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・予算は? ・迷い道 ・部品調達
番外編 ・過剰装備
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その12『モニターレビュー』 本体を組み立てるより先に、液晶モニターを買ってしまった。しかもネット通販で。お店で買うより安かったので別に悪い事じゃないんですが、「送料無料」に引かれて衝動的に購入を決めた感もあるので、もう少し研究の余地があったような気がしないでもない。とはいえ買ってしまってから今更返品するわけにもいかないので、今回は私が購入したモニターSONY製「SDM-M51D BM」のレビューを書きたいと思います。 前にも書きましたが、このモニターに決めた理由は「モニター画面の高さ調節が出来る」事と「デザイン」性に優れていた事、それに一番大事なのが「アナログ(D-sub15ピン)とデジタル(DVI)端子」が使えるという事だった。最後までNANAO製「FlexScan L375」「同 L365」と競合していたんですが、結局予算面から少しでも安い製品を選んでしまったのだ。モニターのガワの色をブラックモデルにしたのは、ブルーグレーモデルが思ったほど「ブルー」でなかった…というよりアイボリー(※VAIO MXのモニターとほぼ同色)やん、という印象だった為。白か黒かこの際どっちでも構わなかったんですが、黒に決めたのはフィーリング以外(強いて言えばOffice向け製品に似た雰囲気を嫌った為)他に大した理由が見つからないです。 さてさて、まだ1日しか使ってないので詳細はこれから…というわけですが、梱包を解いて箱から出した第一印象は「重たい」事だった。総重量は大した事無いんですが、アーム部分を持って運ぶとズッシリと確実に重みが伝わって来る感じ。丁度鉄アレイを持った感じに似ているかなぁ…まあ、よほど非力な女性でない限り問題無いでしょうけど。 マニュアルは比較的シンプル、というか読まなくても勘でセッティング可能です。コネクタ類をどこに接続するのか分かってしまえば、あぁなんだそういう事か、程度のシンプルさ。尤もくっつけるケーブル類もそれぞれ形状の異なる3本しか無いんですが…。 ただし取り付け具合に少々難あり。他の液晶モニターを使った事がないので比べようが無いのですが、コネクタの差込口がモニターに対して水平になっている為、取り付けにはモニターを寝かすか下からのぞき込まないと、位置や形状など確認出来ないのが不便。更に言うと、モニターから出るケーブルをスマートにまとめる方法が洗練されているようで、実はかなり際どく出来ている点が改良の余地有り。VGAケーブルを繋ぐと、その直下に電源ケーブルや音声ケーブルなどをまとめる「コード留め」が本体に直結してるんですが、これがVGAケーブルのノイズ除去装置というんでしょうか、ぶっとい部分と干渉してマニュアルのようにうまく留められないんですよね。仕方がないので、VGAケーブルをモニターのバックパネル内をぐにゃぐにゃと迂回させてから本体外に出すほか無かったです。バックパネル内はあまり広いスペースは確保されて居らず、かなり無理な角度で曲げてるので、後々の耐久性にやや不安な面もあり、購入を検討されている方は注意が必要です。 ケーブルの長さはやや長い感じがしますが、ケースを床に設置する場合や、私のように本体を少し離れた場所に設置する向きには丁度良い長さ。ただしアナログで接続する場合には、その長さ故かノイズも少々発生するので、この辺はまさに「一長一短」と言えましょう。 この辺のマイナス要因があるにも関わらず、肝心の画質については「まあまあ」といった感じか。割合発色も良く、色温度も好みのものがメニューからワンタッチで選べる(※メニューがOSから独立しており、PCの電源が入ってない状態でも設定可能。自動設定なので、通常はいじらなくても最適な状態に設定してくれる)のは評価できる。難点があるとすれば、全体的にぼんやりとした画質だという点。文字のディザが取れ、ちょっと読みにくい印象すらある。おそらくこれはアナログモニターの特性と思われるが、デジタル接続(※別途D-sub-DVI変換コネクタが必要)なった時にどう感じるかは残念ながら現時点では不明だ(※補足:解像度を800*600=SVGAから1024*768=XGAに上げたら文字のディザもキリッと引き締まった。おそらくSVGAでは拡大表示させているだけか、XGAで最適画質が得られる作りになっているものと思われる)。ただしこれらの印象は他社製品を使ったことが無く、比較対象になるのが4年前に発売されたノートパソコンのTFT液晶モニター(おそらくデジタル出力)だという事なので、あまり参考にならない意見と受け取ってください。 そうそう忘れてましたが、液晶モニターで最も心配される「ドット欠け」も端っこの方2カ所と、お値段の割には当たりだったと言えるのでは無いでしょうか。ただし私がたまたま幸運だったかも分かりませんし、むしろ不運だったのかもしれませんし…この辺は実際に購入されるまでは分からない部分でしょう(※一般的に高級機種ほどドット欠けが少ないと言われていますが、液晶パネルなどに高級品を使用してる為では無く、検査が徹底してるために同製品における“当たり外れ”が少ないという噂です)。 輝度とコントラストについては、室内で使う分には実用レベルをクリア(※むしろデフォルトの設定ではチカチカして眩しいぐらい)してるので、DVD再生やTV出力などに使わなければ気にならないレベルかと思われます。もし購入を検討されているならば、ご自分のパソコンにデジタル出力端子が備わってない場合は無理して買う程のものでも無いでしょう。アナログ専用機ならばもう少し安い製品が多いですし…(※ディナーやアイオーなどの製品が安くて性能も良い)。今はアナログだが将来デジタル出力も必要になる、或いは予算5万円内の15インチ液晶モニターで、デジタルでなきゃダメという方にはオススメします。予算が10万円内でより解像度の高い製品をお求めなら、16インチ以上で探された方が無難ですし、もし解像度SXGAをお考えならば、17インチ以上で検討されるといいんじゃないでしょうか。 --追加レビュー(2002年1月8日更新) nForce420 IGP+nVIDIAより配布されているグラフィックドライバーDetonatarXP 23.11環境(アナログ出力/32bit XGA)で数週間使用してみた感想は、色味がややキツイ感じがするものの文字も比較的読みやすく色滲みなどもほとんど感じられない。DVDは機器が手持ちになく再生したことが無い為不明だが、リアルプレーヤーやWMPをフルスクリーン表示させた際に黒諧調でのコントラストがやや悪いようにも思われる。 気になるDVI(デジタル)接続に関してですが、当方の環境ではDVI-D接続にグラフィックチップ側で対応してない為不明。ただアナログでも画質はいい方なので、よほど細かい作業を求められない限り必要無いものと思われます。
モニターデータ 購入品名 SDM-M51D BM(SONY) ---- |
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