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番外編その5『自作パソコンの適正』

 自作パソコンを作ってから「私にも作れますか?」という質問を時々受けるようになった。ま、聞くほうは社交辞令込みなんでしょうけど、本気で作ろうと考えてる人向けにちょっとだけアドバイス致します。

 自作パソコンに求められる適正。「メーカー製のパソコンじゃ物足りない」と考えてるなら、第一適正は満たしているんじゃないでしょうかね。「安くあげたい」だけなら、別の道を探したほうが無難かもしれません。最低でもハードウェアに関する知識が無いと、下手に安い部品を買ってきて後で苦労する、なんて話をよく耳にしますので。基本的には全部自己責任となるので、「メーカー保証なんていらねぇ」と割り切れるなら安い部品を集めたパソコンを作ってみるのも悪くないです。

 先ほど「ハードウェアの知識が無いと」と書きましたが、全く知らない状態からでも組み立てられますよ。現に私がそれに近い状態でしたし。その代わり、自作をレクチャーした教則本なりHPなりを利用して、ある程度の下調べや勉強などが必要となります。自分の理想とするマシンに合わせた参考書を手に入れるのが近道でしょうかね。

 絶対に向いてないだろうなというタイプは、何でも他人に聞いて解決しようとする人。一から十まで手取り足取り教えてもらえる人が側に居る、或いはそういった環境を自力で探せるなら別ですが、手近な掲示板で聞いても持っているマザーボードやCPU、果てはOSのバージョンや機器構成がちょっとでも異なると質問には答えにくいものです。実際に放置されたまま流れていくログというのを何度か目撃したことがありますが、総じて質問する場所を間違えているか、機器構成が詳細に記されていないか、どれも答えにくいものばかりでした。自作パソコンで本当に恐いのは、組み立てた後のトラブルだったりするので、トラブルと長く付き合っていけるだけの度量と根気が必要なんですね。スグ人にものを尋ねるタイプというのは、そうした度量と根気が足りないんじゃないかなって…そんな気がします。

 手先の器用さはどうだって?う〜ん、これは正直言うとあまり関係ないような気がします。よっぽど不器用でなければ、小学生でも組み立てられるんじゃないかな。私が知ってる限り、中学生で組み立てた人も居るので…。ま、年齢と手先の器用さは無関係なんですけどね。私が苦労したCPUクーラーやケースコネクタの取り付けも、要領を押さえていれば針に糸を通すよりは何倍も簡単な作業かと思われます。心配なら安い中古パーツを一揃えして、動く・動かないは別で組み立ての練習を積むと良いでしょう。一度組み立てたら度胸が付いて、2回目からは鼻歌交じりで組み立てられますって。

 そうそう、これを忘れてた。自作パソコンの適正で求められる一番重要な要素は、パーツ選びを楽しめるかどうかだと思います。このコラムをずーっと読んでた方はお分かりになると思いますが、私が最初に部品選定してから実際に購入するまでどれ程の時間を要したことか。このじっくり選ぶという作業、(浪費癖とは違う意味の)買い物好きな性格の持ち主なら問題ないでしょう。というよりも、ここが一番楽しいプロセスかもしれませんね。

 あとは…そうですね、アクションゲームよりRPGやシミュレーションゲームが好きなら向いてるかもしれません。何でかって?アクションゲームには一瞬の刺激を求めるものが多いですが、シミュレーションゲームにはじっくり腰を据えてユニット(キャラクター)を育てるものが多いから。ちょっとずつパーツをグレードアップさせて、理想のマシンを組み立てるゾ!というのが、シミュレーションのプロセスと似ているかもしれませんね。ある意味、パフォーマンスアップを狙ってパーツをとっかえひっかえする事自体シミュレーションと言えなくも無いが…。

 結論。パソコンを作れるかどうかは、その人の知識や技術力よりパーソナリティによるところが大きい。端的に言うと、モノに愛着やこだわりが持てるマニアックな人ほどハマリ易いんじゃないでしょうかね。「中身より見た目」な人は、優れた工業デザインが採用されたメーカー製のパソコンでガマンしましょうね。え?そんな性格だったら最初から自作を志さないって?ごもっともでございます(笑)

 

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ベル&しん

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