アップグレード経過報告
この1月(平成10年)、自宅のパソコンをアップグレードしました。
アップグレード決心までの道のり
昨年、平成9年の中ごろから、そろそろ今のマシンを速くしてもいい時期では
ないかと思い始めました。旧マシンは、
メーカー品のi486DX4-100MHzです。
ただ、あまりお金は掛けられないし、せっかくアップグレードしても中途半端なものに終わっては、
それまでとの差があまりなくて投資の価値も出ないし、すぐにまたアップグレードが必要になって、
結局損だと思いましたので、いろいろタイミングを計っていました。
そんなとき、会社の岡本君が、ケースがATやATXのような標準でない、
メーカー品に使用できる、アップグレード用のマザー
がある、という情報をもたらしてくれました。まあDOS/Vマガジンなどを読んでいる人に
とっては当然の情報なのでしょうが、私はWindows機としてのパソコンにはほとんど興味がない
(例外は、Win95でしか動かせないアプリを使うときと、家内に使わせるとき)ので、
それらの通販広告満載の雑誌は見ていませんでした。
それはともかく、そんないい方法があるのか、と、早速いろいろ
調べ始めてみて、そのマザー(名称レスキュー)は大体5万円くらいで買えること、
CPUはPentium MMX200までが使用できることを知りました(当時)。
マザーは割高ですが、特製であること、またビデオ(VRAM 2M)がオンボードであることから、
そんなもんかな、という感じでした。
ただ、すでに10万ちょっと出せばそこそこのパソコンが一台作れるようになっていたし、
まだ今のまま十分使えるので、そこまでしなくても・・・という感じがありました。
しかし、12月に入って、急に、やってみっか、という気になりました。AMDのK6-233を
載せてみたい、と思ったからです。
この石は、Pentium-II並みのスペックを持っているということ、もちろんより安価である
(その時点で4万円前半)ということから、上記のマザーを買う価値が十分見いだせると
感じました。かねてからintel以外の石を試してみたいと思っていたことも理由の一つです。
下調べの日々
それからは、主としてK6の性能を確認するという意味での下調べが始まりました。
高いといわれるスペックはどの程度のものか、チップセットとの相性はどうか、価格性能比は、
また、購入予定のレスキューのマザーに書いてある各種の仕様はどういう意味か。そして
なにより、FreeBSDが問題なく動作するのかどうか・・・。
この間、アップグレードに必要な費用をざっと10万と見積もり、家内に頼み込んで
冬のボーナスから半分出してもらう交渉に成功。(もちろん決め手は、在宅で仕事するのにも
必要になる、という業務上の理由)
この時点で、あとはもう前進あるのみ。早速、メモリなどその他のパーツの価格も調べなければ、
と、通販広告大充実のDOS/Vマガジン1/1号を買いました。
さて、この頃から、私のアップグレード計画を聞き付けた同僚の玉ちゃんが、しきりに、
ケースごと買い替えることを勧めてくるようになりました。
確かに拡張性、将来性は捨てがたいのですが、彼のいうようにその方が安く上がるというのは
どうも信じがたい気がします。このときにはかつて5万円近くしていたレスキューが39,800-に
なっていました。
そして、さらに朗報。下調べでレスキューのメーカーにメールによる見積もり依頼を出すと、
1月の中旬をもってさらに35,800-に値下げするとあったのです(担当の方、ご親切に教えて下さり、
ありがとうございました m(__)m)。
これでもう決まり、ひと月ほど待たねばならないが、なに、CPUの値下がり待ちと思えばいい。
正月休みに作業できないのは少し残念だけど。
こうして、いよいよレスキューのマザー購入へと決意を固めたのでした。
正式見積もりゴー
さて、年も明け半月、ようやく値下げ解禁日になり、待ちかねて正式の見積もり依頼を
FAXしました。
マザー本体の値段と、オンボードのディスプレイをVRAM 4Mにする増設メモリの価格は、
それぞれ予定どおり35,800-と6,800-。併せてEDO-RAMとCPUの見積もりも出しましたが、
こちらはかなり割高なので、自己調達することにしました。
で、それですぐ実行に移せばなにも起こらなかったのですが、実は、購入のための
銀行振込がちょっとおっくうで、ぐずぐずしていました。指定銀行の住友は近くにないし、
他の銀行から振り込んで余分に振込料をとられるのは嫌だし、なにより金を送るために
窓口で長く待たされるとうっとおしいなー、と持ち前の無精が顔を覗かせ始めました。
まあ見積もり有効期限の一週間以内には何とかするさ、と思いつつ、前に買ったDOS/V
マガジンや、会社の日経バイトなどをぱらぱら読んでいたのです。
ところで、まったく意図したわけではなかったのですが、通販の下調べのつもりで買った
このときのDOS/Vマガジンの記事が、『(インテル)互換チップセット搭載マザーの研究』
ということで、インテル製以外のチップセットのいろいろなマザーと、x86互換CPUとの
相性ベンチマークが載っていたのです。
また、日経バイトにもちょうど同様の記事が掲載されていて、だいぶマザーのことが分かる
知識がついてきていたので、いろいろ興味をもって読んでいました。
そのうちに、仕事の合間、ふときまぐれで、玉ちゃんのいうように、本当にマザーもケースも
自作にしたらどうなるんやろ、と、ソースリストの余白に走り書きで計算してみました。
うーん、よくわからんな、ディスプレイカード買わないかんやろ、ViRGEの4Mだといくらくらい?
森田知ってる?えっ?一万円もしない?4Mで?ちょっとまて、それなら・・・。
確かに計算してみると、いくばくかは安くなるようです。それに、もう旧式といっていい
430TXを使っているレスキューに比べ、どのチップも設計が新しく、いろいろと魅力的です。
うーん、一旦固まった決心が・・・。
実地調査
しかし、パソコンのパーツほど実際に確認してみないと分からないものはありません。
あると思っていたものが、ある日一斉に姿を消していたり、安いと思っていたものが急に
値上がりしていたり、逆にびっくりするほど下がっていたり。
とにかくうじうじ迷っていても仕方ないので、いつものように週末、1/18の日曜日に、
朝一で車で日本橋に出かけました。
確認したのは、CPU、ケース、メモリ、マザー、CPUファン、ディスプレイカードなど。
このうち、一番往生したのは,予想外にというか、ケースでした。
ATXと呼ばれるケースは、どれも品薄な上、事前の情報から予測していた価格より
かなり高いのです。デザインもどうもいまいち。それに、
駐車時間を気にしながらこれらをあっちの店、こっちのショップと確認して回るのは相当大変で、
午後から用事もあり、一通り確認しただけで時間切れとなってしまいました。
えいや、と購入、そしてアセンブル
しかし、なんとか予算内で一通り揃うことは確認できたし、意外にも、ケースも
量販店のニノミヤに12,800-のが見つかりました。そこで、用事を済ませたあと、
夕方から再び日本橋へ。ばたばたと三十分ほどですべて買い揃え、いつもは地道を利用する帰路も、
阪神高速を飛ばしました。
組み立てはリビングで、19:00前から開始。
ところで私は、冬場は水道の水にもびりびり来て跳び上がることしばしばの静電気体質で、
メモリを飛ばしてしまったこともあるし、先日も、友人のマシンにMOからNetscapeをセットアップ
するため、自分のマシンのSCSIカードを付け替え、元に戻したら、もう死んでいたという
悲しい経験をしたばかりです。
まして冬場の、暖房した部屋。とにかく、ど素人の家内にまで、「静電気を逃がしてんの?」
と声をかけられるくらい、静電気には最大限の注意を払って作業しました。
作業は、恐らく、まったく自作するより手間が掛かったと思います。元のパソコンのHDや
FDD、CD−ROMドライブを外すという余計な作業があったからです。それでも何とか21:00
過ぎには組み立て完了。そして、もっとも緊張する瞬間、電源オン。
しかし・・・うんともすんともいわない。コンセントを差し込んだとき、電源部がむうんと
唸ったので、電気が来ていることは確か。配線には細心の注意を払ったつもりでしたが、思わず
冷や汗がたらり。
そこでもう一度ボードの配線を確認。遊んでいるケーブルはないか。すると、ありました
ありました。なんと、肝心の電源スイッチからのケーブルがマザーにつながっていないのです。
HDDアクセスや電源LED、ブザーケーブルなどの端子は、マザーの一個所に集中していたのですが、
なぜか電源だけは離れたところにあったのが災いしたようです。
急いで繋ぎ直して再び電源オン。今度は立ち上がり、メモリチェックが始まりました。この感動(T_T)。
かくして、半年がかりのアップグレード計画も、ようやくハード的には完結を見たのでした。
メール
neyubacca@yahoo.co.jp
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