MozillaとNetscape



2001.9/20


要点



 ややマシになったが、ここ2ヶ月ほど、極めて忙しい。考えただけで血の気が引き絶望的な気分になるくらいの厳しい状況だった。したがって、残業と休日出勤はもちろん、夏休みお盆休みも全くとれなかった。それでも、日曜日はなんとか休めている。というか、休まずに続くほどもう若くない。以前は、半年くらい一日も休みなし、という時もあったが、それよりはずっとましである。それにしても、職業柄とはいえ、いつになってもこうした状況には慣れるということはなく、辛いものである。

 ところで、最近では残念ながらほとんどFreeBSDを使う機会がなく、今は職場でも家庭でもLinuxを使っている。インストール後の手間の少なさでついそうなってしまう。時間さえあればFreeBSDなのだが…。もっともそのおかげで、LinuxとFreeBSDの微妙な違いというのもかなりよくわかる。
 そのこととは直接関係ないが、このところ、WEBブラウザに苦労している。

 UNIX系であれば、MosaicとかNetFrontなどの一部の例外は別にして、通常はネットスケープを使用するのが普通だろう。IEのUNIX版を出すなどというマイクロソフトの話など、はなっから信じてはいなかったが、やはり出てくる気配はない。
 それで、Vineに付属しているネットスケープの4.7xが、どうも異常に不安定である。いとも簡単に昇天する。シャボン玉と呼びたくなるくらいである。これは私の環境だけでなく、一般的にそのようである。あんまりよく落ちるので、こりゃたまらん、とMozilla(0.9.3)を試してみた。こちらは、開発途上ということで、最適化は後回し、まだまだとても重たいが、安定度はよく、また、これはNetscape 6にも言えることだが、多国語化もかなり進んできていて、日本語でのテキストボックス入力がうまくいかないということももはや過去のことになったようだ。
 「これは使える、よかった」、と思ったのだが、少々甘かった。proxy経由でのアクセスが、途中でできなくなることが頻繁に起こるのだ。これが起こると、ブラウザの再起動が必要になる。LAN経由でのイントラサーバアクセスには全く問題はないので、proxyサーバ機能のテストが不十分でバグがあるのではないかと思う。10分も使うとこの状況に遭遇するので、なかなか辛いものがある。

 それで、Mozillaをベースにした、Netscape 6.1(Preview Release 1)を、今度は試してみた。こちらは、Mozillaとだいたい同じだが、たとえば<blink>タグを認識するなど、従来のNetscapeを使ってきた者にはなじみやすい。ところが、こちらにも問題が生じた。履歴の移動ができない。つまり、「←(Back)」と「→(Forward)」が効かないのである。メニューのジャンプからでも同様である。
 絶対致命的いうものではないが、それでもものすごく不便である。なんでこんな基本的なトラブルが出るのか、頭を抱えてしまった。本来であれば、MozillaにしろNetscapeにしろ、ちゃんと現象究明をしてバグリポートをすべきだが、いかんせん、まったく時間に余裕がない。

 仕方ないので、Netscape 4.76とMozillaを両方使えるようにしておき、逐次状況に応じて起動したり終了したり(両方同時に起動することもできる)して使っているが、すこしましなだけで、不便さはあまり変わらない。なにしろ一方は突如消え失せるし、もう一方はWEBサーバにアクセスできなくなるのである。どうしようもない。
 それが、Javaのインストールでごちゃごちゃやっているうちに、Netscape 6.1の履歴が動くようになった。理由は全く不明。しかし、ともかく動いてくれるので、これでようやくまともな環境になったところである。

 ちなみに、IEも含め、最近のバージョンでの配布は、Javaが切り分けられるようになったらしい。それぞれ、インストール後に、別途10MB前後のファイルをネット経由で取ってきてインストールしないと、Java機能が使えなくなったのである。これはダイヤルアップ環境の人にとっては極めて辛いものがあると思う。
 それはまあそれとして、MozillaもNetscape 6.1も、Javaのインストールがうまくいかない。いや、インストールはできるのだが、いざJavaの必要なサイトに行くと、ブラウザが固まってしまう。何が起きているのかと調べてみると、数個のjava_vmプロセスが起動し、そのうちの一つがひたすらCPUを浪費しているのがわかる。こうなると、こいつをkillするしかない。
 そういうわけで、現在Javaはインストールしていない。どうしても必要なときは、Netscape4.7xに登場願うしかない。Windows版はうまく動いているのだろうか。

 もう一つだけ。文字フォーカスでトラブった。MozillaにしてもNetscape6.1にしても、ブラウザのウィンドウのほかにIMEのミニウィンドウがくっつくが、ウィンドウを切り替えたり新しいWEBページを表示したりしたとき、いちいちこちらにキーフォーカスを取られてしまい、たとえば検索の時に文字を入れようとすると、一旦IMEウィンドウ上にマウスポインタを持っていき、それからテキスト入力のところをクリックしないと入らない。
 これは、マウスポインタを持っていったときのウィンドウのAuto Riseと、Rise時のフォーカス自動移動が問題だったようで、とりあえずマウスクリックしないとフォーカスが移動しないモードにして、不便のないようにしている。

 しかし、デスクトップ環境が向上するのはいいけど、なんか最近PC-UNIXもだんだん混沌とし始めているなあ、という感じ。 こんなところをWindowsに真似る必要は毛頭ないんだけど。



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