またそのマシンを使う日々が戻って来たわけですが、もうこの頃は既成事実というか、
もうその不便さに慣れかかっていて、ほったらかしていました。
これがどのくらい不便かというと、まず、休日や夜間、だれかに電源だけいれてもらい、家からログインして、
作業が終ったらリモートでシャットダウンする、という芸当が出来ない。それから、急いで退社したいときでも、
ジリジリしながらちゃんとシャットダウンしたところを見届けた上で、自分で電源スイッチを押さなければならない。
特にLinuxは、FreeBSDに比べてシャットダウン完了までの時間が長いので、数十秒待つはめになる。
大した問題でないといえばそうですが、しかし毎日のことになると、ばかになりません。
○やっぱりマザーが悪いのだが…
さて、先日、久しぶりに思い立って、この件についてネットで調べてみました。すると、
やはりあちこちで同じトラブルが報告されているんですね、このボードについては。どうやら、個体の問題ではなく、
機種のBIOSのバグのようです。
それで、いろいろ見てみてると、その点を回避するパッチがあるらしい。しかし、それも面倒だなあ。
またまたずぼらの虫に負けかかったのです。
「しかし、待てよ」。BIOSのバグとすれば、BIOSアップグレードという手があるんだよな。
この方法については、実は電源が切れなくなった最初の頃にも考えました。が、
- 忙しいさなか、アップグレードに失敗したらえらいことになる。
- 更新記録を見る限り、APM機能の改善は見当たらない。
- うまくいっても、BIOSが変わると、システムの再インストールが必要になることがある。
というようなことから、リスク対メリットを秤にかけて、結局見送ったのでした。
○あんましやりたくないけれど…
久しぶりにAOpenのサイトを除いてみると、ありゃりゃ、AX59PROのBIOSは、私の2.24から、
すでに2.35まで来ている。なんとまあ…。しかし、今度は、これだけ多いといちいち内容を見るもの逆におっくう。
果して、APM関連の修正があるのかどうか、確認するだけの元気はない。
で、どうしたか。「相変わらず忙しいけど、でもちょっとはましだな。ここで一発、やってみるか」。
この心境には、「もしうまくいけば、カーネルにパッチを当てるよりは簡単」という判断がありました。
以前からずいぶんカーネルバージョンは上がっている(FreeBSDは4.1R、LinuxはRedHat 6.2J)けれども、
未だに現状のBIOSでは、電源断できない。もしカーネルのパッチで対応するとすれば、バージョンアップのたびにパッチを当てなければならないことになります。しかし、マザー側で問題が解決しているのであれば、そうした心配は不要です。
ということで、とうとうバージョンアップすることにしました。途中、長時間の沈黙をはさんだりして、肝を冷やしましたが、結果は、なんとかうまく更新できたのです。
そして、APMはどうなったかというと、これも、ちゃんと切れてくれるようになりました。Windowsだと、
仮にAPMを有効にしていても、まあしょっちゅう途中でハングしてくれますから、結局最後まで(場合によってはハングした状態で数分つき合って)看取ってやる必要がありますが、Linux・FreeBSDはそんな心配は皆無。
なんとか、「まとも」な状態まで来たのです。
しかし、このマザー、実は購入時、最初のやつは不具合があって、さんざん時間を潰した挙げ句、交換を余儀なくされたんですよね。それから、ついこないだも、AOpenならだいじょうぶかとCD-ROMドライブを買ったところ、一ヵ月で壊れてしまったし。
ちょっとAOpen、品質に問題ありじゃないか!?
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