モバイルギアII(MC/R320)購入・概要編



 長らく使い込んできた、最初期のモバイルギア(MC−K1)に別れを告げ、モバイルギアIIを 購入しました。その理由、モバIIの長所、欠点などについて、今回は概要をご報告します。
 ことの詳細や、追加情報については、逐次アップする予定です。

●現在のDOS版モバイルギアで満足できなくなった理由

 DOSモデルのモバイルギアを使い始めた時の、「割り切りと実用」という私のモバイルライフに 対する姿勢は、今のところ変わっていません。詳しくは、この記事を読んでいただくとして、 この時期に、特に故障したわけでもない従来のモバイルギアをあきらめて、懐の寂しい私が新機種に 手を伸ばしたのには、いくつかのやむを得ない理由がありました。
 直接の理由は、長期の海外出張の予定です。結局は流れましたが、客先から、米社のある システムの日本向け移植作業のため、英語の堪能な技術者に四ヶ月の長期海外出張を してほしい、という引合いがあったのです。当初はかなり確度が高く、現地での活動を考えたとき、 LANが使え、メールやWWWブラウザを含めたトータルなインターネット環境を提供できる マシンの必要性を痛感しました。そのことが、強力な動機となりました。
 ちょうどその頃、いいタイミングで、最新のバージョンを搭載したR320が、エントリモデルと いうことで、比較的安価で発売されました。検討してみて、いくつか不満はありましたが、 少なくとも機能面では予想以上の充実を達成していることがわかりました。また、ながらく我慢していた 旧マシンでの能力不足も、メモリサイズやモデム速度などのベーシックな性能も含め、大幅に 改善しています。

 基本的には、ほとんどのことはDOS版でもできます。WWWアクセスにしても、pppでの インターネットアクセスにしても、DOSモードにして、必要なフリーソフトを入手することで、 可能です。では、なぜ新しいモデルを買う必要があったのでしょうか。理由は、以下のように 大きく二つあります。

1.あまりに非力な初期モデル

 残念なことに、最初期である私のモデルは、あまりに非力です。ユーザメモリが640Kという制約下では、 一つしかないカードスロットに通信カードをさし込むと、ほとんど何もできません。 そもそも、DOSモードの環境構築自体、この容量ではメモリカードなしでは実用的なものが 望めません。インストールできるソフトも著しく制約され、いきおい、 通常モードでの利用が主体となってしまいます。そうなると、メールへのファイルの添付もインターネット上の メールサーバへのアクセスもできないということになってしまいます。

2.非DOSモードでの利用もストレスが・・・

 これはほかの記事でも書きましたが、標準的な使い方においても、もとのモバイルギアに ついては、非常にストレスを感じ始めていました。
 もっとも使用頻度の高いテキスト・エディタは、少しファイルが増えれば、まめに転送してやらないと すぐあふれます。日本語入力の遅さについても、気分的にはもう付き合いきれん、という ところまできていました。
 スケジューラや住所録もよく使うツールですが、エディタからそれらのソフトへの切り替えも、 かなり長く感じます。だいたいツールというのは使い込んで熟練すると、より効率的な使い方を したくなるものですが、そうした逃げ道もありません。
 会社で業務関連のファイルをダウンロードしたりアップロードしたりする場合にも、 自宅のようにメモリカードが使えれば簡単ですが、会社にいくつかあるノートパソコンは現地作業などのため おおむね出払っており、いちいちモデム直結で、XMODEMなどで転送するという効率の 悪い作業を余儀なくされていました。

 このようにして、携帯端末の乗り換えは時間の問題となっていたのでした。

●なぜCEモデルなのか

 それにしても、私がWinCE版のモバイル端末を購入したことは、職場の同僚や知人からは一様に 驚きをもって受け止められています。仕事でも必要最小限以外はWin95には見向きもしないで FreeBSDやLinuxを使っていますし、みんなは私をマイクロソフト嫌いだと思っているからです。
 結論から言えば、ほかに選択肢がなかった、というのが本当のところです。
 私自身も、乗り換えをするにしても、できればWinCEでないものを、と考えていた のは事実です。手軽に自作ソフトやフリーソフトを利用できる、というのは、 私のモバイル、というよりコンピュータ・ライフの重要なスタイルの一つです。
 しかし、ちゃんとしたフルキーボードモデルのものとなると、その時点で数機種に絞らざるを 得ないのが現状です。そして、アルカリ電池で長時間使用できるもの、となれば、モバイルギアの モノクロモデルが唯一の選択肢、という実情は、数年前と全く変わっていません。 必ずしも完成度が高いといえないモバイルギアしかないのに、同様の製品が出てこないということは、 市場がまだまだ小さいのか、NECに一日の長があって、そう簡単には対抗製品が出せないということ でしょうか。
 いずれにしても、DOS化で環境を改善した場合を想定したとしても、モバイルギアIIの方が よりよいモバイルライフを送ることができる条件を満たしてくれる、と判断したのは事実です。

●モバイルギアIIの実力

 さて、結論から言って、現状、期待以上の満足感を得ています。
 PPPやTCP/IPなどのネットワークが使用できなかったバージョン1と異なり、 十分なネットワーク機能を有していますし、なによりDOSモデルより圧倒的に速く、 長年のフラストレーションから解放されました。
 Windowsのなかでも、CEは軽快で、完成度が高い気がします。まだあまり使い込んで いないので断言は避けますが、Windows95を使ったときのような、絶望的な気分には ならずに済んでいます。また、それではマイクロソフト製品らしくない、と物足りない 想いを抱く方も、心配ありません。添付されている住所録などに、しっかりと大きなバグが 同梱されています。このあたりは、追って紹介していきます。

 一応、以下に、長所と短所をまとめてみました。詳細はまた個別に記述追加していきます。

長所 短所


メール neyubacca@yahoo.co.jp

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