|
・予算は? ・迷い道 ・部品調達
番外編 ・過剰装備
|
12/31 自作PCへの道 番外編その10『マイマシンの大手術〜前編〜』 かなり久しぶりとなりました『自作PCへの道』ですが、今回は久々にPCパーツネタ、それも基幹パーツの交換という荒行に挑戦しました。本来ならばビデオカード増設→CPU&メモリ交換であと2年は使い倒そうと思っていたマイマシン。ところが今回交換するパーツはマザーボード+ビデオカード。一体全体、どこでどう道を間違えたのか。 そもそも事の発端はマザーボードに搭載されている「電解コンデンサ」という部品の頭頂部が隆起していた事に始まります。11月頃に偶々それを発見し、何かの雑誌でそれは「コンデンサ破裂の前兆」という記事を読んだ記憶があったため、慌ててネットで調べてみると「電解液に4級品を用いた不良コンデンサ」の所為なんだとかで、対策としては「膨張(破裂)したコンデンサを取り替える」か「M/Bの交換」となっていた。そのまま使い続けているとそのうちシステム全体に被害が及ぶ恐れもあるそうで、あぁこりゃ大変な事になったなと。参考までに、K7N420 PROで使われていたコンデンサで、今回トラブルが生じたモノ→(リンク先の写真参照。メーカーはLelonと書かれてあった。他にもTeapoやLuxonなど、いわゆる“地雷コンデンサ”を数多く搭載していました ^^;) で、コンデンサ交換は技術的にも物理的(そもそもM/B用コンデンサは入手困難な品)にも困難を極めそうだったので、軟弱な私はM/B交換の道を選ぶ事となった。そこで次なるM/Bをどれにしようかと物色を始めたところ、先日取り付けたばかりのPCカードアダプタが「nForce2には対応してない」事が判明。nForceをかなり気に入っていた私は、その次期バージョンであるnForce2という選択肢を閉ざされ、必然的にVIAかSiSのチップセットを選ぶ事となったわけです。 最終的にVIAのKT600を搭載したASUSのA7V600を選択したわけですが、最新マザーボードを選んだワケは2つ。まず1つ目は中途半端に古いマザーを選ぶと、また不良コンデンサを搭載したモノを掴まされるかもしれないと思ったから。新しいものなら大丈夫というわけではないが、最近のマザーボードは高クロックに対応させる為、コンデンサなどの電源回路もかなり強力に設計されているらしい。一応、購入前に植え付けられたコンデンサを隈無く調べてみたが、素性の怪しそうなコンデンサは混ざってませんでした。で、2つ目の理由ですが…これは将来のアップグレードの幅を少しでも広げる為。KT400ではFSB400MhzのAthlonXPには対応してない為、それに対応したKT600ならAthlonXP3200+だろうがDDR400のメモリだろうがBIOSのアップデート無しで載せ放題だから。「だったらAthlon64対応マザーの方が将来性あるんじゃない?」という意見もありますが、M/B価格は落ち着いてきたもののCPUやメモリも別途買い求める事を思うと、個人的には「手を出すにはまだ早い」かなと。ま、この辺は気持ちの問題です。お値段は9499円なり。秋葉原価格よりちょっと割高。 さて、M/Bも決まった事だし、早速組み立てますか…というわけにいかないのだ。CPUとメモリ、HDDや光学メディア類は使い回せるとしても、肝心のグラフィックボードが無いのだ。私が所有していたM/B「K7N420 Pro」はチップセットに「nForce420D」を搭載しており、これにはオンボードでグラフィック機能が内蔵されていたのだ。まさかノースチップを無理矢理剥がして使い回せるはずもなく、何でもいいからグラフィックボードを手に入れなくてはならなくなった。 選択の基準を大まかに挙げると「1.そこそこ3Dに強そうなヤツ」「2.あんまり値段が高くないヤツ」「3.あまり消費電力が高くなく、熱くならないヤツ」となる。3Dゲームは手持ちのFIFAシリーズ(まだ購入してないが最新版のFIFA2004で要DirectX8.1)ぐらいしかやらないので、最新ハイエンドでなくても構わないのだ。ただ、このシステムは最低でも3年間は変更したくないので、3年先のFIFAシリーズがDirectX9対応になっているかもしれない。その時に多少描画品質を落としてでも遊べるようじゃないと困るので、DirectX9対応のグラフィックボードが欲しいところ。XGIのVoraliシリーズやS3のDeltaChromeシリーズが気になるところですが、ゲームの相性を考えれば2大メーカー、即ちnVIDIAのGeForceFXシリーズかATiのRADEONシリーズとなるだろう。 予算(1.5万円〜2万円)の都合でGeForceFX 5700かRADEON 9600PROのどちらかに決める事にした。ボードメーカーはメジャーな会社でなるべく信用と実績のあるところ。RADEONの方が1000円ほど安かったんですが、最終的には慣れ親しんだnVIDIAのチップを選択。購入したボードはMSIの「FX 5700 128TD」。型番からも分かるかも知れませんが、128MBのDDRメモリを搭載し、TV OutとDVI端子が備わった最もシンプルな製品。コアクロックは425Mhz、メモリクロックは550MhzとnVIDIAの公式発表通りのスペック。最新VGAにしてはメモリクロックが若干低い値だが、あまり高クロックで動くモノは消費電力や発熱もバカにならないので私にはこの性能で十分なのだ。一つだけ不満があるとすれば、オマケについてきたCDがこれでもかってぐらい豊富なんですが、ほとんど要らないものばかりなのでその分だけでも安くしてくれれば良かったのに。お値段は19999円なり。これも微妙に高い。 他にCPUクーラー(CoolerMaster Azteca)とケース用USB2.0ケーブル(バリューウェーブ CAF-012)、システムクーラー(バリューウェーブ FC-500PS。PCIブラケットに取り付ける小さなファン)を購入。CPUクーラーを新たに購入した理由は、前回取り付け時にリテールクーラーで相当苦労した為。騒音も少し気になっていたのでこの際購入してもえぇんやないかと。自分なりに調べて、比較的低騒音でそこそこ冷えて且つお値段も手頃な製品をチョイス。2979円なり。USBケーブルはケース付属の前面ケーブルが1.1にしか対応してない為。これも自分で調べて交換可能な製品を以前から目を付けていたのだ。779円なり。ちなみにケースメーカー純正のUSB2.0ケーブル(ブラケット事交換する)は5千円もするのだ。システムクーラーはグラフィックボードの排熱用。ま、最後の製品は実用上の効能というより保険みたいなもんです。1799円、3点合計5577円。う〜ん、モノがモノだけに高いんだか安いんだか分からない。ま、高級なCPUクーラーを買うとこれぐらいの値段するので、それぐらいの冷却効果があったと見て納得する事にしよう。 とまあ、およそ3.5万円のマイマシン手術プランとなった。これでどの程度性能がアップするのか分かりませんが、CPUとメモリが変わらないので実質3D性能とUSB2.0対応だけでしょう。新しいM/BにはオンボードでSATA RAID(0/1)やギガビットイーサネット対応チップが内蔵されていますが、手持ちのATA HDDを使い回すつもりだし無線LANしか使わないので必要ない機能なのだ。これだったら廉価版のA7V600-XやGIGABYTEのGA7VT600-Lでも良かったやんって?…ここだけの話、両製品に搭載されている安っぽそうなコンデンサ見てちょっと不安になったからなんですが…後から分かった事なんですが、A7V600もOSTという台湾製コンデンサを搭載してました(^^;
※地雷:本来的な意味は地面に敷設して人・戦闘車両を殺傷・破壊する軍事兵器の事だが、それを踏むと酷い目に遭うという事から転じて「通常の製品より性能的に劣る物、若しくは故障率の高い物」を指す、おそらく某巨大掲示板から派生した自作PC隠語。 ----- |
||||||||||||||||||||||||||||||
| [Home|Next|Back] |