Netscape は、複数の人、乃至は設定で使うことを前提に設計されています。そのためブックマークやCookie、各種の設定情報、アドレス帳、メールの設定やデータなどを複数個保存することが出来ます。そして、それらの情報はひとまとまりにされて、簡単に切り替えて使えるようになっています。つまりOutlook Express でいう「ユーザー」と同じ機能なのです。Netscape では、この機能を『ユーザプロファイル(User Profile)』(以下、単に「プロファイル」と省略)と呼んでいます。
なお、ここで注意しなければいけない点は、Netscape 6/Netscape 7/Mozilla は互いのプロファイルの情報を共有していることです。そのため、現在Mozilla を使用している方や念のためにNetscape 6 を残している方は、それらで使用しているプロファイルを同時にNetscape 7 でも使わないようにしてください。Netscape 6 で使用していたプロファイルを、Netscape 7 に引き継ぐと言ったような旧→新といった場合は構いませんが(それでも問題の起こる場合もありますが…)現在進行形で併用することはさけて下さい。
また、過去に一度でもMozilla やNetscape 6をインストールしたことのある場合、たとえ今はそれらをアンインストールしていても、プロファイルは手動で消していない限り残っていますので、Netscape 7 はそのプロファイルを使って起動します。けれど、それぞれのソフトやバージョンによってプロファイルのデータが微妙に異なるため、Netscape 7 の動作が不安定になったり、場合によってはプロファイルが壊れることもあります。そのような場合は、Netscape 7 で新しくプロファイルを作り直してください。
Netscape 7 では、Netscape の以前のバージョン(ver.4.5 以降)で作成されたプロファイルも、読み込むことが出来ます。そのため、Netscape Communicator 4.x (NC4.x)のユーザも、いちいち設定し直さなくても簡単にNetscape 7 へ移行することが出来ます。
これまでに、 NC4.xを使用していた場合、プロファイルをNetscape 7 用に変換して、引き続き使用することが出来ます。(ver.4.5 以降のみ)
NC4.x のプロファイル データが一つしかなかった場合は、自動的に変換されるのですが、2つ以上のプロファイルを使っていた場合は、どのプロファイルを変換するか、指定することが出来ます。(いくつでも、変換可能です)Netscape 7 の起動時に、Netscape プロファイル マネージャが起動するので、表示されているNC4.x 用のプロファイル(アイコンに、矢印が付いているもの)を選択して、『Netscape 7.0 を起動』をクリックします。

変換を確認するウインドウが表示されるので、『OK』をクリックしてください。NC4.x の設定が変換されて、Netscape 7 が起動します。

まず、プロファイルマネージャを起動します。Netscape 7 を起動して、プロファイルマネージャーが起動しない場合は、スタートメニューから起動してください。『スタート−プログラム(P)−Netscape 7.0−プロファイル マネージャ』から起動できます。

『プロファイルを作成...』をクリックしてください。ボタンがない場合は、『プロファイルの管理...』をクリックすると、現れます。

内容を読んで『次へ』をクリックしてください。

新しいプロファイルの設定をします。まずは、名前を入力してください。自分の名前でも「仕事用」などでも、何でも結構です。『フォルダを選択...』では、標準設定の場所以外にプロファイルのデータを保存することが可能です。その下の『エリアの選択...』では、そのプロファイルでNetscape 7 を起動したときに、どの言語・地域で使用するかを設定します。通常は、そのままで結構です。すべて終われば『完了』をクリックしてください。

新しく作ったプロファイルが、追加されているのがわかります。選択して、Netscape 7 を起動することができます。
使わなくなったプロファイルは、削除することが可能です。『ファイルを削除しない』を選ぶと、プロファイルマネージャからの登録は削除しますが、ファイルは残ります。『ファイルを削除する』を選ぶと、ファイルごと削除します。これを行うと、設定情報やブックマーク、メールデータ等をふくめ全データが削除されます。
