ここでは全くの初心者(私)がMono-Linuxをインストールするにあたって
遭遇した点を紹介しておきたいと思います。
私がインストールを試みた機種はPerforma5430です。
このマシンはアルケミーと呼ばれるタイプのL/B(ロジックボード)を
使用しています。このL/BはPowerPC603evを搭載した小型のタイプで
Performa54XX/64XXで共通に使用されています。
私はこのL/Bをデフォルトの160Mhzのものを200Mhzに換装し
さらにバスクロックを40Mhzから44.44..Mhzにクロックアップ
して使用しています。(この改造についての詳細は"LINKS"で紹介している
サイト"MysticRoom"に掲載されています。)
非常にコンパクトにまとまっていて、個人的には気に入っている
L/Bではありますが、やや癖があるようです。
まず、
Performa54XX と64XX は外付けのSCSI機器を接続すると不具合が発生
するものがあるようで、OS7.6xではHDドライバーにパッチをあてる
プログラムが配付されていました。
また、OS8では、一部の機種にMacOSそのものがBootしなくなる不具合が
あったようで『ドライブ設定』v1.3.1の新バージョンを配布中です。
つまり、このL/Bを使用した機種では他の機種と若干異なった注意が必要のようです。
Mono-LinuxのHPでも、これらの機種に関する問題点が掲載されていますので
下記に記事を翻訳して紹介します。
他に情報を御存じの方は、どんなことでも構いませんので
御協力お願いいたします。
そういったことを考慮して、ここで、Powermac/Linuxを6400(6500と
5400も同様)で動作させるための注意事項を述べます。
この注意事項とインストール指示書を十分に活用することにより、
必ず、6400でlinux-pmacを完全に機能させることができるでしょう。
-『Open Firmware boot variables』の変数設定を変更して、Boot時
に何が行われているのかモニターできるようにセットして下さい。-
それから、MacOSからBootする時には、『BootVariables』
バージョン1.3以降を使用するようにして下さい。
BootVariablesのオプション設定は全部確認するようにして下さい。
(*注 BootVariablesの設定はデフォルトでは『auto-boot?』の項目がチェックされ
ています。他の項目を表示させるには『All Variables』の項目をチェックして下さい。)
他の項目に関してはデフォルト(またはインストール指示書のとおり)
にしておいて、下記のとおりにオプション設定を埋めて下さい。
『load-base』 <100000>
『input-device』 <kbd>
『output-device』 <screen>
もし、望むならば『auto-boot?』の設定をOFFにすることができます。
そうすることによって、直接『Open Firmware』を操作することができます。
起動ディスクとして何がセッティングされていても、単に"boot"とタイプするだけ
でbootできます。MacOSを起動するには"bye"とタイプするだけです。
より詳しい『OpenFarmware』の使用に関する情報はFAQ-o-maticを
参照して下さい。
- よほどひどい事態にならない限り、PRAMクリアすべきではありません-
『auto-boot?』の項目をオフにして、変数を上記のようにしておけば直接
OFを操作することができます。
そこで何がうまく行っていないのか調べることが出来ます。
しかし、もし問題に陥り、MacOSに復帰できないときにPRAMクリアを試みても、
必ずしもうまくMacOSが起動するようになる訳ではないことに注意して下さい。
最初に再起動を試みて、そしてマシンがリセットされ起動音が数回なるまで
コマンド+オプション+P+Rを押しておいて下さい。
これでPRAMをクリアして、MacOSに復帰することができます。
もしうまくいかなくて何も起動しないようであれば、ロジックボードから
すべてのコネクターをはずして、ロジックボード上のバッテリーをはずして
数時間(場合によっては数日間)そのままにしておいて下さい。
それから再びPRAMクリアして見て下さい。
-外付けのSCSI HDから起動する場合にもいくつか問題があります。-
自分の外付けのHDのデバイスIDとルートパーテーションを分かっていれば
『Boot-device』の『scsi/sd@X:Y』の設定を、XにはSCSI IDが
そしてYにはパーテーションが入るようにセットしてください。
しかしながら、場合によってはYを実際のルートパーテーションに関わらず"0"
にしておく必要があります。もし、これでBootしないようであれば、
残念ながらIDE HDかフロッピーディスクからBootさせる必要があります。
-IDEにインストールするために必要な設定は次のとおりです。-
『boot device』 <ata/ATA=Disk@0:0>
-『auto-boot?』オプション中の『boot-file』
オプションでカーネルの
名前とルートパーテーション番号を特定する必要があるでしょうから、
下記に見本を示しておきます。-
『boot-file』 /vmlinux root=/dev/hda5
これが内蔵IDE HDのパーテーション5番目のための記述です。
先日、PowerMac6300/160にてBootできた方から報告を頂きました。
PowerMac6300/160はロジックボードに54XX,64XXと同様のアルケミー
と呼ばれるタイプを使用しているので参考になるかと思います。
しかし、残念なことにどうやってもHD(内蔵、外付)からBoot出来なかったそうで
FloppyDiskからのBootです。
設定
Floppyにvmlinux.coffをコピーする。
Boot Variableの設定は次のとおり。
boot-device を fd:vmlinux.coff
boot-file を root=/dev/sde4(自分のroot deviceを明示)
ちなみに私もこの設定でようやくBootできました。
HDからのBootは外付けのHDからは非常に難しいようで
MkLinux&Mono-LinuxのMailingListでも不完全な(途中でコマンドを
打ち込まなければならない。)状態しか報告がありません。
私自身でもいろいろ試みたのですが、いずれも失敗続きです。
これらの失敗例はかなり蓄積されてきましたので、(^^;
下記にその一部をまとめてあります。
とにかくFDからのbootはFDを読み込む時間が多少かかることが
気になるものの、それほど不便なものでもありませんし
HDbootが主たる目的でもないので、
当分の間このまま使用し続けようと思っています。
この件に関してはフィードバックをお待ちしておりますので
皆様の御協力お願いいたします。
(失敗例も大募集です。)
宛先はjbrand@geocities.co.jpまで