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その9『グラフィックボード』

 組み立てはもとより、主だった部品選定すら一向に始まらない中本末転倒なんですが、拡張グラフィックボードをどうしようかモーレツに悩んでいるのだ。たびたびここの欄で触れてきたように、パソコンでゲームをやるつもりはないし、グラフィック統合型マザーボード「nForce」を購入しようと思ってるので、基本的にグラフィックボードは要らないんですが…。私を悩ませる幾つかの要因が浮かび上がってきたのだ。

 それはDirectX8.1の存在。ご存じのない方に少しご説明申し上げますと、「Direct〜」はマイクロソフトが開発したマルチメディアコンテンツ再生用のプログラム群である。私もあまり詳しくないのでハッキリした事は分からないのですが、3Dチャットやネットワークゲームをやった事があるWindowsユーザーなら1度や2度聞いたことがあるかもしれない(※詳しくはこちらへどうぞ)。その「Direct〜」なんですが、OSに標準で入っていたり、Windowsアップデートでプログラムそのものは手に入るので、それ対応のゲームやチャットが全く動かない…という事は(今私が使ってるような古いパソコンを除いて)滅多に起こらないのだ。

 そのプログラム、通常はCPUに計算させて3Dキャラクターを表示したり動かしたりするんですが、この方法だとマシンによってはかなりカクカクした動きになったり、場合によっては途中で動かなくなったりする。私も初期のDirectXを使った3Dチャットで何度かフリーズを体験したことがあるが、例えフリーズしなくても操作性はかなり悪かった覚えがあるのだ。

 「そんなこと、パソコンでゲームやらないんだったら関係ないんじゃないの?」と疑問に思われる方も居るでしょうね。そうなんですよ、だからこそ悩んでいるんです。実を申しますと、私がやってみたいと思ってる数少ないゲームが「要 DirectX 8.0」なんです。理論的に言えばソフトウェアさえ入っていれば、ハードでサポートしてなくても動くはず。でもどうせなら気持ちよく動かしたいじゃないですか。今まで「カクカクフリーズ」で苦い思いをしてきた分、余計にそう思うわけですよ。

 ちなみに「DirectX 8.1」をサポートしたグラフィックボードは、nVIDIAの「Geforce3 Ti500」とATIの「RADEON8500」シリーズのみだ。私の主な使用用途(ワープロなどのビジネスアプリケーションの使用、WEBコンテンツの制作など)からすると、最適なグラフィックボードは2D描画性能に定評のあるMatrox社「Millennium G550」だと思うんですが、このボードは先のDirectX8.1の一部をサポートしておらず、3D描画性能に大きく関わるハードウェアT&Lはついてないのだ。「じゃあGeforce3 Ti500かRADEON8500にしなよ」って言われそうですが、悩みの種はそれ以前にあったのだ。

 私が欲する「nForce」搭載マザーボードは、先日述べたように「nVIDIA」製チップを搭載したものだ。ここからは私の憶測なんですが、ここに政治的圧力(自社製品の販売戦略とも言う)がかからないとも言い切れない。つまり拡張グラフィックボードでの“相性”が強く出る可能性が考えられるのだ。あくまで私の推測に過ぎないので、敢えて抽象的な書き方をしましたが、私の言わんとしてる意味は分かりますよね?

 nForceの仕様書を見る限りでは、ハードウェアDirectX8.0をサポートしてるとは書かれてない。「Geforce2MX相当の」という書かれ方をされている所を見ると、おそらくノンサポートであると言えよう。マザーボード自体の性能が良さそうなので、CPUに計算させても「そこそこのパフォーマンス」は出せると思いますが、満足のいかないユーザーは「ハイエンドな拡張グラフィックボードを使ってください」という事になるだろう。ぶっちゃけた話、相性問題から同じチップベンダーの製品…つまりGeforce3シリーズの使用を推奨される事でしょう。あぁ、遂にぶっちゃけちゃったよ(※後日談:色々なサイトを見て回りましたが、どうやらRADEONシリーズでも問題なく作動するようです)。

 何もGeforce3が嫌いなわけじゃないのだ。性能的にも素晴らしい製品だと思うし、「お値段」さえ都合がつけば今すぐにでも欲しいぐらいだ。けど判官贔屓でヒネクレ者の私は、ATIのRADEON8500も捨てがたい。そもそも最新のRADEONシリーズは、2D描画性能の面でも先のMillennumG550に勝るとも劣らないという評判(※好みの分かれるところだが、一方であまり良い評判を聞かないのも事実)なのだ。

 いずれにしろ拡張グラフィックボードだけで「およそ3〜4万円」の出費がかさむ事は避けられない。これだけ出せば、DVDプレーヤーも余裕で買えるしプレステ2だって買えるのだ。この点については、私でなくたって購買をためらってしまうポイントでしょうね。

 さて、ここで天秤にかける材料として取り出したるは、「私がやってみたいゲーム」の存在。まず1本目は先月発売されたばかりのポストペットの対戦型スゴロクゲーム「イタdeモモ」。普通2Dキャラを動かすだけならDirectX8.0は必要ないが、このスゴロクゲームでは3D構成でデザインされている為(かどうか定かではないが ^^;)、動作環境にDirectX8.0aが求められているようだ。2本目はFIFA公認のリアルなサッカーゲーム「FIFA2002 Road to FIFA WORLD CUP」だ。このゲームは公式HPにシステム要件が書かれてない為、Direct〜が要るのかどうか不明だが、あれだけのポリゴンキャラをスムースに動かすなら要るに決まってるだろう。

 後者のサッカーゲームは同内容でプレステ2版も発売されるので、無理してパソコンで走らせなくても代わりはあるのだが…「イタdeモモ」に関してはパソコンでしか走らないゲームなので、いっそのことDirect8.0対応の高級グラフィックボードを付けて、ついでにFIFAサッカーも買おうか、などと考えてしまうのだ。しかしながら今後バリバリゲームをやるとは思えないので、4万円の出費が「高い買い物」に終わる可能性も否めない。そのお金でプレステ2を買えばDVDも再生できるわけだし…くぅ〜悩んでしまう。

 ま、とりあえず保留にしておこう。何らかの理由でnForceを搭載したマザーボードを買わなかった場合(即ちオンボードでグラフィック機能が搭載されていないマザボを購入した場合)、その時はDirectX8.0サポートの高級グラフィックボードを選択肢として入れておく事にしよう。まずは最小構成で「イタdeモモ」を走らせてみて、思ったほどストレスを感じないようであれば必要無いって事ですしね。…にしても、毎日カタログと睨めっこしては、高級グラフィックボードに憧れる私なのであった。

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ベル&しん

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